シュワルツェネッガー ラスト・アクション・ヒーローのレビュー・感想・評価
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シュワちゃんにピッタリ
大昔に映画館で鑑賞。
シュワちゃん好きなのでウキウキと観に行きました。思ったより面白くて、題名の通り、アクション満載でコメディ?パロディ?盛りで楽しめました。
ハードロック系の音楽もノリノリです。HR好きな人は是非!
娯楽映画として最高!
シュワルツネッガーの代表作はもちろんターミネーターシリーズだということに異論はありませんが、次点にはこの作品を推したいくらい大好きです。
アクション物でありファンタジー物ですが、まるでスピルバーグがアクション映画を作ったらこんな感じになるのかな…って思わせるような夢のある作品です。
途中に散りばめられた数々のオマージュとパロディもとても楽しくて、単純に映画館でポップコーン食べながら楽しみたい作品です。
もし少しだけ不満を言うとすれば、今回は日本語吹き替え版で見たのですが、「I'll be back」と言うセリフを使うシーンを「戻って来るぜ」とか言ってて、そこは「アイルビーバック」のままでいいだろーと思いました。
また、他の方も言っていますが、ストーリー的に最後にもう一押し見終わったあとに残るような爽快感が欲しかったかな〜…とは思います。
あとは、個人的にサウンドトラックで使われているAC/DCの“Big Gun”が大好きで、ミュージックビデオにはシュワちゃんも出ていて楽しいです♪この曲ほんと最高にカッコよくて作中でこの曲が流れるシーンはノリノリです!(メガデスも悪くないですが…)
なお、最後の死神はその後映画の世界に戻れたのかどうかだけが気になるところです…(笑)
戻ってくるぜ!
アマプラでサーフィンしてたらたどり着いた本作。
設定も展開も面白すぎて、ホントに驚きました。
シュワちゃんをはじめ、かつてのハリウッドの黄金時代を支えた「ヒーロー」たちの片鱗がどこかしこにあり、
楽しみまくりの1本でした。
押し入った強盗になにも抵抗できなかったダニーは、さいごのさいごで、ベネディクトに一矢報いました。
映画を観るということは勇気をもらうことで、画面の中に広がる世界に想いを馳せることなのだと改めて気付かされました!
ヴァン・ダムがどこかにいたらしいです。こりゃもう一度みなきゃ
追記
他の方のレビューで思い出しましたが、
T‐1000がでてました笑
本人だったとは…
90年代前半は2.5次元ヒーローもの黄金期
スレイター!
映画の当たり前と現実とのギャップが面白い
映画の当たり前と現実とのギャップが面白かった。派手なアクション、ピンチは運良く乗り切る、無傷で死なない、最後に正義が勝つ。映画内では最強のシュワちゃんが、現実世界では弱くなっちゃう。少しのアクションで肩脱臼したり、撃たれて血を出して瀕死になったり人間らしくなる。そう考えるとアクション映画のヒーローって無敵すぎるよね笑
子供のダニー(オースティン・オブライエン)が「現実ではこんな事ありえないよ」ってちょくちょく言うんだけど、そのダニーが割と強くて大活躍で笑った。「お前のその動きもありえねぇよ!笑」って何度突っ込んだことか。
殺し屋ベネディクト役のチャールズ・ダンスが色気があってカッコ良かった。ああいう真摯なイケオジの悪役好きだなぁ。白スーツと拳銃めっちゃ似合ってた。
ベネディクトが現実世界で銃ぶっ放しても周りの人が無関心。このシーンは現実世界の冷たさを痛感した。現実世界なんて他人に興味ない人間がほとんどだもんね。悪役よりも他人に無関心な人間の方が悪人なのかもしれない。
悪役の気持ちになったら現実世界で反乱起こしたい気持ち分かるなー。毎回ヒーローに負けて良い気分なんかしないはず。悪役に感情移入できる映画は少ないから新鮮だ。
「現実では悪が勝つ」ベネディクトがそう言ったように、もし映画の悪役たちが現実世界に現れたら、ご都合主義が無効化されてワンチャン天下取れそう。みんなは悪役呼べるとしたら誰を召喚したい?
意外とイイ!
大して期待してなかったけど、全然良かった。設定も他に類を見ない感じ。パロディーも良い。特にターミネーター2とスタローンは分かりやすくて非常に良い。
よはいえ興行成績は良くなかったらしいが、仕方ないかと。当時はそんなに沢山の映画が見れるわけでもないのに、一般人がこれを選ぶのはリスキー。パロディーも映画好きにしか響かないだろうし。配信で色々とお金を考えずに見れる今の時代こそ楽しめるのでは?
昔の映画だけど覚えてる
楽しい映画
え〜めっちゃいい題材じゃん これをブルースウィルスver.とジェイ...
存外いいじゃない
錯綜する映画と現実
ファースト&ベスト・アクション・ヒーロー!!
映画を殺さないで
映画少年のダニーはひょんなことから自分の大好きな映画シリーズの最新作『ジャック・スレイター4』の中に入り込んでしまう。
映画の中でシュワルツェネッガー演じるジャック刑事と邂逅を果たしたダニーは、この先襲いかかってくるであろう脅威について彼に忠告を与えるが、ジャック刑事はダニーの言葉に耳を貸そうとしない。
それもそのはずだ。ダニーは「映画だとこの後〜」とか「第2作目だと確か〜」といった具合に、映画の外側の視点からものを言っている。そこに悪意はなくとも、ここでダニーがジャック刑事の人生を、リアルに従属する形で存在するフィクションと規定していることは明白だ。
けれども映画の内側の存在であるジャック刑事にとっては『ジャック・スレイター』の物語こそが唯一無二のリアリティに他ならない。したがってそれを「これは映画だ!」などとしきりに指摘してくるダニーのことを快く思わないのもむろん当然のことだ。
しかし物語の後半、ジャックはダニーの言葉を信じざるを得ない窮地に追いやられる。悪党を追っていた2人は悪党の家の壁に不思議な裂け目があるのを発見し、そこに飛び込む。2人を待ち受けていたのは現実の世界だった。
ジャックは自分を演じているアーノルド・シュワルツェネッガーの映画ポスターを見て、いよいよ自分の存在がフィクションの中の虚像であることを理解する。このあたりはウディ・アレン『カイロの紫のバラ』を彷彿とさせる。しかしそれでも彼は悪党を倒すという当初の目的を果たそうと奮起する。それこそが「映画の中のヒーロー」である彼の存在意義なのだから。
そのころ悪党は現実とフィクションを自由に往還する術を身につけてしまっており、『ジャック・スレイター3』に登場する切り裂き魔・リッパーを現実世界に召喚していた。
リッパーは『ジャック・スレイター3』でジャックの子供を人質に取り、小学校に立て篭もった。ジャックは単身で小学校に乗り込み、攻防の末にリッパーを銃弾で倒すが、彼は最後の悪あがきとしてジャックの子供を道連れにした。
再び蘇ったリッパーと対峙するジャック。しかしリッパーはダニーを人質に取っていた。「まるであの日のようだな」とリッパーは下衆な笑みを浮かべる。
リッパーは「あの日」の二の舞にならないよう、人質のダニーをビルの下に投げ捨てる。怒ったジャックはリッパーを再び倒す。しかしビルの下から「ジャック!」と叫ぶ声が。ダニーは生きていた。
ビルに引っかかったジャックを助けようとしながら、ジャックは天に向かって思い切り叫ぶ。
「神様!ダニーを殺さないで!」
これは映画の外側の存在、つまり我々に対する痛切な哀願だ。
映画内存在であるジャックは常に、我々の欲望に沿って悪党を懲らしめてきた。我々の欲望に沿ってピンチに陥ってきた。我々の欲望に沿って最後まで生き延びてきた。
さて、それでは『ジャック・スレイター3』で彼の子供を殺したのは誰か?切り裂き魔のリッパー?それとも運命のいたずら?
いや違う。我々だ。我々の欲望が彼から子供を奪い去ったのだ。
映画を見るという行為は受動的なものではない。我々の感性の総体が世論を生み出し、それによってフィクションの歩むべき物語の進路に分岐が生まれたり消えたりする。
「彼の子供が死ぬ」という悲劇によって感傷やカタルシスを得たのは我々だ。そのためだけに彼の子供は死んだ。殺された。それならば一番の悪党は我々ではないか。
「見る」という動詞の受動的な属性は、時として我々「映画を見る者」からフィクションに対する責任意識を消し去ってしまう。あるいはフィクションを単に現実という本流に従属する傍流であるという軽率な認識を強化してしまう。
ダニーだってもともとその一人だ。彼がジャックの生きる「現実」を残酷にも「それは映画だ」と言い切ったのも、フィクションが常に現実によって形成される副次的なものであると彼が思っていたからだろう。
しかし「フィクションは現実に包摂される」という認識は、フィクションそのものを安易な人形遊びへと貶めかねない。
フィクションの全てが現実の欲望に向けて捏ね上げられ、書き加えられ、削り取られるとするならば、そこにはもはや生き生きとした生の躍動といったものは存在せず、単なる快楽物質としてのカタルシスがオブジェクト的に散在するばかりだろう。それはまさにフィクションの死だ。
もしあなたがフィクションによって現実が1ミリたりとも動かされたことはない、と断言できる人間であるならば、彼の哀願に耳を傾ける必要はない。フィクションなしで生きていくことのできる人間だってもちろんいる。
しかしほんの少しでも、フィクションによって、映画によって救われたり突き落とされたりしたことがあるならば、彼の言葉の意味をもっと深く考えるべきだ。
別に大きな転換がなくたっていい。たとえば『アニー・ホール』を見てラルフ・ローレンのシャツを買ったとか、『仁義なき戦い』を見てちょっとだけ広島弁に興味を持っただとか、そういう些細なことでもいい。一度でもそんな経験があるならば、彼の言葉にもう一度よく耳を傾けてほしい。
「神様!ダニーを殺さないで!」
映画の中の爆弾や悪党や切り裂き魔が現実に出てくることは、現実的に考えれば決してあり得ない。たとえ4D映画でも観客が本当に死ぬことはない。
しかしひょっとしたらそんなことが起きるかもしれない、と常に想像力をはたらかせることが重要なのだ。そしてそうすることによってのみ、フィクションはこの先も生き長らえていくことができるはずだ。
〜以下余談〜
モノクロのハンフリー・ボガートが合成で出てきたシーンを見て山田洋次『虹をつかむ男』のラストシーンを思い出した。『虹をつかむ男』も「映画にまつわる映画」だったから、たぶん本作のオマージュなのかなと思った。
膨大な引用数を誇るスピルバーグ『レディー・プレイヤー1』の中には本作も登場するが、オマージュ映画のバトンタッチを目撃したようで感慨深かった。タランティーノみたいなスノッブでハイブロウな引用も好きだけど、こういうただひたすら映画が好きな人によるストレートな引用の嵐も気持ちがいい。
ロバート・パトリック、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ラリー・フ...
映画の世界と現実世界で大暴れ!
『ラスト・アクション・ヒーロー』鑑賞。
*主演*
アーノルド・シュワルツェネッガー
*感想*
だいぶ前にzipの風間さんが紹介してくれた作品。内容が物凄く気になったので鑑賞しました。
映画好きの少年が魔法のチケットを手に入れて、映画の世界に入ってアクションヒーローと共に大活躍する話です。
映画の小ネタが散りばめられていて、特に印象的だったのが、やはりターミネーター。なんで「あの人」が代役になってるの!?ww
映画の世界と現実の世界を行き来してるのも面白いし、シュワちゃん本人が出演してたし、色んなスターが出てた!
映画のキャラクターが現実世界に飛び出してくるのは夢ですね~(^^)
面白かったけど、現実のシュワちゃんをもっと活躍している所が見たかったかな~
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