「娘が14歳には見えない」勇気ある追跡 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
娘が14歳には見えない
総合50点 ( ストーリー:55点|キャスト:50点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
犯罪者を追跡して対決するという、どこにでもあるありふれた西部劇。特にこの作品を観なければならないということはない。
独自な部分としては、父親を殺されたまだ幼い娘が大きな役割を果たすということ。だが14歳という設定だったと思うが、この娘がどう見ても14歳には見えない。見た目もそうだが、大人相手に法律・弁護士・金という単語を使って一歩もひかない強い交渉能力とか知識とかのために子供には見えなくて、父親が死んでも悲しみを見せることなくたくましく生きて追跡に強引に加わる姿は大人そのもの。気になって調べてみたらこの女優は公開当時22歳だそうで、そりゃ14歳らしい気弱さや幼さが見つかるはずがない。それならばせめて最初から20歳前後くらいの設定でやれば良かったんじゃないのか。
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