ミッドナイト・ランのレビュー・感想・評価
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Great American movie
Another fine performance by Robert De Niro in a perfect Road Movie... nothing less to show and nothing more to say. And, the sequel is coming in '22!
完璧なストーリーのロードムービー
主演ロバート・デ・ニーロ本人が一番楽しかった役というだけあって、相棒のチャールズ・グローディンともどもノリノリ演技を見せてくれます。
【ストーリー】
元刑事のジャックは、保釈金金融会社から仕事を請け負うフリーランスのバウンティハンター(かっこいい設定)。
マフィアの経理をしていたデュークが保釈中に姿を消した。
彼に金を貸していた社長から、捕らえて裁判所に連れてこいとの依頼を受け、颯爽とその捜索におもむく。
だがデュークにはマフィアのセラノ、FBIのモーズリー、そして金融会社の社長がこっそり別口で依頼した同業者のマーヴィンからそれぞれ追いかけられていた。
持ち前の頭脳で彼らをうまくだまくらかし、ジャックはデュークを連れて逃げまわるのだが……。
ジャックとデューク、そしてそれを追うマフィア、FBI、同業のハンターたちとの粋な会話もだまし合いもポップで楽しく、ことごと逃げようとするデュークとそれをいちいち捕まえるジャックの追いかけっこもやはりコミカルでおかしい。
徐々に心が通じあい、しんみりした空気の中で二人が最後にかわす厚い友情と爽やかな別れ。
タイトルの『ミッドナイト・ラン』は「真夜中の簡単な配達仕事」の意味。
混乱した絡み合いがすべてきれいに片付くラストは見事!
ダニー・エルフマン作曲の軽快な音楽に彩られた、最初から最後まで、笑って怒って泣いてほほ笑んで観られる、お気楽なアクションスリラー・コメディ映画です。
ご冥福を
若い頃に見まくってた名作のひとつ。最近何気に見てやっぱ相方の俳優さんいい味出してるな〜とネット検索したらつい最近お亡くなりになってました。何かそういう兆しを感じたのでしょうか、、、。
この映画は本当によく出来ていて出ているキャラクター全てが個性的で印象に残るんですよね。マフィアネタながらコメディタッチでデニーロの表情の作り方や変化が最高にイカしていてめちゃくちゃカッコいいです。ゴッドファーザーもよかったけど、こういうちょっとチャラけたキャラの方が合ってるように思いますね。
助けてもらうはずなのに元奥さんと無茶苦茶なケンカをはじめたりして決して正義のヒーローではない主人公が最後にビシッと決めてくれるところが気分爽快でナイスな映画です。最近はこういう映画無くなってしまったなぁ。
笑えるロードムービー♪
すごい!最高のロードムービー。乗物をこれだけ替えるのも面白いし、FBI、マフィア以外にも再三登場するライバルのマービン(ジョン・アシュトン)が面白い。グローディンのとぼけた演技も最高で、デ・ニーロが負けるものかと演技する。この駆け合いも笑えます。
キャッシュカードが使えなくなり、旅の途中で元妻に金を借りにいくところが好きだ。「タバコを盗まれるぞ!」・・・・笑わすなよ、マービン。See you , next life !
最高のバディ・ムービー!
一言「快心の出来だ」。
これが30年以上前の作品って、すごい。フロッピーディスク等アイテムは古いけど、今でも十分いける。
賞金稼ぎとその標的が、そんないつの間にかバディになっていくって面白い。
「ハリウッドいちFワードが上手い名優(勿論褒めている)」デ・ニーロが、賞金稼ぎ役の
まあなんとなく、元警官っていうのは何作も演じているので見慣れている。
一方で捕獲した標的の会計士・デューク。これが曲者。
移動する際に「飛行機恐怖症だから降ろしてくれ!」なんて小心者のふりして。
徐々に賞金稼ぎ・ジャックの心の奥に入っていき、その人となりを聞き出す。
この辺がキャラクターの色付けになっていて👍。
こ他の賞金稼ぎや、ジャックに身分証をすられて勝手に使われたFBI捜査官。
いろんな人が2人を追いかけていくのが、笑える箇所もありつつハラハラ。
派手なカーアクションも満載だけど。
いろんな手段で逃げる中での、2人の心のやりとりがグッときました。
主役はデ・ニーロですが。いろんな役者さんも大活躍なのでおすすめです。
TVドラマにもなったとか。納得。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「来世で会おう」
少し間抜けで愛しい人たち
この年代の頃に作られたアメリカのコメディは最高だなってつくづく思います。
登場人物が少し間が抜けていて、でもすごく人間味があって愛しい。
この頃のコメディ映画は大体が、
ワイロも当然にある時代で、警官も大体不良。
マフィアは少し間抜けに書かれてて。
FBIは損な役回りばかり。
今回のデニーロはワイロを受け取らないとても真面目で優しい役でしたが。
でもマーヴィンがいつも殴られて警察に捕まってかわいそう。でもそれが良し!
ラストも秀逸です。
デニーロの笑顔は昔から変わらないな。
奇妙な友情にグッ
コメディドラマの傑作ですね。
キャラ立ちがよく、登場人物の役割設定はコメディの教科書のように感じました。ストーリー構成は単純ですが、コンビ設定の奇妙さとキャラ立ちの良さで全く気になりません。加えて、同じ展開を期待する自分と、所々のウォルシュの過去の話や友情が芽生えるシーンで飽きがくることはありませんでした。
また、意外とアクションにもお金がかけられているので豪華なカーアクションには驚きましたが、華がありますね
一番好きなシーンは、最後ウォルシュが振り向くシーンです。喫茶店の会計係に雇うなんて話をするのかなと思いましたが、あのあっさりさには心打たれました。
きっと何度も見返すことになりますね。
これも一種のバディ物?!
面白かったです。
古い映画だけど今観ても楽しめます。
ウォルシュとデュークのコンビ、二人の息がだんだん合ってきて奇妙な友情が芽生えます。
特にバーでお金を騙し取るシーン、笑いました。
ウォルシュが部下っぽい立ち位置になるところがいいです!
あとモーズリーとマービンの掛け合いも笑えました。
またお前か…(呆れ)ってなるところ笑
マービンが出てくるたび笑ってしまう、最後の最後までほんといいキャラでした。
かと思えば途中、娘との再会シーンではホロリとさせられ…
最後のシーンも爽やかで余韻が残ります。
賞金稼ぎとそのターゲットとの友情を描いた作品。ラストは観ていて2人...
賞金稼ぎとそのターゲットとの友情を描いた作品。ラストは観ていて2人の友情にほっこりさせられた。約一週間という短い期間。その中でFBIやマフィア、ライバルの賞金稼ぎとターゲットを狙う者がミッションを邪魔する。観ていてテンポがよくラストはスカッとさせるものと友情のほっこりする2つの面があると思う。観ていて楽しめる作品だった。
二人の掛け合いが温かく感じる映画です。
賞金稼ぎと、その賞金稼ぎに逮捕され護送される犯罪者のロードムービー。
名優ロバートデニーロ主演の、不思議な魅力溢れる映画です。
CATVのレビューでは「コミカル」とありましたが、大笑いするようなコメディ映画ではありません。二人の他愛のない掛け合いや行動が少し面白くて、温かくて、少し笑顔になりながら鑑賞出来ました。
ラストの展開は、少しあっけない印象なのが残念ですが、映画全体の好印象は変わりませんでした。
飛行機でタバコ
コメディタッチのノリもあり、テンポのいい映画。
ロバート・デ・ニーロが若い。スマートでいかしていたんだね。
それにしても、すごいチェーンスモーカー、もはや過去の遺物に近い。確かにこの時代、飛行機でも列車でもタバコだった。座席についてた灰皿が懐かしい。
very nice
This is a so nice film. You may see this again and again. You can enjoy the friendship between two guys. Their words are bad and dirty, but their heart is warm and cool.
とても楽しい
公開当時に見たはずなのだが何一つ覚えていなかった。うちにパンフレットがあるので見たと思ったのだが、もしかしたらパンフだけ入手していたのかもしれない。二人が手錠をかけて一緒に逃げる場面が記憶にあるのだが、そんな場面はなかった。
デニーロの雇い主がちょっとひどすぎる。娘に再会した時に別れ際、お金を渡そうとしていた。オレならもらって、お金を返すことをまた会う時の口実にする。娘がとてもいい子に育っていてよかった。
FBIの手帳を偽造しているのを隣の席の子どもが見ているのが面白かった。
30年近く前から、ずっと一番好きな映画
この作品の魅力は、アクションあり、カーチェイスあり、笑いあり、というエンターテイメントでありつつ、男同士の友情、父娘愛を描き、これらを高次元でバランスさせた映画であること。
まずは主演2人の演技が素晴らしい。
賞レースにからむ演技とは違う、生き生きとした演技。この役をこの作品を楽しんでることがスクリーンから伝わってくる演技、とでも言うべきか。
演出やテンポも最高。2時間超の決して短くない映画だが、無駄な台詞もカットも一切ない。
音楽も素晴らしい。
作品のテンポにあった、軽妙なリズムがメインだが、しんみりするシーンにも自然に合わせてくる。
作曲はティム・バートン作品の常連ダニー・エルフマン。当時はロックバンド「オインゴボインゴ」のリーダーとの2足のわらじ状態だったが、以降映画音楽がメインとなっていく。
私は中学生の頃、この映画を見るまでは、エンタメ映画しか見てなかった。暗く悲しい映画なんてゴメンだと思ってた。
でも、本作は違った。
「1本の映画は、観客を笑わせ、ハラハラドキドキさせ、さらに感動で涙を流させることもできるんだ!」と初めて知った。
先日、数年ぶりに見た時も、初めてみた30年前と同じ場面でハラハラドキドキし、同じ場面で涙した。
おそらく100回以上それを繰り返している。
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