ムトゥ 踊るマハラジャのレビュー・感想・評価
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違和感こそ最大のエンターテイメント
矢口監督の「ダンス・ウィズ・ミー」を見ながら僕の心は、退屈で、かつての「ムトゥ」に飛んでいました。 ミュージカルの違和感を揶揄してみたという矢口監督でしたが 新作を肩透かしに感じたのは中途半端だったからだと思うのです。 映画はドキドキしてなんぼです。
日本でのインド映画の代表作
何でもありな娯楽作品。 初め観た時はなんとなくマイケル・ジャクソンさんのMVの劣化を、アクションはジャッキー・チェンさんの劣化な印象。 しかしながら全体の楽しい心地良さがこの作品の魅力でしょう。 インド映画を認知させた功績は大きいと思います。
上映中はお静かに…しなくて良い!
20年くらい前、とある地方の映画祭の実行委員をやっていた。 本作が日本に上陸し、一部映画マニアの話題をさらっていたので、我々の映画祭でも上映する事になった。 客席は満員御礼! 上映が始まると、一部の客が騒ぎ出した。 素晴らしい、分かってらっしゃる!! 普段なら注意するのだが、騒ぎながら観るのが正しいのだ、インド映画は!(バーフバリで市民権得ましたね) 勿論、他の客から苦情も出なかった。 実行委員をやっていて、一番嬉しかった思い出です!
一日が65時間の世界に生きている人向け
とにかく長い。マジで長い、耐えがたいくらい長い。本当に長い。ありえない。 突然踊り出すのとかセリフ一つひとつにいちいち登場人物の顔がアップになってジャジャーン!とかやるの、はじめは「うけるw」と思ったけど、さすがに100万回やられると「まじでもういいから…」としか言いようがなくなる。 1時間半経過した時本当に疲れて限界を迎え追加料金を払っても座席をフルフラットにできるビジネスクラスに変更して今すぐに睡眠を取りたくなった。 なんといってもとにかくひたすらクドい。出てくる人まず全員顔がクドいし演技もクドい。音楽もクドイし台詞やカメラワークなどの演出も本当にやめてくれってくらいクドい。当たり前だけど踊りもクドいの極み(そこは持ち味だと思うのでクドくてもいいです)。 そのクドさの煮こごりが鍋キューブみたいにこゆ〜くギュッと濃縮されてるならいいんですけどそのままの濃度で3時間、まじで飽きるしクドイしもうつまらんし、クソほど興味のないヤマも落ちも意味もない何度も何度も同じ内容繰り返してくるジジイの話を6時間くらい密室で聞かされているような気持ちになる。そういう気持ちになるのが大好きな人にはオススメ。 この映画は一応オチはあるんですけどオチに差し掛かってからもクソほど長い。ていうか映画全編通してクライマックスが108回くらいある。 私は平均週に2回くらい映画館行くんですけど、映画の初めから終わりまでシートに座って鑑賞するのがこんなにもこんなにもしんどかったのは生まれて初めて。本当につらかった。本当につらくてこれは凶悪殺人をおかした犯罪者が刑務所で無理矢理見させられる罰か?と思った。 映画として面白い/つまらないとかもはや判断できない。長すぎる。テンポがおかしい。話の展開のスピードがおかしい。時間の感覚が人間じゃない。おかしい。これがエンタテインメントとして大ヒットするインドの文化水準に疑問を覚える。インドでは1日が65時間あるのか? まじで長い本当に長いし本当にクドイから本当に本当に寿命が300年くらいあって不老不死でこの世の大抵のことはやりつくして暇で仕方がない人かカレールーを板チョコの代わりに嚙って食べられるくらいクドイのが得意な人向け。 インド映画初めてみたけど全部こういうかんじ? 本当に本当に本当に本当に長いしクドイ。(このレビューもたいがいクドイな)
SUPERSTARと初めて出会った記念映画。
良い意味で20年前、岩波ホールなどで見るような作家性のあるものを除いて、それまで出会った色々な映画的常識を吹っ飛ばした初めてのインド映画。 まだ若い頃のA.R.ラフマーンの音楽はやっぱ壮大かつすでに巨匠感満載。
20年前のヒット作かあ。大味感が否めない。
タイトルをリマインドはしていましたが機会がなく見たことありませんでした。そんな折にデジタルリマスター版上映と知り、いそいそと行ってきました。
一言でいうと、面白くないことはないけど、予想を下回る感じだったってところです。
カットの継ぎ目が不自然だし、ストーリーが読める上に荒唐無稽。人物もなんじゃこらっていう感じでした。が、荒唐無稽なアクションとか、長すぎるシンギング&ダンシングの畳みかけに、変なツボが刺激されてなんかわからんけどテンション上がる―って感じもしました。
しかし今のインド映画って、映像やら撮影技術がこの映画とは雲泥の差ですよ。
これ公開1998年(インドでの公開は1995年)とかでしょ?
20年しかたってないとは思い難い現在のハイクオリティを思って、変な感動をしました。
おじさんのスパイの使用人くんはぼっこぼこにされて半殺しだったのに、おじさんへの制裁ほぼ無しってそれはなくね?
ランガがいた劇団の王様役の痩せた長髪の彼(のちに髪は切られた)、元カリカの家城か、ラーメンズの片桐とかの日本の芸人に似てる人おらん?
州超えるとあんなに言葉分からんくなるって、大変やな…
言葉が分からないムトゥへのランガのいたずら、ひどくない?ほんで、いたずらだって知って、ランガに抗議するんかと思ったら、はずみで抱き合ったまま川をローリングローリングローリー―――ン――-グして、いっきなりぶっちゅーやもんなーついていけへんわー
だいたいラージャがバカすぎるよねー、低音ボイスは結構よかったけどー
とかも思いました。
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本当は、ひと席空けて同列に座ってた二人組の女が、始終喋りながら内容を小馬鹿にした爆笑をし続けることへの怒りのほうがつよくって、映画に集中できなかったというのも予想を下回る満足感の原因です。
3回くらい文句言ったけど、映画の音と奴らの笑い声で聞こえてなかった(と思いたい、無視されてたならば…ゆるさん)のもあってね。
ずーっと奴らをこきおろす汚い言葉が体内を駆け巡り、ほんとーーーーに怒っていて、こんなに人に怒ったの久しぶりやとも思いました。
わたしはひと席空けて座っててこの怒り具合ですが、奴らの逆どなりは席空けずに人がいたんですよ。
あっち側のお客さんは気にならなかったんですかね…
どんだけ優しいの?あたしがあかんの?文句ゆうてよ!とか罪のない人にも八つ当たりを、心でしました。
笑うのはいいんよ。あたしも笑うし、他の人もわろてたし、ええにゃ。いちいち同伴者と確認し合うなってことよ、上映中にさぁ。ほんで笑い声のトーンが、中学生が嫌いな教師を影で馬鹿にするみたいな笑い声で、ガキっぽくてさらにムカつくし、それをいちいち喋るからさぁ。
明らかに実年齢は40なかばって雰囲気でしたけどねぇ?
わたしも怒りすぎなんですが。長々と愚痴をすみません。
これぞザ・インド映画
なんというか磨かれる前のザ・インド映画という感じでした。長尺なのがインド映画の特徴なのですが、全体的にゆるーい流れでもっと短くできますよね、これ?その割に最後の詰め込み方がハンパない。多分これこそがインド映画なのでしょう。
ダンスのシーンは派手で観てて楽しいです。インド人はダンス好きらしいのでダンスシーンは必須でしょう。他の国では真似できない独特の文化ですね。アクションシーンはかなりぬるいっというかパンチ確実に当たってない!殴られた人の吹っ飛び方も窓や壁を突き破ったりでそのあり得なさにジワジワきます。
悪役だったはずの叔父も旦那様殺しかけた割に最後は普通に皆の中に混じってて、インド人っておおらかだなぁっとつくづく思いました。こういう作品が積み重なって今日のバーフバリに続いているんですね。
そういえば本作は約20前の作品なのですが、当時サイババさんが日本公開される事を予言していたそうです。やるな、サイババ!
後半ビシッときまります
前半は踊りとコメディーばかりだったので、正直この内容で3時間は辛いかな?と思っていましたが、中盤からストーリーも展開し、アクションシーンもバンバン出てきて、終わってみれば3時間があっという間でした。 「バーフバリ」とまでは言えませんが、楽しく観ることが出来た作品でした。蛇足ですが、主演の女優さんポチャっとしてて可愛かったです!
踊りキレてるよー
ぶっ飛んでるところが好きです。 見所はそこ。 馬レースで人がどんどん吹っ飛んでいくシーンは無条件に笑えました。 しかし音楽の歌詞とか、さりげなく深いところがインドですね。 南インドの懐かしの寺院とか出てきてしみじみしました。
ミュージカル作品好きなら観ておいてもいい
思ってたよりストーリーしっかりしてた。
アクション、恋愛、ダンスとこれがボリウッドか思いましたね。
ダンスシーンは1曲フルでやるの長い笑ショートサイズにしてあればよかったと思うわ。敵が「馬から転落するシーン」は「馬から怪我なくうまく飛び降りるシーン」だったり、アクションでムトゥの攻撃が完全に当たってなかったりするのは時代かな
ボリウッドスターは1人も分からんけどムトゥ役の人は国民的なスターなんだろうな。インド人の女性はキレイということが分かったのもよかったです。楽しめた。
これぞウルトラ・マサラ・ムービー
なぜ、この映画のレビューが無いのか? 大昔、銀座の映画館でこの作品と出会い、人生が変わった。オープニングの衝撃、そして館内に広がる笑い声。深い人生観溢れる歌詞と台詞、そしてきらびやかな歌と踊り。楽しくも鮮やかな人生讃歌がここにある!
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