ミッドナイト・ランのレビュー・感想・評価
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上質なコメディロードムービー
DVD鑑賞
レンタル屋で目に止まり、久しぶりの鑑賞です。
タイトルは「ちょろい仕事」、もうこの時点で皮肉が効いてますね。
昔から、特にハリウッドはバディ物は多いと思うのですが、その中でも大好きな作品。一時期このコートを探してました。
あと腕時計のクセも少し真似したことがありましたね。
デ・ニーロの相方は、今年5月に残念ながら亡くなってしまったチャールズ・グローディン。日本では「ベートーベン」でも有名ですね。
デ・ニーロは冒頭から生き生きしており、投げられたサングラスをチョイチョイやるのも、その後の警察手帳を持った決めポーズとかも実にアドリブっぽい。こういった所作が実に子気味良いんですね。
アドリブといえば酒場での偽札騒動。これも全部二人の即興らしいですね。これはすごい。
それと何処かブルージーな音楽が大好き。サントラを購入してかなり聞きました。
それと今見ると、プライベートな情報がガバガバなのも面白い。
2010年には続編が報じられたのですが、現在のデ・ニーロの年齢を考えるともう立ち消えになってしまったのでしょう。残念です。
次々と新しい伏線が出てきては絡み合っており、テンポの良い上質なコメディロードムービー。今観てもかなり面白い作品でした。
そして「来世で会おう」、グローディンが亡くなった今となっては何とも深く響く台詞です。
10後もう一回見ようと、また思った。
中学の時に初めて見た。
ワクワクし、ハラハラし、グッときて。
「映画ってこんなに面白いんだ!」って思った。
ネットもスマホもなかった時代の話。
だから成り立つストーリー・・・。
果たしてそうか?
「面白い映画はいつの時代も面白いもの。」
という確認をするために、ふと見た。
杞憂だった。
デュークを巡る、
ジャック、マービン、セラノそしてFBIの
4つ巴のドタバタ劇。
気持ちいいテンポのストーリー。
胸躍るBGM。
ちょうどいいアクション。
俳優たちの人間味。
センスのいいセリフ。
伏線の数々。
今でもワクワクし、ハラハラし、グッときた。
「グッと」くる感情が増えたのは
オレが年を取った証拠かな?
もう一度見て良かった。
今後もっと年を取ったら、
もう一回見てみよう。
ロバートデニーロ。
当時、一番好きな俳優だった。
デニーロを悪く書いた記事を読むたび、
胸が痛かったのを覚えている。
最高に面白く楽しめる一本!
デニーロが主演した映画の中で、ミッドナイト・ランが一番好きだという人は多い。 自分もその一人だ。 確かデニーロ自身も、自分が出演した映画の中でこれが一番気に入っていると、何かのインタビューで言っていたのを覚えている。 特に後味が最高だが、すべての面で完成度が高く、理屈抜きに楽しめる。
残念ながら、2021年5月、映画の中でデニーロ扮する賞金稼ぎに連れまわされる、マフィアの会計士を演じていたチャールズ・グローディンさんが亡くなった。 そのことがネットニュースで流れたとき、多くの人が、このミッドナイトランでの役を引き合い出して、彼の死を悼んでいた。 日本ではそれほど知名度がない役者さんだが、多くの人の記憶の中に、このミッドナイトランでの役が強く残っていたということだろう。
個人的には、ライバルの賞金稼ぎを演じていたジョン・アシュトンさんにも、同じように好印象を持った。 もちろん、脂ののりきった当時40代半ばのデニーロの演技が最高であることは言うまでもない。
それぞれの登場人物に思い入れが生まれ、いつまでもその登場人物たちが記憶に残るような映画は、実際それほど多くない。 チャールズグローディンさんの訃報を機に、30年以上ぶりに観たが、その魅力は全く色あせてなかった。 やっぱり面白い!
是非、今の若い人たちにも楽しんでもらいたい一本だ。
Great American movie
完璧なストーリーのロードムービー
主演ロバート・デ・ニーロ本人が一番楽しかった役というだけあって、相棒のチャールズ・グローディンともどもノリノリ演技を見せてくれます。
【ストーリー】
元刑事のジャックは、保釈金金融会社から仕事を請け負うフリーランスのバウンティハンター(かっこいい設定)。
マフィアの経理をしていたデュークが保釈中に姿を消した。
彼に金を貸していた社長から、捕らえて裁判所に連れてこいとの依頼を受け、颯爽とその捜索におもむく。
だがデュークにはマフィアのセラノ、FBIのモーズリー、そして金融会社の社長がこっそり別口で依頼した同業者のマーヴィンからそれぞれ追いかけられていた。
持ち前の頭脳で彼らをうまくだまくらかし、ジャックはデュークを連れて逃げまわるのだが……。
ジャックとデューク、そしてそれを追うマフィア、FBI、同業のハンターたちとの粋な会話もだまし合いもポップで楽しく、ことごと逃げようとするデュークとそれをいちいち捕まえるジャックの追いかけっこもやはりコミカルでおかしい。
徐々に心が通じあい、しんみりした空気の中で二人が最後にかわす厚い友情と爽やかな別れ。
タイトルの『ミッドナイト・ラン』は「真夜中の簡単な配達仕事」の意味。
混乱した絡み合いがすべてきれいに片付くラストは見事!
ダニー・エルフマン作曲の軽快な音楽に彩られた、最初から最後まで、笑って怒って泣いてほほ笑んで観られる、お気楽なアクションスリラー・コメディ映画です。
ご冥福を
若い頃に見まくってた名作のひとつ。最近何気に見てやっぱ相方の俳優さんいい味出してるな〜とネット検索したらつい最近お亡くなりになってました。何かそういう兆しを感じたのでしょうか、、、。
この映画は本当によく出来ていて出ているキャラクター全てが個性的で印象に残るんですよね。マフィアネタながらコメディタッチでデニーロの表情の作り方や変化が最高にイカしていてめちゃくちゃカッコいいです。ゴッドファーザーもよかったけど、こういうちょっとチャラけたキャラの方が合ってるように思いますね。
助けてもらうはずなのに元奥さんと無茶苦茶なケンカをはじめたりして決して正義のヒーローではない主人公が最後にビシッと決めてくれるところが気分爽快でナイスな映画です。最近はこういう映画無くなってしまったなぁ。
笑えるロードムービー♪
最高のバディ・ムービー!
一言「快心の出来だ」。
これが30年以上前の作品って、すごい。フロッピーディスク等アイテムは古いけど、今でも十分いける。
賞金稼ぎとその標的が、そんないつの間にかバディになっていくって面白い。
「ハリウッドいちFワードが上手い名優(勿論褒めている)」デ・ニーロが、賞金稼ぎ役の
まあなんとなく、元警官っていうのは何作も演じているので見慣れている。
一方で捕獲した標的の会計士・デューク。これが曲者。
移動する際に「飛行機恐怖症だから降ろしてくれ!」なんて小心者のふりして。
徐々に賞金稼ぎ・ジャックの心の奥に入っていき、その人となりを聞き出す。
この辺がキャラクターの色付けになっていて👍。
こ他の賞金稼ぎや、ジャックに身分証をすられて勝手に使われたFBI捜査官。
いろんな人が2人を追いかけていくのが、笑える箇所もありつつハラハラ。
派手なカーアクションも満載だけど。
いろんな手段で逃げる中での、2人の心のやりとりがグッときました。
主役はデ・ニーロですが。いろんな役者さんも大活躍なのでおすすめです。
TVドラマにもなったとか。納得。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「来世で会おう」
少し間抜けで愛しい人たち
奇妙な友情にグッ
これも一種のバディ物?!
面白かったです。
古い映画だけど今観ても楽しめます。
ウォルシュとデュークのコンビ、二人の息がだんだん合ってきて奇妙な友情が芽生えます。
特にバーでお金を騙し取るシーン、笑いました。
ウォルシュが部下っぽい立ち位置になるところがいいです!
あとモーズリーとマービンの掛け合いも笑えました。
またお前か…(呆れ)ってなるところ笑
マービンが出てくるたび笑ってしまう、最後の最後までほんといいキャラでした。
かと思えば途中、娘との再会シーンではホロリとさせられ…
最後のシーンも爽やかで余韻が残ります。
賞金稼ぎとそのターゲットとの友情を描いた作品。ラストは観ていて2人...
二人の掛け合いが温かく感じる映画です。
賞金稼ぎと、その賞金稼ぎに逮捕され護送される犯罪者のロードムービー。
名優ロバートデニーロ主演の、不思議な魅力溢れる映画です。
CATVのレビューでは「コミカル」とありましたが、大笑いするようなコメディ映画ではありません。二人の他愛のない掛け合いや行動が少し面白くて、温かくて、少し笑顔になりながら鑑賞出来ました。
ラストの展開は、少しあっけない印象なのが残念ですが、映画全体の好印象は変わりませんでした。
飛行機でタバコ
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