ローデッド・ウェポン1

劇場公開日:

解説

「リーサル・ウェポン」をベースに、「羊たちの沈黙」「氷の微笑」「ダイ・ハード」などの映画をパロディーにしたもの。監督・脚本は「ポリスアカデミー」シリーズの脚本を担当したジーン・クインターノ。製作は「リーサル・ウェポン2 炎の約束」を手掛けたスザンヌ・トッド。撮影は「いとこのビニー」のピーター・デミング。主題歌には一昨年エイズで死去したフレディ・マーキュリーのラブ・キルズが起用された。

1993年製作/アメリカ
原題:Loaded Weapon 1
配給:アスキー映画
劇場公開日:1993年6月12日

ストーリー

プッツン刑事ジャック・コルト(エミリオ・エステベス)は、愛するクレアが行方不明になり、自暴自棄になっていた。コンビニエンス・ストアで遭遇した凶悪犯に八つ当たりして拳銃を乱射する荒れように、クレアとはどんな女なのかと思いきや、単なるジャックの愛犬だった。ジャックの配属されているメトロポリタン署には、もう一人の名物刑事ウェス・ルガー(サミュエル・L・ジャクソン)がいる。彼は刑事にあるまじき拳銃恐怖症だった。2日後の退職日を心待ちにしているウェスにザ・マン(クリストファー・ランバート)は、ポリスアカデミー時代の同僚ヨーク(ウーピー・ゴールドバーグ)が殺されたことを教える。犯人はワイルダネス・クッキーの売り子に変装したジグソー(ティム・カリー)だった。ジグソーは麻薬密売組織の殺し屋で、ヨークの持っていたコカイン製造法のマイクロ・フィルムを手に入れようとしていたのだ。ウェスは残り48時間の間にヨーク殺害事件の犯人をアゲたいと思い、ジャックと組んで捜査することになる。このリーサル・ウェポンならぬ、ローデッド・ウェポンのコンビがまず最初に訪れたのは、署の地下室に留置されているレクター博士(F・マーリー・エイブラハム)のところだった。レクター博士は口先だけのクワセ者だったが、ジャックのベトナム時代の上官、モータルズ(ウィリアム・シャトナー)が怪しいという情報だけはまともだった。さっそく、情報屋ベッカー(ジョン・ロヴィッツ)に確認しようと2人は出掛けるが、ベッカーは重症を負っていた。さらにヨークへの密告者も殺害され、現場にはクッキーのパッケージが落ちているのだった。ウェスとジャックは重要参考人として、お菓子メーカーの経営者デスティニー・デメノア(キャシー・アイルランド)を出頭させる。デメノアは、「氷の微笑」の真似ばかりしているような女だったが、ジャックと恋に落ち、すべてを打ち明けてしまう。なんと、クッキー会社は仮の姿で、実は、クッキーの粉の中にコカインを仕込んで売りさばく組織だったのだ。ウェスとジャックは、謎の駐車場係(チャーリー・シーン)に絡まれらり、「ダイ・ハード」男に遭遇したりしながらも、捜査を続行し、お菓子工場に潜入する。そこにはモータルズ一味がいた。格闘の末、ウェスとジャックは事件を解決する。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5これで全米が笑うのか!?

2023年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

既にスターだったウーピー・ゴールドバーグの悪ふざけから『パルプ・フィクション』前夜のサミュエル・L・ジャクソンが主演に大抜擢、それなりにヒットした弟の『ホット・ショット』に便乗したかのような本作含めた以降の出演作が酷い有様になってしまったエミリオ・エステヴェス、悪役に『スタートレック』と『ロッキー・ホラー・ショー』で豪華なカメオ出演のチャーリー・シーンやブルース・ウィリスにコリー・フェルドマン、デニス・リチャーズはヒロインにするべき、レクター博士のパロディをF・マーリー・エイブラハムが無駄に演じている。

別にどの映画のパロディか気にすることも無く、拾う気にもなれないボケの応酬に笑えない、これで爆笑してしまうアメリカ人の感覚が理解出来ない、こんなんが好きな日本人にも、これを観てエミリオ・エステヴェスを好きにはなれない、みんなで楽しく和気藹々と撮影している姿を想像すると腹が立ってくる!?

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