「ローマ解放へ!! 映画の力強さを感じる。」無防備都市 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
ローマ解放へ!! 映画の力強さを感じる。
製作は1945年
物語は第二次世界大戦中のローマ。
イタリアを支配する非情なドイツ軍と
傷つく国を守るローマ市民。
この映画には「名画とは…」の答えのひとつが有る。
恐怖と怒りと叫びと勇気。
国を支配されたら
黙り、言いなりになるか
レジスタンスになるか。
そのどちらかしか無い。
死ぬことより、生きることの方が難しい。
映画は神父と子供達の衝撃的なシーンで終わる。
観ている誰もが、この後のことを想像する。
それが、更なる強い感情を呼び起こす。
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過去の出来事では無い。
今、彼の国で行われている戦争。
侵略のためなら簡単に引き金を引く。
本当に占領されたらもっと残酷だろう。
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