「映画を主演するということ」ユージュアル・サスペクツ talkieさんの映画レビュー(感想・評価)
映画を主演するということ
サスペンスものとして第一級の作品であることは、他のレビュアー諸氏が指摘のとおりで、評論子としても、その点に付け加えるべき何ものもありません。
ただ、本作を観終わって印象に残ったのは「映画を主演するということは、こういうことなのかなぁ」と思ったことでした。
つまり、映画作品としての本作の雰囲気は、とりも直さず、そのままケビン・スペイシーが俳優として醸し出す雰囲気そのままだったということです。
映画は、どんなストーリーかも大切ですが、誰が演ずるかは、もっと大切だったと言うことでしょう。
改めて気づかされた一本になりました。そのことに。評論子には。
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