ライフ・イズ・ビューティフルのレビュー・感想・評価
全204件中、21~40件目を表示
リバイバル上映にて鑑賞
25-105
きつい
ホロコースト系の作品やっぱりきつい。。
あんなに幸せで愛に満ちた家族を奪わないでくれ。。。。全員の無事をひたすら祈らながら観ていました。
収容所で命が危険に晒され、ボロボロになるまで強制労働を強いられている中で、グイドは息子と妻を1番に想った行動をしていて本当に強かった。。ボロボロ泣いてしまいました。
過酷な環境でも笑顔を絶やさず、家族を勇気づけて最後まで守り抜いたグイドは本当に愛に溢れた優しい人物でした。
収容所では、そのような個々の人物像や背景なんて剥ぎ取られて、「囚人」として均一に踏み潰しており、きつい。
信じたくなく、目を背けたくなる事実でしたが、しっかりと向き合わねばいけないことだと思いました。
音楽も素晴らし
思い出補正が入っているので評価は高くなってしまいます。仕方ないのです。
多くの映画賞で高評価な有名なイタリア映画。
コメディ感が強く、ホロコーストを和らげることで、ユーモアを成立させている微妙なさじ加減が絶妙だった。
ロベルト・ベニーニが奥様のニコレッタ・ブラスキとまたもや共演し、子役のカンタリーニは撮影に入る前に実際に2人と共に寝起きをともにしてたらしい。
史実を正しく描くのではなくて、歴史の中に美しい親子の物語を作っている。
この映画『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997)について、ホロコーストについて「歴史的現実を過度に美化している」として、ユダヤ系団体や一部の批評家からは本作における表現手法の倫理性やバランスに疑問を呈する声もあがったらしいが、そんな声が上がるのは毎度の事で仕方がない。
『シンドラーのリスト』(1993)だって『SHOAH ショア』(1985)の監督クロード・ランズマンから「出来事を伝説化するものである」として舌鋒鋭く批判されたりしてるし。妻のエミリー・シンドラーは実際にはオスカーの活動を支え、ユダヤ人保護に貢献した重要な人物なのに映画ではあまり目立たない存在だ。
『サウルの息子』(2015)はリアルらしいが、今作品の様に "笑って泣ける" 作品では無くて全くの別物だし。
『関心領域』や『アウシュヴィッツ・レポート』、『アウシュヴィッツの生還者』、『アウシュヴィッツのチャンピオン』、『ホロコーストの罪人』、『縞模様のパジャマの少年』等あるが、全く別物のコメディ映画として楽しむべし。
なのに泣ける。
人生は美しい‼️
戦争のむごさ、ユダヤ人迫害、強制収容所という過酷な状況の中で、家族を愛し、守り続けた男の姿を、上質な笑と涙で描いた「ライフ・イズ・ビューティフル」‼️しかもタイトルの "ビューティフル" に恥じない、人生の素晴らしさ、人間の命の美しさまで描いてるんですから、感動しないわけがない‼️アカデミー賞で主演男優賞獲った時のハジけっぷりが印象的なロベルト・ベニーニはホント巧いですね‼️でもそれ以上にベニーニの子供を演じたジョルジオ坊やの愛らしい笑顔‼️癒される〜ッ‼️
子供のことを1番わかっているのは父
泣きたい時にこの映画を必ずみます、子供にこれはゲームだよ、ポイントを集めるんだ!買ったら戦車がもらえるよ!と父が優しい嘘をつき子供を辛い中も楽しませている、ほんとに素晴らしい父です、そんなお父さんが銃で打たれて死んでしまうシーンはほんとに涙が止まらなかったです、子供はお父さんを待っているのに、まださよならも言ってないのに、元気な姿のママ死んでしまう父、辛すぎて涙が止まりません、最後のアメリカ兵のシーンで嗚咽が出るほど泣きました、人生で1番泣いた映画はこの映画です。
一生忘れられない
グイドの人間性に心打たれました。
彼によって幸せになった人間はこの映画に映されてない場面でも沢山いるのかなぁとか想像してみたり。
息子の元へ戦車が来たときの健気な息子とグイドの対比がでもう駄目でした。
ラストは本当に涙が止まりませんでしたが、一生忘れることの出来ない作品です。
ライフ・イズ・ビューティフル
笑えて泣ける名作。映画を観て泣くことはあまり無いのだが、この映画は普通に泣いた。
主人公のグイドは、常に明るく周囲を笑わせる愉快な男。妻のドーラもそんな彼の人柄に惹かれて結婚し、息子のジョズエを授かる。映画の前半はそんなグイドとドーラの馴れ初めが描かれている。
映画の後半は、グイドと息子のジョズエが、ユダヤ人の強制収容所に収容される。グイドは息子には「これは1000点貯めれば戦車が貰えるゲームなんだ」と言い聞かせる。自身も辛いはずなのに、そんな素振りを息子の前では微塵も見せず、明るく楽しく振る舞い続ける。息子に余計な心配をさせまいとする彼の姿に、父親としての優しさや、精神の成熟度合いが表れている。
映画の最後には、大人になったジョズエによるモノローグが流れる。父親の、自分を大切に思う気持ちや愛情深さを、幼い頃はあまり意識していなかったはずだ。しかし大人になるに連れて、父親が自分に対してしてくれたことの重みを深く感じるようになる。それがこのモノローグに表れていて泣ける。
家族を愛し守る、ひとつのカタチ。
身勝手なネタさえなければ
評判が良いみたいなので見てみましたが、正直自分は感動出来なかった。
前半は自分勝手な主人公が周りの迷惑も考えずに調子に乗った行動をとる、ローワン・アトキンソンのようなドタバタコメディ。
こういった作品は普通「近くにこんなやつがいたら迷惑だろうなー」と笑いながら見る作品なのだが、後半は事態が一変、ドイツ軍による強制収容所の話になる。
ここからは息子を怖がらせまいと優しい嘘を吐いて陽気に振る舞う父を描いている、らしい。いや、描きたいのは伝わるのだが、やってることは前半と変わらず身勝手コメディなのだ。
たかがフィクションのお話ではあるものの、最悪同室のメンバー全員が処刑されかねないレベルの自分さえ良ければ構わない自己中行動を取るのでかなりの不快感を覚える。
おバカコメディだったら全く問題ない内容だけど、この作品における主人公は「迷惑なやつ」ではなく「立派な父親」として描かれているので、コメディとして見れない、感動ドラマとしても見れない、中途半端な見方になってしまう。
私は涙もろく、安っぽい感動ドラマでもすぐに泣いてしまうのだが、この作品は他人に迷惑をかけ続ける主人公の行動と、それでも彼の思う通りに物事が進んでいくご都合主義のお陰で涙ぐむこともなかった。
ただ、まぁコメディ要素がこの映画を見ようかなというきっかけにもなったし、暗く悲しいという雰囲気が前提として描かれるべき戦争を舞台にした映画がここまで暗さを感じることなく見られるのは良い部分だと思う。
コメディタッチで描くにしても、もう少し他人の迷惑にならないようなネタを中心にしてくれれば私もこの映画を受け入れられたと思うと残念でならない。
最初はバカ映画かと思ったが
................................................................................................
主人公のおっさんが一目ぼれの女性の結婚式に乗り込んで略奪婚。
やがて子が出来て、そして家族でナチスの強制労働所へ。
子供に心配かけるまいと「これはゲームだ」と楽しいフリをする。
優勝したら戦車をもらえるから、と言いくるめてコントロールする。
やがてドイツが負け、この機に脱出しようと子供を一時隠れさせる。
そして嫁を探しに行って、見つかって射殺される。
その直後ドイツ軍は撤退し、嫁と子供は助かり、援軍の戦車で帰れた。
................................................................................................
主人公のおっさんがやかましくて、最初は糞映画かと思った。
が突然強制労働所に行かされてから空気が変わる。
でも無理に明るくし過ぎる主人公にはあまり共感できんかったなあ。
実際、チョロチョロせんかったら生き残れたんじゃないの?
過去に見たという嫁が横で見ていたが、やたら泣いてた。何故?
完成度の高い脚本
全204件中、21~40件目を表示