「余韻」ユージュアル・サスペクツ iyhm7さんの映画レビュー(感想・評価)
余韻
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どんでん返しといえば ということで名高いユージュアル・サスペクツをやっとの思いでみたが、いつまでも余韻が後を引く。
途中でソゼが誰かわかってしまって面白くなかった、との声も耳にしたが、果たしてこの映画はソゼが誰かわかっただけで面白さが半減してしまうものなのだろうか。
それこそ人によって感性は違うのだろうが、私は、彼だとわかったからこその面白さを感じた、果たしてキントの話は全て事実なのか、全てでっち上げではないのか、面通しで出会った5人は本当にその後一緒に行動していたのか、全てキートンに意識を向けるためのでっち上げではなかったのか 等鑑賞後も尚作品に翻弄されてしまう。
開始最初のキートンの放った「足の感覚がないよ」はソゼではなく、キントに対する皮肉だったのではないかとすらさえ思えてくる。
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