ユージュアル・サスペクツのレビュー・感想・評価
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どんでん返し作品の見方。。
どんでん返しモノの傑作と言われるこの作品ですが、個人的にはまあまあといった印象でした。これはひとえに僕のサスペンス作品の見方が悪いんです。なんというか、「ネタバラシの前に見破ってやるぞ!」とか、「騙されないぞ!」と意気込んで見てしまうから、あらゆる登場人物が黒幕じゃないかと一度は想像してしまう。それは決して「真相を見破った」んじゃなく、「なんとなくぽいかも」と思う程度。。だから、黒幕が発覚しても騙された感が薄くなってしまうんですよねぇ。。おんなじような人いないかなぁ笑
この作品でも、キートンであれ、キントであれ、一度は鑑賞中に黒幕と疑ってしまう。ただ、そういう意味では、この作品の二重の返しはなかなか良かったです。
ただ、キントがカイザーソゼとした場合、最後の船上での展開に疑問が、アルトゥールが撃たれた直後のシーンでキントは船外にいた。キートンが撃たれるシーンでも船外から見ているシーンがあった。あれらのシーンは、そもそもキントの想像だったということなのでしょうか。冒頭の船上での展開と最後の船上での展開に違いがあったのはそういうことなのかな。でも、あれがキントの都合のいいイメージ展開だったら、ちょっと反則なような。。どこからウソ(キントのイメージストーリー)だったのか。そもそも、最初から事実じゃなかったのか。作品の根底から疑わしくなってしまいました。
黒幕すぐわかる/キャスト工夫可という方へ
レビューを読んでいると、「すぐに黒幕がわかった。キャスティングに工夫ができる」的な人がいたので、そんなレビューアーさんに。
(その方はコメントの返信がオフ)
これはマイケル・キートンの出世作。彼はそれまで世界が知る名俳優ではなかった。しかし、彼はこの作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
当時、監督はあえてマイナーな俳優たちを起用し、犯人を予想させにくくする作り込みもした。
さらに1995年という公開年を考えると、このどんでん返しに観客はたまげたのでは。
今でこそ、「シックスセンス」(1999)「メメント」(2000)「シャッターアイランド」(2010)など、見る側にもそのような展開は想定しうる。
そう思うと、緻密に作り込まれていると思う。
確かに映画好きの人であれば、すぐに展開がわかるかもしれない。
しかし、個人の感想だけで決めつけず、制作の裏側や時代背景まで考えてレビューできれば、「映画通」を名乗っていい気がする。
最後に全てが腑に落ちる映画
とにかく伏線が多い。
8割以上は伏線。
あいつはこうだろうとか、こいつがこうなんじゃないかとか、どうせどんでん返しだろうと想像してみても引っかかる。
巧妙に作り込まれた素晴らしい映画。
2度も騙されて腑に落ちた映画は初めてだった。
最後まで犯人は分からない!
内容も面白かった!
でも... 最後の最後でケヴィン スペイシーの演技が下手で犯人が分かってしまった。途中でまさかの俳優にネタバレされるとは思わなかった...
今の演技がスゴい上手だから昔の作品見ると、あらさが目立つのはしょうがないのかな。
途中でちょっと興醒めしてしまった。
監督の指導なのか、わざとなのか?
あの演技がなければ最後まで誰が犯人か分からなかったんだろうなあ〜...
作戦を立てる役で、何があっても殆ど動じず冷静で坦々と喋り、言葉のチョイスもなかなかスマートなのに、刑事から最後にキートンが犯人と言われて「うそだー‼︎」と感情を取り乱してる姿が嘘泣き感ハンパなかった(^^;)
でも犯人が分かってからでも、もう一回見たいと思えるくらい、よく出来ていた作品でした。
どんでん返しの傑作!
過大評価?
やっと観了…
やっぱりかー
内容は面白かったし、誰が黒幕かもはっきり分からなかったけど、変な勘が働いてしまった。
ただ、これまでストーリーが全て嘘っぱちとは、思いもしなかった!
てか、マグカップの裏見て、初めて気付いたし。
変な勘が働かなければ、もっと楽しく観れた作品だと思う。
余韻
どんでん返しといえば ということで名高いユージュアル・サスペクツをやっとの思いでみたが、いつまでも余韻が後を引く。
途中でソゼが誰かわかってしまって面白くなかった、との声も耳にしたが、果たしてこの映画はソゼが誰かわかっただけで面白さが半減してしまうものなのだろうか。
それこそ人によって感性は違うのだろうが、私は、彼だとわかったからこその面白さを感じた、果たしてキントの話は全て事実なのか、全てでっち上げではないのか、面通しで出会った5人は本当にその後一緒に行動していたのか、全てキートンに意識を向けるためのでっち上げではなかったのか 等鑑賞後も尚作品に翻弄されてしまう。
開始最初のキートンの放った「足の感覚がないよ」はソゼではなく、キントに対する皮肉だったのではないかとすらさえ思えてくる。
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