「気骨の旅路」勇気ある追跡 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
気骨の旅路
BS12で鑑賞(字幕)。
少し乱暴で酒好きな連邦保安官コグバーンを演じるジョン・ウェインが、念願のオスカーを獲得したことで知られる西部劇。殺された父親の復讐を誓う少女マティと、彼女に雇われたコグバーン、テキサス・レンジャーズのラ・ボーフの間に徐々に芽生えていく連帯が見どころで、エルマー・バーンスタインの軽快な劇伴が物語を盛り上げる。
荒くれ者だが、マティの純粋な想いに打たれる面もあるコグバーンの人間性を、体つきからして貫禄たっぷりのジョン・ウェインが存在感たっぷりに体現し、受賞も納得の素晴らしい演技で魅せる。
マティの高い交渉能力も面白い。コグバーンもたじたじの「ああ言えばこう言う」な鋭い切り返しがクセになりそうだった。キム・ダービーの溌剌とした演技が見事で、物語に花を添えていたと思う。
原題の「トゥルー・グリット」は「真の気骨」と云う意味と捉えれば良いだろうか。マティもコグバーンも為すべきことをやり抜く気骨に満ちていた。
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