「【人間同士の愚かさ、醜さ、卑劣さ、金への執着心を二転三転四回転半する巧妙なストーリー展開でエロティック要素をタップリと盛り込んで描いた作品。最後に大金を手にして、高らかに嗤ったのは誰だ!】」ワイルドシングス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【人間同士の愚かさ、醜さ、卑劣さ、金への執着心を二転三転四回転半する巧妙なストーリー展開でエロティック要素をタップリと盛り込んで描いた作品。最後に大金を手にして、高らかに嗤ったのは誰だ!】
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■アメリカ屈指のリゾート地・フロリダ州エバーグレーズのブルー・ベイ。
ある夏、その街でスキャンダラスな事件が起こる。
地元のブルー・ベイ高校に通う良家で街を牛耳るバンライアン家の子女・ケリー(デニース・リチャーズ)が、進路指導教諭のサム・ロンバード(マット・ディロン)からレイプされたと訴えを起こす。
レイ刑事(ケヴィン・ベーコン)は執拗なまでに真実を追う。
サムは、弁護士ケン・ボーデン(ビル・マーレイ:食わせ物っぷりを見事に演じている。)を雇い、ケンは且つてサムにレイプされながら、不可思議な行動を取ったスージー・トーラー(ネーヴ・キャンベル)を法廷に呼ぶ。
そこで、彼女が言った”真実”・・。
◆感想
ー 女子高生レイプ事件に隠された陰謀を描いたサスペンスとして物語は進行する。-
・エンドロールで流れる、只のジャンキー高校女子だと思っていた、実はIQ200を超える、スージー・トーラーが企んだ数々のトリックシーンには唸らされる。
ー このような作品が好みなので、劇場で観ていれば4.5である。-
・製作総指揮も務めたケヴィン・ベーコンは、今作の大ヒットにより高笑いしたそうだが、彼も又、劇中では序盤は高潔な刑事役を演じているが、後半はその実態が明らかになるのである。
ー で、登場人物は異なれど”エロティック・サスペンス映画”としてシリーズ化される。ー
<今作の真犯人及び協力者が誰かが、中盤の法廷シーンで分かった人は、相当な推理力があるんじゃないかな?、と思った作品である。>
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