「カタコトの日本人+カチカチの殺陣=最高(笑)」リトルトウキョー殺人課 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
カタコトの日本人+カチカチの殺陣=最高(笑)
今夜(2024/09/01)観ました。
まごう事なき、日曜日の夜にピッタリのクソ映画です(笑)
リトルトーキョーにある、らしい地下格闘技は、公開ライトスパーリングにしか見えません(笑)
ドルフ・ラングレン行きつけの飲食店のママさんの日本語は勿論カタコトで、その後に訪れる日本人のヤクザとは何故か英語で会話します😅
『ウェインズワールド』でカサンドラを演じたティア・カレルは、完全にただのトロフィー的存在で、アイデンティティは歌手という事だけ。カサンドラの持つ個性や魅力には遠く及びません。監督が違うと、こうも変わるものなんですね😒
ドルフ・ラングレンとブランドン・リーの共演はとても新鮮で楽しかったですが、いかんせん作品の質が低く、展開がめちゃくちゃです😂
ヒロユキ・タガワ扮する親分は、序盤に女の乳房を数回揉んだ後刀で断頭しますし、銭湯では男はふんどし着用で、セクシー美女がもてなしてくれます。親分に辱めを受けた(らしい)カサンドラことミナコは、切腹をすると言いながら、自身の首に匕首の切先を当てがいます。その後ラングレンに助けられ、その夜混浴をしたのちに結ばれます(笑)
車のプレス機に押し込まれたブランドンとラングレンは、そのまま殺される事なくコンベアでシュレッダーへ連れていかれます。何故二段構えにしたのでしょう?🤔
その後リベンジに向かい、ミナコは再三連れ回され縛られ、目の前で何人も人を殺されてもなおラングレンを追います。個人的には警察に保護してもらった方が良いのではないかと思いますが、クソ映画なのでご愛嬌です(笑)
親分の最後はラングレンに模造刀で刺され、ルーレットマンの如くグルグル回されて、最後は大爆発🤣もうどうしようもないほどのクソ具合で、爆笑を禁じ得ませんでした(笑)
文化盗用、日本文化と中国文化が混在したパレードのシーンは怒りは覚えませんが、呆れ果ててしまいました。リサーチ不足が甚だしいですし、日本人のキャストなりスタッフとこの監督は少しくらい相談して欲しかったです。
話題を総なめにしている真田広之主演の『将軍-Shogun-』などの質の高さは、目を見張るものがありますが、90年代の日本の表現はこの程度のものだったのですね😩
とりまギャグ映画と割り切って観てください!
損はさせません!ラングレンの肉体は目を見張るものがありますよ👀