「純真無垢の美しさに心震える」ロミオとジュリエット(1968) 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
純真無垢の美しさに心震える
原作のある映画化。
見る人を誘うのは
若いふたりの純愛と
やるせない結末。
今に通じるこの物語
作者のシェイクスピアは
400年も前に生きた人。
映画の舞台はイタリア
若くピュアなふたり
妨げ憎しみ合う両家
時代を感じる衣装と音楽
それぞれ重みがある。
注目はジュリエット
甘く美しい微笑み
純真無垢の視線は
誰もが虜になる。
音楽は巨匠ニノ・ロータ
音色は詩的で強く留まり
音と共に映画が甦る。
両家を戒めるような
重厚なナレーションは
誰の胸にも強く響く。
触れるべきは純愛
伝えるべきは教訓
流すべきは涙
それに尽きる。
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