リーサル・ウェポンのレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
警察と犯罪組織
同じ年に、警官が犯罪組織と闘う映画『ロボコップ』が公開されています。ヤクの密売が至る所で広まり、警察が頭を抱えていた時代だったのでしょう。こういった背景を知るのも、映画を観る上では大切なことですね。娯楽としてだけではなく、"歴史に残る"という点で、やはり映画は貴重な文化だと思います。
家族思いの男と自殺願望がある男が、ひょんなことから手を組み、犯罪組織を一掃するという単純明快なストーリーです。『マッドマックス』で知られるメル・ギブソンが渋くて格好良いのはもちろん、相棒役のダニー・グローバーも黒人俳優として味があります。
80年代らしい、ハチャメチャなアクションがやはり見どころですかね。警察と犯罪組織の対立を描いた作品は多いですが、この時代は特に力強さがあります。
シリーズ第1作
豪州出身のメル・ギブソンが本格的にハリウッドに乗り込んで出演した大ヒットシリーズの第一作目で、メル・ギブソンはこの映画で世界的に有名になった。
有名なこのシリーズだけどノーカットで観るのは今回が実は初めてで、数ある刑事アクションでも自殺願望があるのではみ出してしまった設定が意外に新鮮だった。
相棒のダニー・グローバーは実直で家族想いの50を迎えて「年寄りにはこたえる」を連発するベテラン刑事。
設定に多少時間を割いた為か難しい謎解きは要らないとばかりに犯人側からやって来てくれる(笑)あとはもう撃って、撃って、撃ちまくるだけだ!
かくして有名なシリーズが始まった。
よくあるデコボコ刑事コンビ
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 65
物語は無理もあったりするけれど、刑事ものの娯楽活劇として割り切って見れば悪くない。一人は真面目でやや牧歌的なベテラン刑事と、もう一人はキレ気味な異常性があるかもと思われている刑事。でこぼこのコンビがお互いをすり合わせながらだんだんとうまくやっていき、強大な悪をやっつけていく姿が爽快。特に見終わった後に何か残る作品ではないが、「48時間」をはじめとする刑事活劇の定番の一つとして押さえておいても良い。
キャラクターの変遷を楽しむのが良い
全26件中、21~26件目を表示