「演出が悪いんじゃないかなぁ...」リトル・ニキータ はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)
演出が悪いんじゃないかなぁ...
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まず出だし。流れる音楽がサスペンス的なムーディーなものだったり、青春映画にありそうな明るいノリだったりします。
・シドニーポワチエが出てる場面はサスペンス風
・リバー・フェニックスが出てる場面は青春映画風
役柄的にもそんな使い分けをしていたように思う。映画自体はテンポ良く進むんだけど、音楽が何か付いて行けなかった。
ポワチエは「君の両親はスパイだ」と私生活にも絡んでくるから、フェニックスは嫌気がしていたけど、スパイといっても悪質で緊張感ある場面はないので「いい両親」としか思えない。
また、ポワチエが空軍学校の秘書? と肉体関係中、家に入り「先生これも実習ですか?」
唐突過ぎてサスペンスではなくコメディなノリ。繋がりが悪い! 訊きたいことがあったから急いできたとか、切羽詰まった演出できなかったのかなぁ。。。
後半、路面電車に乗せられたフェニックスを追って、車で追走する両親。ここだけは緊張感あったかな。
国境まで来ちゃって逃げられ、何とも言いようがないラスト。和解ではないが「もうお前らに用はない、あばよ」--- ポワチエは悔しがって終了。
海や町の何気ない映像が結構良かったですけど、ストーリーは盛り上がりに欠け、繋がりも悪く、もったいない印象でした。
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