緑の光線

劇場公開日:

解説

エリック・ロメール監督による「喜劇と格言劇」シリーズの第5作。愛と幸せを求めてバカンスに出かけた孤独な女の旅を、生き生きとした会話と美しい映像で描き、ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた。秘書として働くデルフィーヌはギリシャでのバカンスを楽しみにしていたが、一緒に行くはずだった女友だちにドタキャンされてしまう。友人に誘われて南仏へ出かけたものの、周囲になじむことができずひとりでパリへ戻る。その後、ひとりでビアリッツの海を訪れたデルフィーヌは、ジュール・ベルヌの小説に書かれた、日没前に一瞬だけ見えるという「緑の光線」の話を耳にする。主演は「飛行士の妻」「恋の秋」のマリー・リビエール。

1985年製作/94分/フランス
原題または英題:Le rayon vert
配給:シネセゾン
劇場公開日:1987年4月25日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)Les Films du Losange/(C)INA,Les Films du Losange

映画レビュー

3.5緑の光線見てみたい

2024年1月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年1月28日
映画 #緑の光線 (1985年)鑑賞

ヌーヴェル・ヴァーグで名声を確立したのが最も遅かった #エリック・ロメール 監督作品

恋に恋する女性の理想は高く、昔からの男友達も新たに現われた男性もなんとなく拒んでしまう

緑の光線とは、日没に一瞬見える光のこと

コメントする (0件)
共感した! 0件)
とし

5.035mmフィルムに刻まれた緑の光線と現在のソフトでは再現出来ない緑の光線

2023年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

本作を最初に見たのは、15年以上前に、場所も想い出せない都内の地下にあるミニシアターのオールナイト(確か50席以下)

ロメール作品を見るのは遅くて、『夏物語』を2番館で見たのが最初だが、その不思議な面白さに魅了された。

それから再上映されるたびに時間を見つけて映画館で必ず鑑賞する縛りで作品を観てきたが、ここ数年はポツポツとお気に入りのロメール作品のソフトを購入しているが、本作のDVD見た時は、驚きを受けた。
何故かと言うと、ラストの緑光線場面が、ヘンな合成見たいな処理がされており、驚きど同時に自分の見た記憶が間違いなのが!と一瞬思うほどだった。

ネットで調べてみると、どうやらビデオやDVD化して時から一部で問題になっており、出来の悪い合成のような緑の光線の場面は、ソフトにした時に上映フィルムのような緑閃光(グリーンフラッシュ現象)の色にならないので、苦肉の策で今の合成処理に落ち着いたそうである。(検索すると幾つかヒットする)

そして今回の35mmフィルムで上映を待ち、北千住のシネマ ブルースタジオの上映を鑑賞した。

フィルムの状態は傷が多めで、若干の褪色は見受けられるが、古いプリントにしては、問題なく見られる状態で、問題のラストシーンに瞬間的に輝く緑の光線も記憶されていた映像と同じだった。(緑の光線場面は、例えるとフィルムに浅い傷がついて時たま放たれる緑色)

現在出回っているソフトが、再現できない欠陥を抱えている以上フィルムでの上映は、貴重だと思うのと、オリジナルがデジタルで残せない現状については、やはりオリジナルプリント保存の重要性を感じざる得ない。

たまに、フィルム特性の映画や映像を知らないデジタル信者が、フィルムなどの断捨離をほざいているが、ここ30年でどれほどメディアが現れては消えたことか。

作品自体は、ロメール作品としては上位に入るくらいに、刺さる面もあり素晴らしい

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ミラーズ

4.5バカンスに出かけるも、周囲と打ち解けるのが苦手な、ぎこちない女性の...

2023年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

バカンスに出かけるも、周囲と打ち解けるのが苦手な、ぎこちない女性のお話。
フランス各地の絶景とか、満喫している人々とそうでない人のギャップとか、映像的に面白い作品でした。

題目は、日没の間際、一番最後に見える一瞬の光のことだとか。
幸運が訪れる、いい言い伝えですね。

かつて日本海側の沿岸で眺めたのはいつだったか・・・またいつか眺めてみたいものです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
woodstock

2.5こじらせ女子の夏休み

2022年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
SpicaM