緑の光線のレビュー・感想・評価
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35mmフィルムに刻まれた緑の光線と現在のソフトでは再現出来ない緑の光線
本作を最初に見たのは、15年以上前に、場所も想い出せない都内の地下にあるミニシアターのオールナイト(確か50席以下)
ロメール作品を見るのは遅くて、『夏物語』を2番館で見たのが最初だが、その不思議な面白さに魅了された。
それから再上映されるたびに時間を見つけて映画館で必ず鑑賞する縛りで作品を観てきたが、ここ数年はポツポツとお気に入りのロメール作品のソフトを購入しているが、本作のDVD見た時は、驚きを受けた。
何故かと言うと、ラストの緑光線場面が、ヘンな合成見たいな処理がされており、驚きど同時に自分の見た記憶が間違いなのが!と一瞬思うほどだった。
ネットで調べてみると、どうやらビデオやDVD化して時から一部で問題になっており、出来の悪い合成のような緑の光線の場面は、ソフトにした時に上映フィルムのような緑閃光(グリーンフラッシュ現象)の色にならないので、苦肉の策で今の合成処理に落ち着いたそうである。(検索すると幾つかヒットする)
そして今回の35mmフィルムで上映を待ち、北千住のシネマ ブルースタジオの上映を鑑賞した。
フィルムの状態は傷が多めで、若干の褪色は見受けられるが、古いプリントにしては、問題なく見られる状態で、問題のラストシーンに瞬間的に輝く緑の光線も記憶されていた映像と同じだった。(緑の光線場面は、例えるとフィルムに浅い傷がついて時たま放たれる緑色)
現在出回っているソフトが、再現できない欠陥を抱えている以上フィルムでの上映は、貴重だと思うのと、オリジナルがデジタルで残せない現状については、やはりオリジナルプリント保存の重要性を感じざる得ない。
たまに、フィルム特性の映画や映像を知らないデジタル信者が、フィルムなどの断捨離をほざいているが、ここ30年でどれほどメディアが現れては消えたことか。
作品自体は、ロメール作品としては上位に入るくらいに、刺さる面もあり素晴らしい
バカンスに出かけるも、周囲と打ち解けるのが苦手な、ぎこちない女性の...
バカンスに出かけるも、周囲と打ち解けるのが苦手な、ぎこちない女性のお話。
フランス各地の絶景とか、満喫している人々とそうでない人のギャップとか、映像的に面白い作品でした。
題目は、日没の間際、一番最後に見える一瞬の光のことだとか。
幸運が訪れる、いい言い伝えですね。
かつて日本海側の沿岸で眺めたのはいつだったか・・・またいつか眺めてみたいものです。
面倒くさい女
情緒不安定なねーちゃんがバガンス時期にあちこちウロチョロしては周りに気をつかわせ、その場の空気をぶち壊していく映画。
ラスト緑の光線からのエンドロールに「どやねん!」と突っ込んでしまった。
孤独なバカンスを嫌がる女。そんな女をいじめる女子会。何もそんな偉そ...
孤独なバカンスを嫌がる女。そんな女をいじめる女子会。何もそんな偉そうに言わなくても…かわいそうやん。そう思った…違った。本当に変なのはこの女の方だった。その後はこの女の言動に終始イライラさせられることになります。こんな奴、関わり合いになりたくない。
最後ようやく希望の光が見えたか…で終了。でたでたフランス映画特有の君たちにわかるかね。途中のトランプと言い、ほんと上からなのよね。
でも面白かった。美人なのにこんなイラつかせる主人公他にいないぞ。
後、フランスの海にはあんなにトップレスがバンバンいるのか?行きたい(笑)
夏の休暇は色々です
「ロメールと女たち」の一つで鑑賞。
海辺の・・・・が懐かしくて観たかったのですが終わっており、未だ見ていないこれを。
ヨーロッパの夏季休暇はやっぱり凄いですが、皆が皆幸せであるわけではない。
それなりに楽しむ。楽しみたいのでしょう。
この映画、マシンガントークですね。
あちらの人はよくしゃべるそうだが、凄かった。
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