メッセージ・イン・ア・ボトルのレビュー・感想・評価
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過去の傷を乗り越えるロマンチックな大人の恋愛
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 75
音楽: 70
浜辺に埋もれた瓶の中に入っていた、想いのこもった悲しい文章。小さな浜辺の町。古いヨットでのちょっとした航海。そんなロマンチックな恋の始まりそうな状況をそろえて、視聴者の興味を引き込む。
ところがそこから物語は単純に進んでいかない。心に背負った過去の傷やらしがらみやらで、ただ愛が芽生えるだけの話ではない。それらがあるから、ケビン・コスナーは素晴らしい文章を書くだけのいい人ではない。むしろ気難しくて取り扱いの簡単ではない人物。だからお互いに乗り越えなければならないものがあった。そんな障害を抱えつつ、それでも少しずつ理解しあい惹かれあう過程に共感できる。特に女性はこういう話の展開は好きなのではないだろうか。
ちょっと物語が出来すぎでくさいかなとか(特に物語の結末)、やたらと音楽も流れ続けて雰囲気を盛り上げようとしすぎかなとも思う。そんなわざとらしさも感じるのだが、それでものどかな海岸線の小さな町で、こういう人の心を癒しながらゆっくりと時間の流れる物語もいい。
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共感した! (3件)
悲しすぎる…
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人の心は難しい。
亡くなった奥さんを愛し続けている『彼』だからこそ好きになったのに、一方で愛し合ってもまだ消えぬ『彼女』の影に嫉妬する。理解しているつもりでも、苦しい。
未来を進むために過去に別れを告げ、一緒に歩んでいこうと決意した矢先の…あの別れ。
悲しすぎます。
やるせないなぁ。
このラストは好きじゃない。
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