「The glamour of limelight, from which age must pass as youth enters. 沢山の大事な言葉」ライムライト アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
The glamour of limelight, from which age must pass as youth enters. 沢山の大事な言葉
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チャップリンの人生観というか人生哲学がメチャメチャ詰まった作品でした。
人生において大事な言葉が沢山チャップリン扮するカルヴェロから語られます。自殺未遂の女の子を励ます形で大事な事を伝える。若者を老人が導き、また老人も最後に一旗上げる。一歩間違えれば説教臭くなる言葉を自然に作品に染み込ませている。この脚本力が素晴らしい。やっぱり天才ですな、チャップリンって。
そして公開当時は既に63歳だったというのに体の動きが半端ないです。最後の舞台はもちろんの事、途中途中のシーンでもちゃんとチャップリンの動きで老いを全く感じさせない。チャップリンの私生活は詳しく知らないのですが、日頃からワークアウトしてないとあの年齢であの動きはできないのではないでしょうか?それとももう体に染み付いてて自然にできるようになってたのかな?
コメディアンって人を笑わせる為に人の感情の動きをスゴく考えてるんじゃないかなっと思うんですよね。だからコメディアンの作ったドラマはグッとくる物が多い。本作は天才コメディアン、チャーリー・チャップリンの晩年の傑作だったと思います。
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