劇場公開日 1997年12月6日

「今までこんな素晴らしい名作を知らなかったなんて」メン・イン・ブラック ぽよのすけさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 今までこんな素晴らしい名作を知らなかったなんて

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿

想像以上に “ガチSF×バディもの” で笑った。そしてめちゃくちゃ胸熱だった。

事前情報、黒服のサングラスをかけた、風貌はちょっと変わっているだけの普通の刑事ものだと思ってたら、いきなり宇宙人が出てきて「え!?そういう映画!?」って一瞬で世界が変わるあの感じは最高。一気に引き込まれた。
宇宙人もワクワクするし、さらに闇の組織の存在っていうのも良い。人の記憶を消し、または、操作するため、仕事をスマートにこなし、人を助けたとしても誰の心にも残らない存在。厨二心を久々にくすぐられ心地が良い!

JのコミカルなノリとKの渋さが完璧に噛み合ってるこれ以上にないくらいの神バディ。無表情の中に優しさが滲むK、リアクション芸の圧がすごいJ。2人の温度差で口角が上がり続ける。
ローレルの観察力と度胸もかっこよすぎ。某発砲するシーンでは痺れたね。こういう女性キャラ大好き。

世界観は壮大で、日常に違和感を忍ばせてくるのが上手くて、「もしかして…私の周りにも宇宙人いるのでは!?」ってワクワクする。

ただ、虫はキモい。うわぁって毎回なった(^^;;

最高の1本!
この勢いで次もいく!!🕶️💥

追記↓↓↓

昔の映画に最新CGのリアリティを求めて「入り込めない」「リアリティがない」等と切り捨てる感想を見ると、それは作品の欠点ではなく、あなたが時代背景や意図を読み取れなかっただけでは?と感じてしまう。
Men in Black は“リアルなCG”を競う映画ではなく、世界観とユーモアを描き切った作品だ。技術の進化に甘えて生きている現代こそ、そのセンスを再評価すべきじゃないだろうか。

ぽよのすけ
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