ヤングガン(1988)のレビュー・感想・評価
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キーファー・サザーランドが素敵
オープニングの登場人物が口布を下げる演出がダサ格好良かった。
ビリー・ザ・キッドの話なんですね。史実とは異なる部分もあるようですが、恩人である牧場主が殺され、自警団の仲間と共に復讐しようとする流れです。
派手な演出もなく割と淡々としていて、敵が現れては逃げるか殺すかって感じで私はあまりハマらなかった。
ビリーは復讐のためというより、スリルを楽しんで人殺しをしているイカれた感じで、ちょっと苦手でした。
ビリー役のエミリオ・エステベス、ディック役のチャーリー・シーンの実兄らしいです。全然似てない!
よくわからなかったのはチャーリー。娼婦を抱きしめたと思ったらその後すぐメキシコで結婚してて意図が読み取れなかった。女より仲間を取る場面を入れたかったとかでしょうか。でもチャーリーは最期が格好良かった。
ドク役のキーファー・サザーランドが気品があってとても素敵。個人的にはそこが1番の見どころだったかもしれません笑
おもしろかったのはチャベスの謎の儀式でみんながおかしくなるところ。
新聞で実際と全然違うビリー像が作り上げられていて、それを鵜呑みにしている賞金稼ぎがいるところもクスッとしました。
終盤のアレックス宅での銃撃戦の場面でトムクルーズがカメオ出演しているそう。全然わからなかったです笑
"pals" アメリカ的ヒーロー
ちょっと前にアメリカの開拓時代のドキュメンタリーを観て気になってた「ヤングガン」。U-next で配信終了しそうだったから慌てて観てみました。
アメリカって国自体に建国神話がないので、西部時代のアウトローがヒーローになるって事で、本作でもビリー・ザ・キッドがけっこう美化されてる印象を受けました。と言っても作品内でもビリーはそこそこ嫌なヤツだったんですけどね😅実際は犯罪者なのにヒーローになってしまうのがアメリカという国の面白い所です。あ、迷惑系youtuberが人気になったりするんで根底に流れる部分は日本も同じかも?
出演陣もエミリオ・エステベス、チャーリー・シーンにキファー・サザーランドと当時の旬の若手スターを集めてます。皆さん若い❗
若干21歳でこの世を去り伝説となったアウトロー。いかにも青春西部劇といった感じの本作でした。ビリー自体はアメリカ屈指の人気キャラクターなのできっと定期的に映画が作られる事でしょう。このヤングガンもけっこう前なので、そろそろなんじゃないかな~。次のビリーは誰だ⁉
とてもよかった
当時、この映画に出ている若手がブラッドパックと呼んでもてはやされていて、どうせチャラい西部劇だろうと見なかったのだが、本格西部劇だったので驚いた。ビリー・ザ・キッドの話で面白かった。
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