劇場公開日 1954年4月1日

「アフリカを舞台にした三角関係もの」モガンボ たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5アフリカを舞台にした三角関係もの

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

グレース・ケリー出演作だから観たら、主演はクラーク・ゲーブル、エヴァ・ガードナーの映画で、アフリカを舞台にした三角関係もの(不倫もの)。

アフリカで野生動物をいろいろと捕獲して生業を立てている男(クラーク・ゲーブル)のもとへ、ニューヨークの踊り子(エヴァ・ガードナー)がやって来て、二人は熱愛関係となる。
更に、そこへ研究者の夫とその妻(グレース・ケリー)が夫のゴリラ研究のためにやって来るのだが、グレース・ケリーがこれまたクラーク・ゲーブルと熱愛関係となる。
クラーク・ゲーブルは、エヴァ・ガードナーに続いて、グレース・ケリーとも熱いキスをするというイイ役…(笑)

グレース・ケリーのファッションがアフリカの奥地には似合わないような綺麗さで良い。

この映画、当時MGMが力を入れて、大々的に長期間にわたるアフリカ・ロケを敢行して、ジョン・フォードが監督したものだが、ジョン・フォード監督はそもそも企画段階からあまり乗り気でなかったような雰囲気が出ている感じ。

乗り気でなかった監督が作った映画であるにも拘らず、エヴァ・ガードナーはアカデミー主演女優賞ノミネート、グレース・ケリーはアカデミー助演女優賞ノミネート。(二人ともノミネートされたが受賞は逃す。)

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たいちぃ