ユー・ガット・メールのレビュー・感想・評価
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微妙。 夢を手放して恋を取る女の性(さが)を「ラブストーリー」と称んだ最後の時代
❰この女性はなぜここまで弱いのか❱
メグ・ライアン嬢
・・児童書書店の店主。
物語の世界に夢中になる彼女だから、“こんな残念な結末”さえも夢見心地♡で受け入れてしまったのかもなぁ。
1度目は何も考えずに楽しく鑑賞できたんですが、2回目観て なんだか悶々として“違和感”がふくらんでしまった僕です。
その違和感とは ―
いつかおうじさまが~♪と待っていたんだろう彼女メグ・ライアンにとっては、
・お母さんの店がつぶされたこと
・自分の夢がつぶされたこと
・かけがえのない宝物が奪われたこと
それらへの執着や宿敵への呪詛よりも
あっけなく言葉巧みな=メール上手な=王子さまの玉の輿に乗りかえちゃうエンディングへの違和感。
そして、終盤、男の腕の中にしだれ込んじゃう、そんな彼女への、違和感。
実はF-O-Xと通じていたなんて
残された失業者=三人の従業員への説明責任とかはどうなるのだろう
だから
夢はんぶん、そして
弱い「女の一生」の哀しみ半分の、なんだか砂を噛むような鑑賞後感だったのです。
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❰赤ずきんちゃん気をつけて❱
僕は同性としてもトム・ハンクスへの警戒心が解けませんね。
祖父も、父親も、そして本人も、女をとっかえひっかえの男たち。
彼らは“絨毯爆撃”で街中のライバル書店の息の根を止める地上げ屋の一族だ。
付け合わせのキャビアを総ざらえする姿をみて、「ああ、トムの素性はこれだよー」と思った。
・・戦略家の男は、自身の生き方のスタンスは変えない。男は奸計を練り、言葉たくみに女を狩り、アホな女はそこになびいてしまった。この残念感ね。
たぶん22年前の公開当初なら、僕もきっとすなおに楽しめたと思うんですが、もう時代は違うんです。
せっかくのラブストーリーを僕は偏ってレビューしているかもしれない。でも22年前と同じにこの映画を観ることはもう出来ないのです。
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❰フラッシュバック❱
僕にはお気に入りのコンビニがあったのです。
働き者で笑顔の素敵なフランチャイズのオーナー夫妻。二人に会いにいくことが楽しみなお店でした。
しかしすぐ両脇に最大手のライバル店が開店し、ライバル会社の目論見どおり「挟み撃ち作戦」でやられて、そのコンビニは潰れた。
F-O-X はずる賢いキツネ。
あの衝撃がフラッシュバックしましたね。
本当に本当に悲しかった。
怒りがわいた。
「閉店予告」の貼り紙を見て
「僕が仇を打ちます、連中の店にバキュームカーで突っ込んで店内に撒き散らしてやりますよ」と言ったらオーナーは淋しそうに笑っていました。
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❰今この映画を観る意味❱
きれいごとだけではいかない世の中の 毒とか、迷いとか、悲しみもピリッと含んでいるから
この映画が愛されるのはその隠し味のゆえなのかもしれないけれど。
本屋が一件閉店して、店主が もう悲しんでいないことが悲しい。
でもとても良くできた面白い映画ではありましたよ。
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❰幻想❱
例えばですが、
この映画、もしもエンドタイトルの字幕で、
《実業家のトム・ハンクスとメグ・ライアンはその後アフリカに移住して、現地に小学校と図書館を作り、その小学校の教師として今も暮らしている》
とか、白黒の写真付きで教えてくれるとかならブラボー!
あるいは逆に《二人はやはり相いれずに別れました》
という結末でも僕は同じくブラボー!だと思う。
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クレヨンハウスの落合恵子なら、星は付けないだろう。
感想を訊いてみたい。
トキメキは大事?!
ネットで知り合った顔も知らないが気の合うメール友達。 しかし実は商...
ラブコメで一番です
ラブコメではこれが一番好きです。
気軽に見れて、心がほっこりして元気になれる作品です。
NYの四季折々の街並みも素敵です。
ジョーがエレベーターに閉じ込められる場面が印象的です。
人間ってそうゆう状況にならないと自分のやるべき事や、自分の本当の気持ちに気付けないのだなと改めて感じました。
ラストは感動的です。
ジョーが現れて、キャスリーンの表情が2度変わります。
1度目は「ジョーったらこんな所まで来るなんて!」みたいな風に笑い、2度目は、「ジョー=NY152」という事に気付き、驚いたようなホッとしたような表情になる所が好きです。バックに流れる「Over the Rainbow 」の音楽もとてもぴったりで気持ちが盛り上がります。
心を歓びで満たすひと。
オンラインすると
私は息を止めてあの言葉を待つの
“ユー・ガット・メール”
街の騒音が消えて
聞こえるのは心臓の鼓動だけ
今の時代、出会いやメールが軽視されすぎているのは、
実にもったいないことなのかもしれない。
「友達になりたい」
それは恋人になりたいと言うよりも勇気のいるセリフだ。
本屋さんが可愛い。
キャスリーンとフランクの別れのシーンが好き。
そして2度目の待ち合わせはジーンとくる。
少しの「調整」にどれほど想いを巡らせたか想像される。
最高の相手なのに愛してはいない
愛しているのに最低の相手
あの人があなただったらーーー。
人間は複雑だ。
とりあえず、デカフェのカプチーノ!と言っとこう。
20年経っても色褪せることはない良質な大人のラブストーリーだ。
むかしメーラーの受信音をyougotmail.wavにしていた
ラブコメ女王だったが個人的に思い入れはなかった。
ほんとに好きな人は90年前後の出演作を挙げると思う。
You've Got Mailはむしろ後期なのかもしれない。
映画はシンボリックな名作だが、いまひとつ傑出しなかった理由は、ジョー(トムハンクス)が──すなわち男性側だけが、メールの相手が、キャスリーン(メグライアン)であることを知っていたから──だと思う。
それは、匿名でやり取りするばあい、致命的に卑怯なことだ。
ただ、その立脚点がなければ、ロマンチックコメディが成り立たなかった。
メール相手がキャスリーンであることを知っていた、にもかかわらず、それを明かさず「泳がせておく」ところが、You've Got Mailの楽しさになっているのである。
現実に置き換えるなら、それは悪意にみちている。ストーキングとすら言える。映画は楽しいが、男性側の優遇と、男性側の願望的展開を持っていた──と思う。
ただ、ジョーには彼女を廃業に追い込んでしまった負い目があった。立場の違いすぎる恋愛を成就させようとして「泳がせた」わけでもあった。
──分析はともあれ。楽しい映画だった。
ライアンは2015年に初監督兼出演してからほぼ姿を消している。世界中を魅了した彼女はいまやもっともbefore・afterを並べられてしまう女優である。
いま劣化は一般的になってしまったことばだが、地球で、かつ地球史上で、もっとも高齢化が進んだ国で、老化を劣化と言っているひとはあほにちがいない。テレビの文化人が使っていてもゆめゆめそんな差別語を使ってはいけない。──と個人的には思う。
なんてがらにもないが。
少し前エンタメニュースで古い名前のロックスターとの破局を知った。当時洋楽信仰者だったが、まったく聴かなかったひとである。とはいえチャートの動きの遅い時代だったからOh yeah, life goes on, Long after the thrill of livin' is gone, とか耳なじみがあった。
破局を知ったとはいえ、たまさか知ったエンタメ情報であって、お付き合いされていたことさえ知らない。昔はクーガーというミドルネームがあった。メグライアンと付き合うならCougarを付けとくわけにもいかなかったんじゃなかろうか。
ラスト前着替えて歩いて行くとき後ろ姿のショットがある。
一瞬両手を水平して落ち着こうのしぐさをやる。
ほんの一瞬だがなんとなく覚えている。
とてもかわいい大人の恋物語!
初めてハマったラブ・ストーリー(^-^)
高校生の時に初めて観てハマってしまいました! 恋愛もので初めてハマった映画です、それまで好きな映画がなかったというより恋愛ものを余り観てなくて、今はたくさん観ていますが(笑) この映画を観てキャラメル・マキアートを一時よく飲むようになり(笑)、誰ともチャットしてないのに通学時に見かける人の中に運命の人がいるかもなんて思ったりしていました、映画のオープニングを観てからよく登校してました(笑) ラストの「あなたでよかった・・・」「泣かないでショップ・ガール・・・泣かないで」いい場面でしたね~(^-^)
インターネットでの出会い
この頃のインターネットでの出会いは、今のように簡単に見つかるものではなく、いわば「運命的出会い」要素が強かった。この頃の時代を生きてきた人にとってはインターネットは現代の即、端末⇔端末のイメージではなく端末(PC)から相手への端末(PC)へ運命の糸が繋がっているような感じではなかっただろうか?この時代を知らない層にとってはピンとこないかもしれないが、気軽に出会える現代のSNSに於いて「運命の出会い」なんてそうそうないという観点から鑑賞すれば解るかもしれない。
キングオブラブコメ!
最悪のリメイク
もし「ユー・ガット・メール」がただのオリジナル作品だったら、何も文句は言わなかったでしょう。しかし、これがエルンスト・ルビッチ監督の「桃色の店(街角)」(1947)をリメイクしたものである以上、僕はルビッチのために怒り、涙せざるをえない。
いますぐにでも「違うだろーーー!!」と本作を撮った監督の耳元で怒鳴り散らしてやりたい気持ちをグッとこらえて、「では一体何が違うのか?」について、ストーリーの軸である男女の関係性を例に考えてみる。
「桃色の店」では男の側も職場に不満があったり、失業したりと生活が上手くいっていないのに対し、本作のトムハンクスはそこそこ大きな本屋の店主で何一つ不自由ない暮らしを送っている。だから犬猿の仲である男女の衝突が「桃色の店」と比べてイマイチなのだ。女の側は切羽詰まっているのに、トムハンクスは生活に余裕があるから、女はただ嫌味ったらしく映り、トムハンクスはそんな彼女をからかって遊んでいるようにしかみえない。ゆえに、二人が最後に繋がった時の感動が皆無である。
たったひとつ、男女の関係性ひとつとってもストーリーの盛り上げ方が全然違うし、「桃色の店」を観ている時に感じる胸の苦しさと観終わった後に味わえるあの多幸感は本作のどこにもなかった。どこにも、ね!!
やっと「ユー・ガット・メール」への怒りがおさまったと思ったら、今度は「桃色の店」を思い出して涙が止まらない。
トムだけど
今やネットで知り合った異性に会うなど恐怖でしかないが、昔はロマンが...
今やネットで知り合った異性に会うなど恐怖でしかないが、昔はロマンがあったんですね。
メグ・ライアンが最高!
始めの方のシーンでは、「えっ、もっと美人だったよな」とか思ったりしたが、映画が進むにつれてどんどんキュートに美人に見えてくる。役柄の中で光り輝くところが実に素晴らしい。病気を見舞いに来てくれたトム・ハンクスを見る姿の何と愛くるしいこと。
ところで私はそのシーンでてっきりメール相手が誰か分かったものだと思いました。いや、気づくでしょ(笑)
ラストも「メール相手より、あなたよ」って流れかと思ったのだが…
多少の不満もメグ・ライアン、そしてトム・ハンクスの演技が吹っ飛ばしてくれます。素敵な恋愛映画です。
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