劇場公開日 2024年10月25日

「これ…どう評価すればいいんだろう?「自分に素直になれよ!」はい、そこそこ面白かったです。」ランボー3 怒りのアフガン 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0これ…どう評価すればいいんだろう?「自分に素直になれよ!」はい、そこそこ面白かったです。

2024年12月21日
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鑑賞方法:VOD

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ごめんなさい。今回のレビューはWikipediaからの引用が1/3占めています。
この作品、扱いに本当に困ります。
『2』ですら、かの誉れ高きラジー賞四部門を制覇していたじゃないですか。
こちらも調べてみたんですよ。念のため。
そうするとよりにもよって主演のスタローン自身がゴールデンラズベリー賞を受賞じゃないですか。
そんな酷い俳優さんじゃないのに。スタローンは悪くない。
ちょこっと調べただけでも
「全101分の本編で108人の死を描くという過激な内容から、1990年度のギネスブックに“最も暴力的な映画”として認定された」とあるじゃないですか。
確かにバンバン人死んでましたけれど。言うほど暴力的だったかぁ?山羊さんの扱いは雑すぎたけれど。
まぁね、作り事でも人殺すのはあまりよくないけれど。いいじゃない、娯楽映画なんだからさ。
ここですよ。これを「いいじゃない」と言い切ってしまえる感性がこの映画の評価を大きく二分するところだと思うの。
えっ、私?「いいじゃない」の方の視線で観ていました。←おい!
映画に出てくるソ連軍、だいたい大嫌いだし。←おい!
私アレじゃないですか。「ヒャッハー」的映画好きじゃないですか。←ですかって問われてもなぁ…
あとね、政治的背景云々もこの映画の評価を著しく下げてる原因らしいじゃないですか。
私アホなんで、勿論そのあたりのことは全く考えずに観ていたいですよ。
本当にややこしいらしいですね。アホなんで、イマイチ理解できない記述が多かったのですが。
要するにアレですか?私が大嫌いなソ連軍のアフガニスタンからの撤退によって、争いがより混迷を深めることとなって、皮肉にも9.11に繋がったってこと?知らんけど。←なら書くな!
でもね「この映画をすべてのアフガン戦士たちに捧げる」はあまりにも露骨すぎじゃね?とは思ったの。さすがにバカ私でも。
そしてこんな記述もあったんですよ。
撮影時にスタローンの高所恐怖症が発覚し、後にマクドナルド監督は「『クリフハンガー』に出演したのには驚いた」と語っている。ともあって。
えっ、ちょっと待って!第一作のチャッカマン渓谷のシーン、スタント無しとちゃうかったんかい!
なんか怪しい臭いがプンプンしてきたぞぉ。
こうもあったんですよ。
「アフリカで少年兵の養成所で、強制的に徴用された少年達を好戦的にマインドコントロールするために本作品が利用された」って。
ちょっと待って!私の脳ってやっぱり、ナイフ欲しがってた少年並ってことかー!★3付けた私って、物の見事にマインドコントロールされてるんかい!
でも、結構面白かったんやもん(ボソッ…)
そんな私でも減点した要素はあったんですね。トラウトマン大佐の扱いに。ランボー以上の歴戦の勇士のくせに、見せ場があまりないのよね。
拷問のシーンもランボーがかって受けた物と比べたら、ハチミツで煮しめた大福餅くらい甘っちょろかったし。
そんなふうだから、大佐の戦闘スキルや、ランボーとのバディ感がもうひとつよく描かれていないと思ったの。
大佐は好きなキャラなんだから、そこをもう少しどうにかしてほしかったかなぁ。
とは言え、私が大好きな鉄砲がいっぱい出てたから許します。でもAK-47は嫌いなんですが。(坊主憎けりゃ何とかで…)

こんな困った映画の脚本・原案を思いついたスタローン許さない。
次回は『クリフハンガー』でも観ようかなぁ。高所恐怖症を克服するためにも。アマプラにも挙がってるし。
スタローン結構好きです。どっちやねん。

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野球十兵衛、