ロスト・ワールド ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
全82件中、21~40件目を表示
恐竜描写の技術は益々発展。 恐竜アクションの連続活劇❗
午前十時の映画祭13にて。
誰もが驚愕した恐竜体験から4年後、再びスピルバーグが監督した本作は、より恐竜アクションに重点が置かれている。
金儲けを企んだ企業が恐竜を生け捕りにしてアメリカ本土に連れ帰るが、大惨事に発展するという大筋は『キング・コング』と変わらない。
立て続けに観ると、前作ほどのインパクトは感じられない(それは仕方ないだろう)が、連続活劇として描こうとするスピルバーグの工夫が随所に見られる。
まず、人間が襲われる一方だった前作では見られなかったシチュエーションが、恐竜ハンティングのシーンで展開。
これが、本作のテーマを示唆してもいるのだ。
ティラノサウルスに襲われるトレーラーのシークェンスは、一息つかせて次の危機、また一息つかせて次の危機の連続を、主人公たちを限られた空間に閉じこめた状態で見せる。
一転して、廃墟となったコントロールセンターのシークェンスでは、群れで襲ってくるヴェロキラプトルから逃げる主人公たちがバラバラになり、居住区の廃屋や朽ちた乗用車などの位置関係を使って、複数の攻防を立体的に見せている。
これらのアクションは本当によく工夫されていて感心するが、少々遊び過ぎな面も否めない。
そして、スピルバーグがどうしても撮りたかったという、恐竜の本土上陸シークェンスへと展開する。
ここで我等は東宝他の特撮怪獣映画を意識しないではいられない。
逃げる街の群衆の中に日本人らしき一行が見えるのは、スピルバーグの日本へのリスペクトだと思いたい。
リチャード・アッテンボロー演じるハモンド翁は、ジュラシックパークで生じた負債の責任を負ってインジェン社の社長の座を追われている。
失脚させたのは甥のルドロー (アーリス・ハワード)で、こいつが利益主義者のステレオタイプなのだが、計算高いようで頭が悪い。ジュラシックパークの惨事からは何ら学んでいないのだ。
ハモンド翁は、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)たちを島(サイトB)に行かせて何をしたかったのか。甥の企みを知っていたはずで、ハンター隊より先に島に行って生態調査をさせたからといって、どうなるというのだろうか…。
本作の主人公はマルコム博士なのだが、前作とは別人のように好い人になっている。
悪い人だった訳ではないが、もっと斜に構えた人だったはず。
博士の元恋人の古生物学者サラ(ジュリアン・ムーア)と、娘のケリーの二人がやたらヤンチャ者で、無謀。
ハンター隊の隊長テンボ(ピート・ポスルスウェイト)は強面だが、優しさや気遣いの一面もあって、このキャラクターが物語の後半には全く絡まないのがもったいない。
悪だくみの首謀者たちがキチンと犠牲になることには溜飲が下がる思いだが、悪くない人も犠牲になる。ちょっとその辺りはスピルバーグらしからぬところか。
…と、物語の完成度にやや疑問ががあって、この映画は前作と違って低評価を浴び、興行的にも前作を下回った。
どうやら、次作の予定だった本土上陸エピソードを、スピルバーグが多忙で次作を監督できないため本作に盛り込んだのだ、とか。
そのためか、脚本の検討が緩くなったのかもしれない。
とはいえビッグコンテンツとしてシリーズは続くのだから、製作側としては失敗ではなかったのだろう。
問題のパート2
アトラクションムービー
過去の低評価は当時のある問題のせいであって作品は面白い
作品の素晴らしさは後に置いておいて
なぜ発表当時評価が低かったかについて解説します
レジェンド過ぎる1作目を超えられなかった?
もちろんそれも多少ありますが
主原因は違います
当時叩かれた理由は
原作小説と内容が違ったためです
コレは当時ジュラシックパークが流行り小説も爆売れして続編の小説も好評だったのですが
いざ出たワールドは内容が違う!
コレに評論家や得意げに小説読んで解説していた組みは顔真っ赤にして原作通りやれ!など叩いた(本当です)
コレには理由があって
元々スピルバーグは2作目を作る気はなくて他に任せようとしたが原作者がお願いして承諾し
2作目は執筆と映画が同時製作でそれぞれ別々の内容としてやろう!という取り決めがされていた
ただしコレは当時ほぼ知られてなく依然として何だよコレ!と叩く人が多かった
まだネットも普及してなかった時代だったから情報の広がりも遅かった
何故かその頃の低評価だけが先行してそれを見た現代の評論家は同調して低評価している
実際はとても面白い作品だ!
前半は恐竜ハンターや恐竜達とのスリリングな戦い、後半は恐竜が現代文明に来て暴れ回る!最高じゃないか
たしかに多少端折っているため船の船員が死んだ理由が映画ではわからなかったり(一緒に乗っていたラプトルにやられた設定)何だこの環境保護テロリスト女は?グランド博士は?などツッコめる部分はある
でもこれ以降の作品を見てみろ
ロストワールドの足元のレベルにすら達してない
偉大過ぎる1作目よりは劣ると言われるのはわかるが2作目としては決して駄作ではない名作だ!!
盛り上がりに欠ける
T-REX出すぎでしょ
ハズレ
ホーム&アウェイ
「ジュラシック・パーク」が凄かったので続編は出来がどうあれ待望の作品でした、BSでやっていたのでまた観てしまったが3回以上は観ているでしょう。
恐竜の種類も増え、まるでハタリのような恐竜狩り、CGもメカトロニクスも4年で更に磨きがかけられた。
プロットはホームを離れアウェイでの立ち回りも追加されたのだが、怪獣映画の殆どはアウェイで暴れるのが定番、むしろホームグラウンドにフォーカスした前作の方が画期的だったのかも知れません。ただモンスター級の怪獣ではなく蘇った恐竜ですから自力で都会まではこれません、そこで懐かしのキングコングを思わせる船での輸送、実際に展示されたら人気は双子のパンダどころではないことは明白だから時代は変わっても欲深い興業主は後を絶たないでしょう。
舞台はサンディエゴだからNYとは一味違ったシチュエーションは秀逸、熊の親子がプールで遊んでいたというニュースをテレビで見たが、T-REXだったら腰を抜かすのは間違いない。
この映画の不思議なのは人や犬まで殺されるのに恐竜は殺されないところかな、もっとも悪いのは人間の方ですし、恐竜ファンの子供への忖度もあるのかな、それにしても愛犬が喰われるシーンは酷いでしょう、クレジットで動物は傷つけていませんとあったが気になりました。では人は良いのかと言われたら身も蓋もありませんがね・・。
新しい気づきという程ではないのですが、子を追ってくるのはパパT-REXと言っていましたが、ずーっとママの方だと思い込んでいました。恐竜の性別はどこでみるのでしょう・・。
1作目が良すぎたのかな?
2~3回目の鑑賞
ゴールデンラズベリー賞だっけ?
ノミネート作らしく、かなりおかしな設定
金曜ロードショーで1作目に続いて2週連続で放送したから見たという程度
サラだっけ?イアン博士の彼女
恐竜の知識があるという設定だけど
数学者のイアン博士の忠告を聞かずに危険な目にあったり
意味わからない
アメリ映画によくある
「主人公と主人公の大切な人は無事に生還するけど、他の人たちがたくさん死んでしまう」
という自分の嫌いなストーリーで後味悪かった
シリーズ全作連続放送するなら、とりあえず見るつもりだったが
3作目以降は放送なかった
失われたのは世界ではなく物語の面白さ。レックスくん、他にもっと食べるべき人が居るよ!
恐竜パニック映画『ジュラシック・パーク』シリーズの第2作。
前作の登場人物イアン・マルコム博士を主人公に据え、「サイトB」と名付けられた、恐竜が繁殖する島での恐怖の冒険が描かれる。
監督はスティーブン・スピルバーグが続投。
○キャスト
イアン・マルコム…ジェフ・ゴールドブラム。
新たなキャストとして、イアンの恋人で古生物学者のサラ・ハーディングを演じるのは『妹の恋人』『逃亡者』の、後にオスカーや世界三大映画祭などのビッグ・タイトルを総なめにする大女優となるジュリアン・ムーア。
「最低続編賞」や「最低脚本賞」などでラジー賞にノミネートされてしまった本作。なる程、確かにコレは…。
子供の頃、確実に観たことがあるはずの作品なのだが、冒頭で女の子が襲われるシーン以外、全くと言って良いほど記憶に残っていなかった。
子供心にも、なんか微妙な映画だと思ったのだろうか。
間違いなくインパクトはあるのに…不思議だなぁ。
唯一記憶に残っていた冒頭のシーンもそうなんだけど、ホラー・パニック映画の要素は前作から大幅にパワーアップしている。
サラがガラスの上に取り残されるところとか、Tレックスが影になってテントに映し出されるところとか、ちっちゃい恐竜がオッさんに飛びかかるところとか、草むらの中からラプトルが襲ってくるところとか、本当にハラハラドキドキする描写が多いし、それらが全て上手い。
恐竜のCGのクオリティも上がっているし、レックスは2頭も出てくるしで迫力満点の恐竜パニックが楽しめる。
結論から言えば、つまらない映画では決して無い。
むしろ普通に面白いパニック映画だと思う。
じゃあなんでこんなに評価が低いのかといえば、どうしても看過し難い問題点があるから。
①キャラクター、特に仲間達の魅力が一切ない!
前作でも大概問題児だった恐竜気狂いのハモンド博士。
4年前あれだけの問題を起こしたのにも拘らず、性懲りもなくまた少人数での調査隊を結成する。
しかもマルコム博士の恋人を送り込むことで、彼が島に行かざるを得ない状況を作り出すという策士ぶりを披露する。
もうこいつが最大の悪役やろ。
そのくせ、ラストはなんか良いことを言って物語を〆るのだからタチが悪い。
全くマルコム博士のいうことを聞かないサラ。
今回のヒロインなのに、魅力が一切ないどころか、大抵のトラブルはコイツのせいだったりする。
マルコム博士は早くこの女と別れた方が良い。
メカニックのハゲたオッさんが英雄的行為の果てに食べられてしまったけど、間違いなくレックスくんが食べるべきだったのはこの女です。
マルコム博士の娘ケリー。
お父さんと全く似ていないことを指摘されるが、そのことに関しては謎のままである。
こいつも人の話を聞かない。
体操アタック!が物語のシリアスさを削いでいる🤸♀️
前作に登場した子供達、レックスとティムは、否応なく惨劇に巻き込まれたため同情することができた。また、彼らの成長は物語を進めるのに欠かせない要素であり、彼らと交流することでもたらされた主人公グラント博士の変化は感動的だった。
彼らは、物語上絶対に欠かすことが出来ない存在だった。
しかし、ケリーに関しては勝手についてくるわ特に物語には必要ないわ、その上シリーズにおいてあれだけ避けていたはずの恐竜殺害をやってのけるわ、もうなんのために登場させたのか分からん。
本作のメッセージは、女と子供は言うことを聞かん、ということなのだろうか?
元環境テロリストのニック。
この人もサラ同様、やることなすこと裏目に出る。
恐竜の赤ちゃん助けとる場合かっ!💦
ニックの真の目的は、ハンターたちに捕獲された恐竜を助けることにあった。
檻から逃げ出した恐竜たちは、ハンター部隊の装備や人員に甚大な被害を与える。
このハンターたち、登場時は『マッドマックス』のチンピラ並みにヒャッハーしていたのだが、実は結構話のわかる人たち。
自分たちを命の危機に晒したイアン・マルコム御一行を助けてくれ、その後行動を共にするようになる。
特にリーダーのハゲ、ローランドは普通にリーダーシップのある頼れるおじさんだった。
そのため、味方であるニックの起こした行動が、ただただ残虐な仕打ちのように思えてしまう。これでハンターたちが非道な人間たちならいくら殺されてもOKってなったんだけど、そうじゃないからなんか後味が悪い…。
特にローランドの銃から弾を抜いたことを誇らしげにアピールするところ!お前マジで余計なことすんなよ!ローランドさん死ぬところだったじゃねえか!結果としてアメリカ本土にレックスが上陸することになったし…。
本当にやることなすこと裏目に出る男だよニック!
②脚本に問題がある!
というのも、本作は誰が見てもわかるように2本の映画を無理矢理一本にしたかのような、歪な構成になっている。
何故かラストの30分はエメリッヒ版『GODZILLA』みたいになる。
たしかに、T-レックスがアメリカを蹂躙するという展開は燃える🦖🔥
であれば、『1』の焼き直しのような島でのイザコザを全て取っ払って、恐竜がアメリカの大都会で大暴れすると言う映画に振り切ってしまえば良かったのに。
ジャングルもやる都会もやるというどっちつかずの態度が、結果として映画を散漫なものにしてしまっている。
島を舞台にするなら、マルコムチームとハンターチーム、そして恐竜軍団の三つ巴という描き方も出来ただろう。
都会を舞台にするなら、レックスやラプトルが人々に襲いかかるという恐竜パニック映画が作れただろう。
面白くなる要素がたっぷりとあっただけに、映画の出来に不満の声が寄せられたのもわかる。
流石スピルバーグ、本作も十分面白い映画です。
ただ、『1』が面白すぎたのです。
どうしてもあのレベルを求めてしまうので、本作にガッカリするのも仕方がないかな、と。
なお、『1』同様に本作も吹き替えのレベルがバリ高いので、吹き替えファンにはおすすめ出来ます😆
酷評が多いですね、
まさに「じゃない方」 なんでサムじゃなくてジェフやねん! いずれ出...
まさに「じゃない方」
なんでサムじゃなくてジェフやねん!
いずれ出てくるのかと思ったら最後まで出てこずびっくりした。
特殊部隊みたいなの出てきた辺りからつまらなくなったな。
ありきたりになっちゃった。
やっぱり1は越えられない。
子育ては大変
日テレ金曜ロードショーにて。
ティラノサウルスの子供への愛情が素晴らしい。ちゃんと獲物を手負いにして、「さあ、やってごらん」と初めての狩りをやらせるところがいい。その獲物は人間だけどね。
原作を読んだのもだいぶ前なので、記憶も定かではないが、あまり原作は生かされていないかも。むしろ、前作ジュラシック・パークのネタを使っている。冒頭のニワトリサイズの恐竜とか、滝の裏側でティラノサウルスに舐められるとか、きっとスピルバーグが使えなくて心残りだったのかな。私としては、体の色を変えられる恐竜(名前は覚えてない)を出して欲しかったよ。
ハモンドの人選もおかしいし、同じ過ちを繰り返すのも変だし、「恐竜を保護しよう」とか言い出すのも納得できない。今の世にいてはいけない生物を勝手に作って、生態系をおかしくしてることを、理解してないのか。
一作目のフォローにならない二作目だった。
駄作じゃない!
この映画、駄作といわれていますが、紛れもない神映画です。
前作のジュラシックパークと比べられてしまい、評価は低くなりがちですが、恐竜のCGやアニマトロニクスは今観てもとてもクオリティは高く、恐竜のためだけに観ても十分に楽しめます!また、ステゴサウルスやティラノサウルスの子育てといった当時の最新の研究結果も取り入れられていてgood!唯一残念なのは、羽毛恐竜が一切描かれなかったところです。
確かにストーリーは、前作には劣るものの、子供も大人も十分に楽しめます!ただ、繰り返し観ているうちに「あれ?よく考えたら悪いのこいつじゃね?」っていうシーンもあって気になりました。ヒロインのサラでさえ問題を起こしています。これが駄作要素か…と実感した。
サンディエゴでティラノサウルスが暴れるシーンも、前作ではいなかった一般人の存在によってより面白くなりました。実はこのシーン、日本のゴジラのオマージュとして、日本語を喋るおじさんが叫びながら逃げています!観るときは、そのおじさんも探してみてください!
そして、スピルバーグ映画といえば、悪役の最期がとっても気持ち良い!今回のメインの悪役はピーター・ルドロー。前作でジュラシックパークを作ったジョン・ハモンドの甥で、島の恐竜を連れ出してサンディエゴに恐竜のテーマパークを作ろうとします。彼の最期にも注目です…!
駄作駄作といわれていますが、やっぱり恐竜はカッコいいし、ストーリーは普通に面白いです!前作を観ていてもいなくても面白いので、是非観ていただきたいです!(正直な話、ジュラシックパークIIIのほうが駄作…)
サイトB
前作『ジュラシック・パーク』には及ばない。強引に新たな島へ調査に行かされるという設定と恐竜の本土上陸なんてのは、アメリカ人にとったらラジー脚本賞候補になって当然。しかし、なんだかんだ言っても、映画館で観た時の迫力は最高。
ティラノザウルス捕獲にこだわるピート・ポスルスウェイト。ちっちゃい恐竜に人間の怖さを教えてあげて、挙句の果てにやられちゃうピーター・ストーメア。個性派の脇役も楽しいけど、人数が多過ぎ。時間も長いし、迫力画像を詰め込みすぎたため、一番印象に残ってるのは冒頭のシーンからゴールドブラムのあくびシーンだったりする。終盤のスピーディ過ぎる展開は印象に残らなくなるものだ。『スピード2』だったり『キングコング』だったりするし・・・
【公開当時映画館にて】
タイトルなし(ネタバレ)
再視聴。サラの救出作戦、T-REX襲撃、ハンター達の登場、ラプトル、T-REX本土上陸、と展開が盛りだくさんで飽きないし、インパクトはなかなか。でもやっぱり1作目の衝撃には遠く及ばない。あとは展開にムリが…猛獣相手にしてたヤツが子供に触ったりとか子供連れて来たりとか絶対したらダメなことをやってたり、ハンター達がアホみたいにスパスパ死んでったり、船の船員はなんで手だけになってるのかわからなかったりと突っ込みどころも盛りだくさん。もうちょい整えられなかったのかなぁと思ってしまう。Ⅲに比べりゃマシだけど。
【シリーズで比較すると…になっちゃう勿体ない作品】
・1997年公開のアメリカのSF映画。
・映画[ジュラシック・パーク]の続編です。前作から数年、イスラ・ソルナ島で野生の状態で生きている恐竜たちを調査するために、ジュラシック・パークの生みの親ハモンドが調査隊を組み派遣。そのうちの一人で調査を反対してたマルコム博士だったが、恋人のサラがすでに調査隊として島に行っている事実を聞き、早急に呼び戻すために彼も出発。訪れた島にはハモンドさんが社長を解任されたインジェン社の部隊も恐竜捕獲に訪れており、そこで皆が出会いつつ、恐竜とのパニックが起こり、島を出よう!という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・恐竜とのハラハラドキドキシーン
・前作よりもクオリティアップの映像
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・原作は読んでいないので比較などはできませんが、単純に大作映画の物語としては物足りなさを感じてしまいました。ジュラシック・パークの感動、ジュラシック・ワールドシリーズの緻密な作り、ジュラシック・パークⅢのシンプルな物語、これらと比較すると「今回の事件の必然性」にかけると言いますか。登場人物たちの行動の流れも共感し難く、例えば恐竜ハンターのピーターは「悪い奴そうでいい奴」という微妙な立ち位置。いや、ジュラシックパークシリーズ自体、完全な悪者が出てこないところが素敵なのでよいんですけども。。。
・本土に恐竜来ちゃうシーンも「・・・」ですね。船の人たちが全員殺されている、、、無理がありやしませんか。笑
[演出]
・マルコム博士の娘、ケリーが体操部の能力を使って恐竜をけ飛ばす演出は、昔から記憶に残っており、子供に活躍させるシーンを創るって素敵だなぁと改めて感じました。
・トレーラーでT-REXに襲われるシーンのハラハラドキドキさはたまりません。これは映画館で観たい演出ですね。
[映像]
・映画[ジュラシック・パーク]より多少クオリティアップしているのは見どころかと。
[音楽]
・シリーズ全て含めてBGMの内容、使い方はとにかく好きです。
[演技・配役]
・特に際立って感じたことはありません。
[全体]
・映画[ジュラシック・パーク]のインパクトが強すぎて、それを超えてくるインパクトがない、また物語に多少無理がある、という点から「普通に観ると面白い」けど「比較した結果の期待外れ感」が強くなってしまう作品でした。決して、面白くないわけではないんです。が、これで終わり?と思ってしまったり、その後物語は続くも「とってつけたよう」に感じてしまったり。詰め込み過ぎなんでしょうかね。ジュラシック「パーク」を出ることなく、ハラハラドキドキを与えてくれることに専念していたらもう少し違う物語になったのかもしれません。とはいえ、アトラクション映画としては大作ならではの圧巻の映像など、見応えはあると思います。ありがとうございました。
#映画 #SF #恐竜 #シリーズ映画 #スティーブン・スピルバーグ #マイケル・クライトン #ジェフ・ゴールドブラム #ジュリアン・ムーア #大作映画 #アトラクション映画
#全体3.3 #物語3.0 #演出3.3 #演技3.3 #配役3.3 #映像3.4 #音楽3.7
全82件中、21~40件目を表示