「小説とは少し違うが・・・」レ・ミゼラブル(1997) Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)
小説とは少し違うが・・・
小学生の頃、「ああ、無情」に感化され何度も呼んだ。
中学生になってからも「レ・ミゼラブル」も何度も読んだ。
毎回涙した。私の中のバイブルであった。
毎回ジャベールが憎たらしかったが、最後に改心した彼を心の中で許していた。(自己満足?!)
映像として初めて見た。
幼い頃のコゼットの描写が少なかったのと晩年のジャンが描かれてなかったのが残念。
コゼットの反抗期も少しショックだった。
ただ、小説を読んだときと同じところで憤りを感じ、同じところで涙した。
見終わった後は、私自身は童心に返ることができ、すがすがしい気分だ。
ミュージカルは苦手だがミュージカル版も見てみたくなった。
それにしても貧富の差が露骨に描かれている映画はどれをみてもつらいものがある。
ジャンのような人がふえればもっと世の中が幸せになれると思うのは私だけだろうか?
私はなれないが・・・トホホ
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