劇場公開日 1998年10月17日

「風景とともにゆったり、そして秀逸な結末」モンタナの風に抱かれて sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5風景とともにゆったり、そして秀逸な結末

2024年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

 乗馬中のひどい事故で、心身ともに大きな傷を負ったグレイス。愛馬ピルグリムも、その影響で気性が荒くなってしまう。カバー誌の編集長でグレイスの母アニーは、娘の回復にはピルグリムの治療も必要と判断。グレイスとピルグリムを連れ、ニューヨークからモンタナのトムのところにやってくる。
 モンタナは、スペイン語で山の意味。その美しい風景がメインの作品かなと思いましたが、ゆったりした物語もよかった。トムが誘って距離が近くなり、アンナが誘って別れる。別れのシーンが秀逸でした。
 大人キュートなクリスティン・スコット・トーマスと、だいぶしわが増えたロバート・レッドフォード。年の差が結構あるけど、やっぱりそっちのほうに行くか。スカー レット・ヨハンソンは、この時12歳。
 原題はThe Horse Whisperer、凝った邦題です。

sironabe