劇場公開日 1999年6月12日

「BGMと映像を静かにゆっくり味わう映画」メッセージ・イン・ア・ボトル Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0BGMと映像を静かにゆっくり味わう映画

2025年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

萌える

 素朴な海の男ギャレット・ブレイクを演じたケビン・コスナーの演技と、ボトルを拾うシングルマザーのテリーサ・オズボーンを演じたロビン・ライト・ペンの演技に魅せられました。もしかしたら、ギャレットの父親ドッジ・ブレイク(ポール・ニューマン)もまた、今作の主人公なのかもしれません。

 衝撃的なことですが、ギャレットは2通しか手紙を出していませんでした。
 全体的にゆっくりした流れで美しく、終盤の大嵐のシーンは撮影とは思えません。
 ラストの手紙(ギャレットがキャサリン宛に書いた3通目の手紙)のシーンは涙を誘います。

 まるで先の読めない人生のように、今作の展開も予想外で良かったです。

Don-chan