劇場公開日 1998年4月11日

「恋愛映画の傑作」恋愛小説家 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5恋愛映画の傑作

2024年8月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

観たあと、胸が温かくなるような映画💗
さすがジャック・ニコルソンである。共演のヘレン・ハントも好演。
久しぶりに観たが、二人のやりとりにイライラしたりするが、やはり感動作であろう💕

偏屈で潔癖症で毒舌家の売れっ子小説家=メルヴィン(ジャック・ニコルソン)、レストランで給仕=キャロル(ヘレン・ハント)は体調悪い息子がいる。
また、メルヴィンの隣の部屋にはゲイの絵描き=サイモン(グレッグ・キニア)と猫がいる。
こういうシチュエーションで、猫を巡る喧嘩から始まり、メルヴィンとキャロルとサイモンを中心に、心のすれ違い・ホノボノするエピソードを交えて、感動さえおぼえる素敵な映画となっているのは、ひとえにジャック・ニコルソンの偏屈さと大事な場面でシャイになる上手さによるのではなかろうか。

物語詳細は記載しないが、とりわけ素晴らしい場面はカニを食べに行ったレストランでの会話。
メルヴィンが「精神薬は嫌いで飲んでいなかったが、君に『あなたとは絶対に寝ない』と言われてから飲み始めた。いい人間になりたくて…」と言うと、キャロルは「人生最高の褒め言葉だわ」……というくだり。
ただ、この直後にケンカとなり、キャロルは食事せずに帰ってしまうのだが…😅笑

いろんな場面が印象に残る映画なのでアレコレ書きたい気もするが、記憶に留めておくこととしたい。
恋愛映画の傑作‼️💗

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たいちぃ