劇場公開日 2024年3月22日

「【極悪党団を率いる悪党と、早撃ち賞金稼ぎ二人。エンニオ・モリコーネの印象的な音楽が流れる中描かれる、アル・デンテなマカロニ・ウェスタン。格好良い事この上なし。】」夕陽のガンマン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【極悪党団を率いる悪党と、早撃ち賞金稼ぎ二人。エンニオ・モリコーネの印象的な音楽が流れる中描かれる、アル・デンテなマカロニ・ウェスタン。格好良い事この上なし。】

2021年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー 幼少時、父がTVで見ていた記憶がある。
  今作ではないかも知れないが、印象的な口笛のメロディは覚えている。
  後年、タランティーノ監督がマカロニ・ウェスタン好きという事を知ったが、今作をキチンと観たのは初めてである。
  マカロニ・ウェスタンにクリント・イーストウッドが出演せざるを得なかった当時の事情や、セルジオ・レオーネ監督の存在も知識としては知っていた。
  が、今作を観て、シンプルだが圧倒的な面白さに感服した。ー

◆感想

 ・クリント・イーストウッドが演じるモンコと、ダグラス・モーティマス大佐を演じるリー・ヴァン・クリーフの格好良さ。
 どちらも、ニヒルだが、長身痩躯で、鷲鼻のリー・ヴァン・クリーフが特に魅力的である。

 ・二人が会った時の、挨拶代わりの相手のテンガロンハットを拳銃で何度も撃ち合うシーン。
 モンコはダクラスが帽子を拾おうとする度に、遠くに飛ばし、ダグラスはモンコのハットを、宙に舞わせる。
 一度も、地面に落とすことなしに。

 ・悪党のインディオも、赤子を殺す極悪な人物だが、常に女性の写真が貼ってあるペンダントを身に着けている。
 ー その女性と、ダグラス・モーティマス大佐の関係性・・。ー

<非常に危険で魅力的な映画の分野の扉を開けてしまった気がする。
 その分野とは、マカロニ・ウェスタン。
 タランティーノ監督の映画を観た後、パンフレットに多数掲載されていたお勧め映画。
 分かってはいたが、パンドラの箱を開けてしまった感が、強い。
 勿論、嬉しい。
 けれど、今作レベルの映画が、多数ある事は知識としては知っている。
 さあ、どうしましょう・・。>

NOBU
LaLaさんのコメント
2022年6月8日

NOBUさん
おはようございます(#^.^#)

本作 私の父もお気に入りでした。
西部劇というと 先ず浮かぶのが
クリント・イーストウッドですよね。
私は、ジュリアーノ・ジェンマ派ですが
リー・ヴァン・クリーフさんの渋さも
印象的ですね。
ウイスキーのCMも懐かしいです。

音楽は、モリコーネ氏で
本当に数々の名曲に感動し
「夕陽のガンマン」も最高ですね。

ジェンマとクリーフさんが
共演された「怒りの荒野」も
面白い作品でした。
(^^ゞ

LaLa