「メルギブに萌える」リーサル・ウェポン GreenTさんの映画レビュー(感想・評価)
メルギブに萌える
この頃のメルギブはカッコいい。死んだ奥さんの写真を抱きしめて泣くシーンは悶絶する。最愛の女性を失くした悲しみの表現でメルギブの右に出るものはいないだろう。しかしプロットはツッコミどころ満載な映画だなと今回思った。メルギブ演じるリッグスが「リーサル・ウェポン」である所以は、マーシャルアーツに精通しているからというくだりがあるのだが、最後、悪役のジョシュア(ゲイリー・ビジー)と一騎打ちするシーンでは全くマーシャルアーツの影響を感じられなかった。また、リッグス刑事とジョシュアの一騎打ちを、マータフ警部補をはじめとしてLAPDの警官たちが取り囲んでヤンヤヤンヤの大喝采でやらせているところが時代を感じた。これがOKな時代もあったのだ(笑)。
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