夜の訪問者のレビュー・感想・評価
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敵役チームが雑すぎるが悪くもない
とにかく軍人上がりの敵役たちが緩すぎて、コメディーかと。数の優位性も保てず、作戦もない。これじゃあ、脱獄も失敗して懲役から抜けられないさ。主人公ブロンソンも付き合って、船中で倒した外人部隊あがりも息の根を止めず。いつの間にか復活し、やたらマシンガンを撃ちまくり、仲間まで打ち殺す。ブラックコメディか?
ただ、カルストみたいな岩場のカースタントとか山道のカーチェイスの迫力。若きブロンソンの引き締まった筋肉体型と、リヴ・ウルマンの妖しい美しさ。これは一見の価値あり。ミニスカートブームの時代、彼女の白くて美しい脚線美を際立たせていた。
素晴らしかった
かなり不利な状況なのに、ブロンソンはまったくビビることなく常に冷静であるのは、よほど腕に自信があるのだろうか。医者を連れて山小屋に戻る際に警察のバイクに追われる場面がたっぷりと続く。医者が車に酔わないか心配になる。敵のボスの顔色がどんどん悪くなるのが面白い。ボスの彼女のヒッピー女が殺人の経験をこともなげに話すのが怖い。ラストでは運転違反を警察にとがめられそうになるのがハッピーエンドな感じがしていい。ブロンソンの娘が妻の連れ子であるところや、妻を避けるように仲間とポーカーをしているような暮らしぶりに人間味がある。
ブロンソン!脇役!なのにもうちょっと
ブロンソンが50才前後とは思えぬプンプンする男振り、奥さん役と敵役(ちょっと微妙だが)に名優、その他の脇役も中々味が出てる。どこかのサイトでカーチェイスがしょぼいという感想もあるが...今の出来過ぎのウソっぽいカンフー映画みたいなのと比べると本当に走っているから(というか走っているだけだから?)ブリットと同じ実写の迫力があるし、ブロンソンが最初にプロレスで言うフェースロックで首の骨折るところとか決まっているし等々良い感じなのに、なんだかストーリーが走っていかないのが残念。観てよかったけれどもう少しかなぁ
※最初の殺人と死体遺棄のあたりまでが「雨の訪問者」みたいで、「雨の..」が好きだから、同じ展開を期待したからだけかもしれませんのであくまでも個人的な感想です
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