ロッキー2のレビュー・感想・評価
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最後はファイティングポーズ取ってないが良いのか?
『お前、これから50年どうやって暮らすんだ?』
僕はこの映画をずっと見ていたと思っていた。
イヤイヤ、見たかもしれない。でも、ストーリーは全く覚えていなかった。こんな話だったんだ。
くさ過ぎる続編♥
ミッキーいてこそ
書きたい感想は大体皆さんに先書かれてたから、ここであまり取り上げられてない感想を一つ。
この「2」の魂揺さぶる感動場面はことごとくミッキーがいる。
エイドリアンの「勝って」のあと敢えて今までのことが何もなかったかのように「ボサボサしてんな!練習だ!」と気合いを入れるところ。しんみりさせないミッキーの配慮。
ロッキーが勝った瞬間、子供のように「イヤッホー!」と飛び出していくところ。
エンドロール直前、ロッキーとミッキーの寄り添う場面で静止画になるところ。
この二人の絆を感じる場面でした。
スタローンが「本物」だということを証明した、重厚な人間ドラマ。 ぞろぞろついて来てっけど、これ『ロッキー』の撮影なのよ〜。
一人のボクサーの人生を描いたヒューマン・ドラマ『ロッキー』シリーズの第2作。
あの死闘から10ヶ月、それぞれのプライドと信念を賭けて、ロッキーとアポロが再びリングの上で火花を散らす。
主人公ロッキー・バルボアを演じるのは、前作から引き続きシルベスター・スタローン。
前回同様にスタローン本人が脚本も担当しており、今回はさらに監督までも務めている。
前作『ロッキー』は、まるでスタローン本人の人生とリンクしているかのような、見事なまでの情熱とアメリカン・ドリームを見せてくれた。
この『2』では、より意識的にロッキーをスタローンの分身として描いている。
一夜の成功により、富と名声を手に入れたロッキー。しかし、その後の人生は思うように上手くいかない。
ロッキーは足を洗ったはずのボクシングに、半ば否応無くカムバックすることになる。
もうこれ完全に、『ロッキー』出演後のシルベスター・スタローン本人でしょ!
『ロッキー』の後、スタローンは『フィスト』(1978)と『パラダイス・アレイ』(1978)の2本の映画に主演する。
両作品とも脚本を担当、『パラダイス・アレイ』では監督も担当しその多彩ぶりを発揮するが、どちらも興行的に失敗。
あわやスタローンのアメリカン・ドリームもここまでか…、と思われていた矢先に公開されたのがこの『2』な訳であります!
ボクシングに情熱を失っていたロッキーが奮起するきっかけとなった、息子ロッキーJr.の誕生。
実はこのロッキーJr.、スタローンの息子であるセルジオ・スタローン本人👶
もうここまでくると、現実と映画の境目が消滅していると言っても過言では無い💦
あれだけ綺麗に終わった『1』。
その続編なんて、蛇足になるだけだろうと思っていたのだが、これが中々イケる✨
というか、『1』と『2』を合わせることで、ようやく一つの物語が完成したかのような感じもする。
ロッキーvsアポロの死闘。ロッキーはたしかにその拳で栄光を掴み取った。
しかし、所詮は一遍こっきりの善戦により齎されたものであり、それが本当の実力だったのか、それともただのまぐれだったのかはわからない。
この『2』で、ロッキーは再度最強の相手と対峙する。
すなわち、あの死闘がまぐれでは無かったということを、自分は本当のファイターだということを証明するために戦うのである!
アポロとの再戦というストーリーは、下手をすると前作のただの焼き直しになってしまい、退屈な代物にもなりかねない。
しかし、安易に別の強敵を設定するのでは無く、アポロとのリターンマッチにしたという攻めの姿勢は評価すべき点だと思うし、それがただの焼き直しではない、双方それぞれに新しいドラマを生み出している点は素晴らしい!
ロッキーは愛する妻の「勝って」という一言に応える為に、アポロは失った尊厳を取り戻す為に、それぞれに命を賭す。
それぞれ目的は違うのだけれど、両者とも命より大切なものの為に戦う。この展開に燃えない訳がない!!
試合の前日、暗がりの中アポロが一人鏡を覗き込むシーン。これが最高に効いている。アポロをただの敵役では無く、一人の尊重すべきファイターとして描いている点が、とても良いのですっ!😆
「45分の試合のために、45000分のトレーニングの行う」という一言に、プロボクサーの凄まじさを感じました…😨
作中のロッキー同様、スタローンも『ロッキー』とのリベンジマッチに挑む。
しかも今回は自らが監督も担当するのだから、これがコケたらもう言い訳出来ない。
スタローンが「本物」の映画人なのか証明するための戦いは、700万ドルの予算に対して2億ドル以上の興行収入を叩き出したことで決着をみた。
スタローンは自らの手で、自分がただの一発屋ではないことを証明したのである!!
試合描写に関しては、リアリティに欠ける。
ロッキーもっとガードしろよ!
ヘビー級のパンチをあんなに顔面にもらい続けたら死んじゃいます😇
とはいえ、『ロッキー』シリーズは、特に『1』と『2』に関してはボクシング要素はほぼおまけ。
ボクサー映画であってボクシング映画ではないので、試合描写にゴタゴタ言うのはお門違いというものなのです。
いや、やっぱり『ロッキー』って良いものですね〜。
冒頭からずっと泣きっぱなし…😭
絶頂と転落、そしてどん底からのカムバックをこれだけリアリティあふれるタッチで描けるのは、それを体験したスタローンならではなのでしょう。
『ロッキー』は人生の教科書です💪
※ランニングシーンでくっついてくる子供たちが、自分の記憶の100倍多くて笑っちゃったっ!🤣
ぞろぞろついて来てっけど、これ『ロッキー』の撮影なのよ〜(byくりぃむしちゅー上田)。
よかった。
アポロ戦の後に目の怪我も有り、ボクシングから離れていたロッキーが再戦するまでの話。
運転が下手なロッキーが観れる。
妻が子供を産んだことによる病気で戦意喪失してたが、それをとりもどすのが良い。
胸が熱くなる。
最後になってエイドリアンも意識をもどし、「勝って」の一言でようやくロッキーに火がつき試合に向かって整えていく流れは、最高に熱いです。
それまで大した職につけなかったり、トレーニングにも魂がこもっていなかったのが嘘のようですし、それまでのロッキーの情けなさとのギャップが感動を生んでいます。
ただそこまでのシーンはまだかまだかとひたすら焦らされる思いでした。
よかった
ロッキーが相変わらず薄ぼんやりして優しくて人が好くて、そんなロッキーにまた会えてうれしい気分になる。本格的にボクサーを引退しようとして職安に行ったり肉屋で働いたりしている様子が楽しかった。
ポーリーはロッキーにアポロと試合をしろとけしかけていたのだが、いいのか?
エイドリアンは対人恐怖症を克服しているようだった。ロッキーの優しいオーラに癒されたのだろう。
右目がすっかりダメになってしまっていたし、オーソドックスからいきなりサウスポーに切り替える以外の作戦が全くなかったのにアポロにKO勝ちしていた。結婚して赤ちゃんが生まれ、エイドリアンがこん睡状態から復活したその喜びをパワーに換えたのだろうか。責任感が強まったのかもしれない。思えば所詮は、自分はクズでないことを世界に向かって証明するために、自分自身のために闘っていた。
アポロには子供が二人いるようであった。
これ売れたのかな?
自分としてはどうもストーリーと展開が1とかぶっているように感じる。
確かに結婚して、子供ができて、ロッキーが置かれている立場は変わったわけだが、後半なんか特に、アポロとの戦いに決心がつき、トレーニング、試合、序盤は負けそう、最期は逆転…。どれも前回見た展開で、同じ映画を見ているみたいだった。
だからといって駄作だとは思わない。前作と同様、とても楽しんで見ることができた。
上でも言ったように、今作のロッキーには生活がかかっているし、下町の期待を背負ったりして、アポロに負けることができない状況下に置かれていた。
前作のように失うもの何もがない三流ボクサーではなく、彼に実績を持ったプロフェッショナルな姿を見ることができ、成長しているのがよくわかった。
そうだ。ミッキーも良かった!
ガラガラ声でかなりストイックなおじいちゃんは、いつも辛辣な言葉を浴びせるわけだが、実はエイドリアンの病室にちゃんといたり、死にそうなロッキーに対してもう立つなとか気にしてくれたり、実は一番の理解者なんじゃないかと。
とりあえず引き続き、ロッキーは鑑賞していこうと思った。
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