ラッシュアワーのレビュー・感想・評価
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色物扱いだよね
香港時代のジャッキー映画世代。
ポリスストーリーぐらいまでは夢中に観てました。
でも作品の規模が大きくなるにつれ、ユーモアを交えた秀逸なアクションの魅力が薄れた感じがしてジャッキー離れ。
それ以降の配給とか製作とかよく知らんけど、ハリウッドと組んだっぽいジャッキー作品を久々に鑑賞。
内容演出共に結構舐められてますねー、アジア人。
しかも人種差別に敏感な筈の黒人に。
まぁ公開当時は問題無かったんでしょうけど、2021年現在に観ると、文化のギャップってだけでは笑えない。
ファーストクレジットこそジャッキーだけど、
メインは黒人俳優な感じで、
完全にアジアのアクションスターを色物扱い。
勿論ジャッキーが納得して出演して、パート3まで製作されてるとなれば戦略的に大成功なのでしょうけど‥。
ジャッキー映画お約束のエンディングのNGシーンはあったけど、まるでとって付けたようなリスペクト感。
だって、ほとんどが台詞のNGシーンだもん。
違う違う!そうじゃそうじゃない、でしょ⁉︎
ジャッキー映画のNGシーンは命懸けのアクションのNGシーンでしょ?
そんな感じ。
黒人刑事もただただお喋りで軽薄な印象で、
異文化交流バディ物としても凡庸でしたけどね。
【ジャッキー・チェンが、クリス・タッカーに笑いを任せ、アクションに徹しようとした作品。彼がアメリカ映画進出をトライした作品でもある。】
ー中国領事館ハンの娘が、且つて香港マフィアとして中国美術品で、稼いでいたジュン・タオにより誘拐され、彼女を救出するために、中国からはリー刑事(ジャッキ―・チェン)、ロサンゼルス市警からは、やや軽佻浮薄な刑事、ジェームズ・カーター(クリス・タッカー)が、専任者として抜擢される・・。-
■感想
・今作は、ジャッキー・チェンの米国進出作として、クリス・タッカーとのコンビも良く、スマッシュヒットし、シリーズ化もされた作品である。
・鑑賞の率直な感想は、ジャッキー・チェンが持つ、様々な引き出しの中で、アクションのみがやや中途半端に披露され、お笑い担当のクリス・タッカーとのバランスも、堂宇だろう・・、と思った作品。
<ジャッキー・チェンの米国進出作として鳴り物入りで公開され、お笑い芸人であったクリス・タッカーとの組み合わせが当時は受けたのであろうが、今観ると、上手く機能していないのでは・・、と思った作品。
けれど、シリーズ化され、3作まで作られたのだから、当時はこの作品は好意的に米国市場では受け入れられたのであろう・・。>
シンプルな面白さ
ジャッキー好きですが微妙でした
ビーチボーイズが好きってのが意外!
手錠はめられたハンドルを付けたままの格闘シーンはすごかった!エンドロールで何度もNG出してるところからしても偶然のたまもの。料理店の2階という狭いシチュエーションも良かったし、拳銃を奪う早わざも見事。
香港カンフーとハリウッドのバディムービーを見事に融合させたという手腕もさることながら、『レッド・ブロンクス』以降、ジャッキー・チェンの名をアメリカ中に知らしめた作品なのだろう。クリス・タッカーのうざいほどの口技も加わり、凸凹コンビを確立。たまに見ると、やっぱり軽快で面白い。音楽ではラロ・シフリンによりカンフー映画っぽさを醸し出し、エドウィン・スターの「WAR」がノリノリだった。
脇では爆弾処理班のジョンソン(エリザベス・ペーニャ)もいいし、序盤での爆弾売人クライブがクリス・ペンだったということも嬉しい。ペンは2006年に亡くなり、ペーニャは2014年に亡くなった。
チェンさん最高
このアクションならジャッキーじゃなくても・・・
中国在アメリカ総領事の娘が誘拐され、総領事の旧知の捜査員が呼び寄せられます。FBIはそれが面白くなく、市警の厄介ものをアテンドして捜査から外そうとしますが二人とも強引に捜査を行って・・・と言うストーリー。
ジャッキーチェン主演のハリウッド映画です。子供の頃、ジャッキーチェンが大好きで良く見ていたのですが、やはり年齢による衰えが目立つようになって鑑賞しなくなりました。ラッシュアワーは、既に鑑賞しなくなってから公開された作品です。
鑑賞の印象は、ビバリーヒルズコップにジャッキーを足したイメージでしょうか?かなり売れた映画のようですが、私にはやはりアクションの中途半端な印象が強く評価し難い印象を持ってしまいました。
昔のジャッキーを知らない方なら、もっと楽しめたのかもしれませんね。
異人種バディがハリウッドを制す
思い出しレビュー34本目。
『ラッシュアワー』
ジャッキー・チェンがクリス・タッカーとバディを組み、アメリカでやっとと言える成功を収めたポリス・アクション・コメディ。
もはや余裕のジャッキーのノースタント・アクション、クリスのマシンガン・トーク、二人の愉快な掛け合いや次第に育まれる絆、テンポよく、見せ場もふんだんに設け、これぞザ・B級グルメのド定番!
シリーズ化されたが、やっぱこの第1作目が一番面白いね。
一見ごく普通の娯楽作だが、今こそ見ると、とある意味合いがある。
人種の多様性が叫ばれる昨今のハリウッド。
20年近くも前に、アジア人と黒人がバディを組んで主役を張り、大ヒットさせていた。
世界に於けるジャッキー人気、アメリカでのクリスの人気、万人受けしそうな作品なのでヒットは当然かもしれないが、よくよく考えれば凄い事である。
果たして、この二人に続くような異人種バディは現れるのだろうか…?
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