ロスト・ワールド ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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あなたが名を売るのはいい。だが、他人を犠牲にするのはよせ
映画「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」
(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
鑑賞後のメモから推察すると、あまりに台詞が少なく、
恐竜に追われ逃げ惑う、単なるパニック映画と変わらなかった。
前作が偉大すぎたからか、あまり感じるものがなく観終わった。
強いて上げるとすれば、映画冒頭の会話。
「二度と同じ過ちは起こさんよ」「これは新しい過ちだ」
前作で生命力の強さをこれでもか、と思い知らされたにもかかわらず、
またまた、欲に目がくらんで「同じ過ち」を繰り返すことになる。
本当に懲りない人たちだなぁ・・とつくづく呆れてしまった。
そう言えば、こんな台詞がメモに残っていた。
「あなたが名を売るのはいい。だが、他人を犠牲にするのはよせ」
私が「ジュラシック・パーク」のシリーズで感じたことを一言で言えば、
このワンフレーズで表現されてしまう。
個人が責任を取れる範囲の研究・開発ならいいが、
人間はなぜか、発見したことを試してみたくなる性格をもっている。
そして、その成果を世に認めて欲しくなるに違いない。
その過程で、多くの人たちが犠牲となっている事件を、
現実の生活でも実感するからこそ、このフレーズを残そうと思う。
映像は、CGを駆使してリアルになったにもかかわらず、
恐怖心はあまり感じなかったのは、主人公は殺されない・・という
単純な発想であった気がする。
銃で撃たれて死ぬのと、恐竜に喰われて死ぬのでは、違うのだから。
物語の劣化が激しい
総合:60点 ( ストーリー:40点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:85点|音楽:65点 )
映像はいいが、二作目ともなると一作目ほどの驚きはない。しかも物語がかなり劣化してしまった。
例えば、いつ襲われるかわからない危険地域で、弾を装填していない銃を持ち、見張りもたてずに全員で寝入って恐竜に襲われる傭兵たちがいる。本当に馬鹿すぎてひくくらい呆れる。結局傭兵たちは恐竜の怖さを表現するためのやられ役なのだろうが、こうでもしないと完全武装の人間が簡単に恐竜をやっつけちゃうからだろう。
それにやたらと恐竜に対する倫理観を前に出してくるし、主人公側は恐竜が目の前にいてもなかなか殺されない。映像の良さと恐竜に襲われる怖さは観ていてあるけれど、物語の質の低下がとにかくひどくてB級水準にまで落ち込んでしまった。
1の方が好きではあるが,まー悪くは無い(笑) やはり1の博士でない...
やはり2で1を超えるのは難しいが良作。
2は1には及ばないが安定の面白さ。
崖のシーンは絶対死ぬだろwと思いますがそれはご愛嬌。
サンディエゴに着いてからティラノサウルスが暴れ出した時はもう完全にオワタ(^o^)/と思いましたが子供を餌によく連れ戻してくれました!
良かった良かった。
2作目にして漂うネタ切れ感
ヌブラル島の悲劇から4年。
ジョンハモンドの手により再び蘇った恐竜の世界に足を踏み入れるイアンマルコム博士らを描いたジュラシックパークシリーズ第2作目。
歴史的大ヒットを記録した前作と打って変わって評価の悪い今作。
大人気ジェフゴールドブラムによるイアン博士の続投と後の大女優ジュリアンムーア共演でキャスト的にパワーアップをしたかのようにも見えるが、前作の焼き直し感の強いワンパターンの展開に主要人物の行動に不満や疑問を持つ声が多く、結果あまり好評価とされていない様子。
前作よりもワクワクする要素が少なく、ただただ暗い内容になってしまったようにも感じるが、意外とNYに進出して暴れるT-REXなどのシーンが好きで駄作と切り捨てるには少し勿体無い作品。
ジェフゴールドブラムを拝めると思えば、普通に面白い作品と感じるはず笑。
2015年08月28日(金)1回目
2018年07月29日(日)2回目
面白いがちょっと間伸び感
子供のころ劇場で鑑賞していたが、小さな恐竜の恐怖と崖から落ちそうなシーンが今でも覚えていたほどすごいインパクトだった。
全体的にジュラシックパークのような明るさはなくおどろおどろしい感じ。
これはこれで充分楽しめるがどうしても前作と比べてしまう。
最後、島からの脱出でスッと終わらず、アメリカへ上陸させてしまった部分は蛇足だったような…
でも、人間のエゴで恐竜を現代に持ち込もうとしたらこうなるという見せしめとして必要だったのかな。
マルコム博士かっこよかったです!
ロストワールド
✴︎あらすじ
主人公は、前作のアラン・グラント博士から代わって、数学者のイアン・マルコム。舞台は、前作の舞台イスラ・ヌブラルの近くにあるサイトBと呼ばれる島。ジュラシックパーク開園まで恐竜復活・飼育の研究施設があった場所という設定である。
イアンのお気楽、おちゃらけた雰囲気は全く無くなっていてかっこよかった。経験者のイアンの話を誰も真剣にきかない、そんな忠告を聞かない人達にイライラするー。そのせいで仲間を最後まで助けようとして恐竜から逃げずに車を引き上げようとしてくれてた仲間まで失って、危うく子供1人を残して3人とも死ぬところだった。
✴︎感想
ジュラシックパークより笑えるシーンが少なくて、ミステリー要素の方が強い気がした。
前作に比べると…
パニック映画としては楽しめるが、前作と比べると・・・
久々にこの映画を見たら、改めて前作の偉大さを思い知らされました。
今回はもう完全に大作怪獣(恐竜)パニック物になってしまった印象なんですよね。
恐竜へのリスペクト度がかなり少なくなったような、ってまあそんなに恐竜ファンでもない自分としては、これはこれで楽しめたことは楽しめたんですけど。
終盤のTレックスがアメリカ上陸するシーンなんて、特にもうほとんど怪獣パニック物。
逆に怪獣パニック物としては、映像面の進化もあってかなりのド迫力で楽しめましたが、結局ドキドキ感のみで、前作のようなワクワク感は皆無なんですよね。
人間側のキャラクターも魅力に乏し過ぎ。
やはりサム・ニールのグラント博士がいないのは致命的、マルコム博士もいいキャラしてるが、やっぱり脇役キャラですし、他の人間達はいくらなんでもクズ過ぎでしょ(苦笑)
暴走するにしてもハモンド社長のような愛らしさが欲しかったなぁ。
ただ、ピート・ポスルスウェイトが演じたハンターはちょっとカッコ良かったですけどね、と言うか懐かしい!
あとジュリアン・ムーアが、まだ若くてしかも暴走キャラを演じていたのが妙に新鮮でした。
とは言え、本当にトラブルメーカーでしたけど・・・。
人間の愚かさを描いたと言う意味では前作以上でしたが、全体的な満足度は前作に遠く及ばず、ってまあ傑作と比較しなければ普通に面白いパニック物なんですけどね。
恐竜は小さい方が怖い
映画の内容自体は完全に忘れていたが、小さい恐竜が女の子を襲うシーンはトラウマとして記憶に残っていた。
恐竜はデカイ奴より、小さくてすばしっこい群れの方が襲われたくない、その認識を確固たるものにしてくれた映画。
Tレックスの市街地は嬉しいけど、母性の存在が提示されていたから圧倒的な恐怖は薄れていたと思う。テーマはぶれてないから良いが、個人的に物足りなさを感じてしまう部分でもある。
前作が恐竜が現代に蘇ったなら、今作は昔ながらの恐竜映画が現代に蘇った
大ヒットシリーズ第2弾。
恐竜たちが縦横無尽に君臨する島でのサバイバル。
往年の恐竜映画が好きな人にとっては、前作よりワクワクする内容になっている。
“ロスト・ワールド”(=失われた島)というタイトルもイイ。
CG技術は更なる進歩を遂げた。
特に恐竜狩りのシーンは圧巻。
バイクでブラキオザウルスの足元を走るシーンは“魅せてくれる”。
原作小説はもっと“自然の脅威”が浮き彫りになっていたが、驚くほど原作を大幅変更したストーリー。ラスト、ゴジラ…じゃなくてティラノサウルスがアメリカに上陸して大暴れするんだもの。
その為、賛否両論になったが、こういう恐竜映画を見たかった…という人もいるハズ。往年の恐竜映画でも、ラスト恐竜がアメリカに上陸するという話があった、タイトル忘れたが。
スピルバーグのサービス精神と童心が溢れる。
帰って来た恐竜公園
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