「【”意図せし”Funeral Party"優れた者と劣った者を勝手に解釈せし愚か者の所業を描いたサスペンスフルな作品。ワンシチュエーションスリラーの中でも、切れ味が冴えわたる作品である。】」ロープ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”意図せし”Funeral Party"優れた者と劣った者を勝手に解釈せし愚か者の所業を描いたサスペンスフルな作品。ワンシチュエーションスリラーの中でも、切れ味が冴えわたる作品である。】
■ニューヨークのアパートの一室。
ある日の夕方、ブランドンとフィリップのふたりは、自分たちの優秀さを証明するために罪なき大学の同級生デヴィッドを縄で絞殺する。
さらにその部屋に、被害者の両親や恋人を招いてパーティーを開催。
計画が成功し、ブランドンは優越感に浸るが…。
◆感想
・特に優越思想を持つブランドンとそれに盲目的に従うフィリップの行為は、当然許されるものではない。
・二人が、罪なき大学の同級生デヴィッドを絞殺し、その遺体が入っているチェストに、料理を並べさせ、パーティーを行うシーンの恐ろしさ。
・彼らの、意図せし”Funeral Party"の不穏な雰囲気を悟ったルパート教授の、危険を顧みない行動は、特筆モノである。
<今作は、ヒッチコック監督、お得意のワンシチュエーションスリラー作品の中でも、切れ味が冴えわたる作品である。>
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