未知との遭遇のレビュー・感想・評価
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ピポパポパー
公開時の映画館ではずいぶん面白かった印象でしたが、45年ぶりに再見するとアラが目立ちます。
まず、超常現象の描写が延々と続き、周辺の人たちの困惑や政府・軍の対応が殆ど描かれないので「ドラマ」を感じません。
宇宙人モノにしてはシリアスなタッチですが、この手の作品は所詮子供だましな結末にならざるを得ないので、それならスターウォーズやETみたように初めから子供だましに徹した方が娯楽作品としての完成度は上がります。換言すれば中途半端。
当時、スターウォーズとどちらが好きか?みたいな企画が賑やかでしたが、SWに比べてこちらはその後話題になることは少ないことが時代遅れを証明しています。
Drジョーンズの4年前、ETの5年前なので、振り返れば天才スピル先生もまだまだ発展途上だったと言わざるを得ません。
つまらなくはないけれど、もう一度観ようという作品ではありません。
スピルバーグと宇宙人映画NO1
スピルバーグのデビュー作品らしい
ちなみにスピルバーグと言ったら僕はジョーズ
宇宙人のイメージは
グレイ型→銀スキンヘッドデカ黒目👽
タコ型→シーフード🐙
の二つがあるけどこのグレイ型を生み出した作品こそ「未知との遭遇」でありスピルバーグ
当時劇場で見てた人は衝撃だったんだろうな
「宇宙人ってこんな形しとんのかい!!!」って
でも現代の僕は宇宙人の姿を何周もしちゃってるから、どんなエイリアンが出てくんだと思ったらシンプルなグレイ型で
「普通の宇宙人じゃねえか!なんの捻りもねえ!」って思っちゃった
これがオリジナルなんだね。ごめんねスピルバーグ
どうしてスピルバーグは宇宙人をこの形にしたんだろう
今度会った時に聞こ。あとジョーズの撮影秘話も聞こ
主人公がスピって家庭崩壊したのが面白かった
そんで家庭に問題を山積みにしたまま、地球に問題を残したまま宇宙船にしれっと乗り込んでで面白かった
0151 宇宙にいるのは我々だけではない
1978年公開
現状逃避している男の話、なんて高一にわかるわけない。
リチャードドレイファスがなんか責任感の無い奴やなあ
ぐらいはわかるけど。
そもそも宇宙人が友好的である、というのに実感がない。
スピルバーグの夢物語に付き合わされた感高い。
60点
初鑑賞 1980年10月4日 OS劇場
あーこれ特別編でした。
そうそう特別編も船が砂漠に現れる、を挿入したというが
それでインパクトがあったか?といわれたら
なくともよいとしかねえ。
宇宙船の内部が追加されたのはまあ悪くないが。
昔と今の感じ方の違いを再確認
中学時代、初めて自分の意思で観に行った映画。
断片的に覚えていたが、全体のストーリーはすっかり忘れていた。
というよりも、当時「正直なんのこっちゃ」と思った記憶がある。
一緒に観に行った友人の手前「訳わからん」とは言えず、第一種接近遭遇がどうだとか、第二種とか、第三種は直接会うやつだとか、アインシュタインの相対性理論ではどうのこうのとか、「スクリーン」や「ロードショー」で書かれていたようなことを言い合って、スピルバーグの映画を観たという気分に浸っていたような気がする。
今回、改めて観て、やっぱり「なんのこっちゃ」と思った。思ったが、それは、純粋にスピルバーグたち、製作者の「未知の宇宙人たちと直接コミュニケーションが取れたらすごいロマンだよね!」という熱量が、自分にはそこまでないのだなということなんだと思う。
映画の中では、宇宙人たちは、少なくとも第二次世界大戦中くらいには訪れていて、なおかつ、音階や映像イメージを直接送りこみながら、友好的な姿勢を見せているということが繰り返し描かれる。
でも、やっぱり、急にこちらの生活を脅かすような関わり方をしてくるものは怖いし、目撃しただけで日焼けって、どれだけ紫外線が強いんだよって思ってしまうし…。そう思ってしまうところが、今一つノレないところなんだろう。
出てくるコンピュータ類など、当時の先端的な物なのだろうが、今見ると、ずいぶんアナログで、レトロフューチャーな雰囲気があって、おもしろかった。
そっか、ナビもなかったんだ、GoogleEarthもまだないんだと思って観ながら、この間のテクノロジーの進歩は、ものすごいなと再確認した。
こうして、昔と今の感じ方の違いを楽しむのもまた一興。
スピルバーグの子供心炸裂!
言わずと知れたスティーブン・スピルバーグの初期大ヒット作品。
公開当時はこの映画と「E.T.」の影響で
「スピルバーグはアメリカ政府と組んで
人類が異星人を受け入れる様に工作している」と、言う
都市伝説が生まれたほどの象徴的な映画でもあります。
異星人の宇宙船は壮大で小さい画面より
やはり映画館の大画面で観た方が楽しめる作品ですね。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
初期のスピルバーグの映画には彼自身が育った家庭環境が反映されている
と言うのは有名な話だけど、
この映画の主人公の子供たちの精神の破綻が今の感覚で観ると酷い!
子供の一人が手に持った人形を柵に何度も何度も叩きつけて
足がもげる、手がもげる、最後は首がもげる〜〜。
もう、完全に精神的な何かが破綻してる子供にしか観えない。
それもそのはず、主人公の父親自体がもう完全に
常軌を逸していて普通の人では無かった!
何かに取り憑かれた狂気の人になり家族の事なんぞ全く顧みない。
その時点で、私の心は離脱してしまった。
この映画はそこを云々する作品ではないことは重々解った上で
それでも尚、この「人」としての破綻ぶりがもう受け入れられない。
で、一言で言えば当時のスピルバーグは本当にガキだった!!
でも、ガキだからできた映画なんだよな〜〜
@もう一度観るなら?
「歴史的映画なので一回は観ておいても良いと思います。」
おっさんが何故?
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UFOが思いっきり現れ、目撃した人達がいた。
彼らは隔離されかけるが、その中のおっさんとおばさんは逃げる。
そして意識の中に何度も現れていた山が実在するのを発見。
そこへ行くと密かに国家プロジェクトが行われていた。
そこにUFOが現れ、過去に突然消えた人達が出て来た。
で何でか知らんけど、おっさんがUFOに乗ってどこかへ行く。
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おっさんが何で選ばれてUFOに乗ったんか謎。
何らかの国家プロジェクトに協力した感じやったが。
名作として有名な作品なんで、当時としてはすごかったのだろう。
でも今見たらそんなに面白くなかった。
とは言えかなり古い映画にしてはCGが綺麗で驚いた。
スピルバーグは
クライマックスで広場に大勢のキャストを集めて、よーいスタートと撮るのがホントに好きな監督。この未知との遭遇も、E.Tも、魔宮の伝説も、シンドラーのリストも、その他も多く白々しい広場シーンが出てくる。無駄なシーンが一つも無く最初っから最後まで完璧だった激突やジョーズと違い、この未知との遭遇は、ダラダラと冗長な展開が続く。スピルバーグ自身の子供の頃の両親の離婚体験がどの作品にも影響していることは有名な話だが、自分の父が家庭を壊し、家出したトラウマ体験を、お父さんは宇宙に行ったんだと繋ぐ展開は、見せられてる観客を置き去りで説得力を欠く。ラストのマザーシップの迫力や美しさは、スピルバーグというより、ダグラストランブルの仕事の見事さだろう。自分はモロにスピルバーグの映画を観て育った世代だが、上の世代の映画マニアが言うスピルバーグが映画を幼稚なものにした、という意見は今となってはよく分かる。
スピルバーグはこれを作りたかったに違いない
哲学的な娯楽映画
今から45年ほど前の映画になるが
永遠に語り継がれるであろうテーマを
映画の中に閉じ込めたスピルバーグの
愛情あふれる物語のひとつ。
「空に光るものを見た」
片方の顔だけ日に焼けた老人が言う。
そこから始まる映画の哲学。
「UFOと接近遭遇したと報告するか」
「いや、、、したくない」
管制菅とのやりとりに緊張が走る。
何かがすでに地球にやって来ている。
哲学は次第に謎と娯楽へと変わっていく。
「信じているから、ここへ来た」
「彼らは呼ばれて、ここへ来たのだ」
死を恐れず進む彼ら。
「何を見たかったの」
「これだ」
この宇宙人との遭遇という衝撃的な作品は
今まで侵略者として扱われてきた彼らとのこと
「あぁ、人類は孤独じゃなかった」と
星からの使者と共に歩もうとする。
エンドクレジットで流れた「星に願いを」は
スピルバーグが拘った部分なのだと
そこに全てが入っているのだと
今も信じてやまない。
※
これも深夜ラジオのCM予告をよく聴いたの。やっぱり「けっこう仮面」を読みながら(笑)
深夜、親に隠れて「けっこう仮面」を読みながら(笑)鶴光のオールナイトニッポンを聴いていた時に思いっきりCMに触れた映画です。
『人間の証明』の時と同じくね。
「チュイ~ン♪…第一種接近遭遇とは…チュイ~ン♪…第二種接近遭遇とは…チュイ~ン♪第三種接近遭遇とは、ジャン!!未知との遭遇…宇宙にいるのは我々だけではない…」でしたよね?
これ、結構怖かったのよ。正直言うと。
この映画観てね、つくづく思ったのね。
地球外知的生命体とファーストコンタクトをとるなら、あの方法以外はないんじゃないかと。
なので、見事な着眼点の映画だと舌を巻いたものです。
ぴー♪ぽー♪ぱー♪ぽー♪ぱー♪(これ、ちょっと「ちょこべぇ」のCMに似てる・笑)←わかるやつだけわかればええ。
最初の一音目で、ボリュームの塩梅がわからず、ライトやら吹き飛ばしてしまった後のリカバリーやら、意志疎通が成った時の連発音が、めっちゃかわいかったです、異星人(笑)
当時の最新技術で映像化されたUFOは、現代でも全く見劣りしないどころか、見習ってほしいレベルです。
とにかく光が美しいです。その一語に尽きます。
ストーリーはあの“お父さん”ロイの、一見狂気に見えた粘土行動にきちんと意味があったこと。
&“お母さん”ジリアンの奇妙な行動もラストで大きく活きたことが、最後で腑に落ちてよかったです。
山の頂上を巡るロイ&ジリアンvs軍の攻防もスリリングな展開で、見どころバッチリでした。
で、問題のラスト。
私としては、初回上映時のオリジナル版が好みかなぁ。
正体をぼかしたまま結局何者だったのか、よくわからないままの方が想像力を掻き立てられていいじゃない。
こういう名作を、大きなスクリーンの劇場でリバイバル上映やってくれないかなぁ。
絶ッ対!に観に行くのに。
第三種接近遭遇を分かり易い見世物映画にしたスピルバーグ監督の優しいメッセージ
この映画の魅力は、まだ未解決の謎とされる異星生命体への人類の期待と直結して、それぞれに想像を巡らせる楽しみ方が出来ることである。原題になっている第三種接近遭遇を体験することと進化する人類の英知への期待は、永遠のテーマとして時代と共に大きくなっている。そこにリアリティがあるのかの科学的根拠は、この映画にはない。これからの人類の進歩を予想した想像の世界の見世物映画として鑑賞すれば良い。(個人的には、何処かに異星人が存在しているかも知れないが、物理的に地球まで到着することは不可能だと思っている)
しかし、この新人監督スティーブン・スピルバーグは、この予想を個人的な愛着を持って娯楽映画に仕上げている。異星人と接触する場面で胸を熱くするように創作されたストーリー。終始一貫してあるものは、スピルバーグ監督の地球人に対する優しいメッセージだった。その為のストーリーテリングが施された脚本の分かり易さと、視覚的な映像の醍醐味が命の映画作品である。円盤を様々な形と色の配列で表現した工夫や、最後の巨大な母艦の威圧感など見所は多い。異星人を地球人とは全く別な、これまでに想像してきた姿で表現しているのも面白い。演出の悪戯で目を引いたのが、砂漠の向こうに二つの発光体が見えるところで円盤の飛来と思わせ、近ずくとそれはただのトラックのヘッドライトだったカットだ。本筋と関係ない映像の遊びに、スピルバーグ監督の茶目っ気を感じる。
1978年 3月14日
古いけど有名だから
マッシュポテトのシーンとか、断片的に観たことはあったけど、有名な作品なので初めてちゃんと観てみた。
40年あまり前、当時は凄い映像だったんだろうな。今観てもそんなに古さを感じなかった。
この宇宙人像、グレイと呼ばれるソレなんだけど、この当時にはもうそうだったんだと、意外だった。もしかしてこの映画から?
作品としては個人的には面白くなかったけど、観たのは良かったかなと。
第一種接近遭遇、第二種・・・
当時映画館ではこの作品の面白い予告編がひんぱんに流れていた。わくわくしてたのに映画館では見ることがなかった・・・あぁ、でも大画面で観たかったよ~
スピルバーグの宇宙人に対する憧れがよくわかる映画。異星人と言えば、地球侵略のためにやってくるものだというものが主流であったので、観た当時も驚きととまどいがあった。『E.T.』ではそれが顕著なものとなり、子供から大人まで宇宙に対する夢を与えてくれるのだ。
この映画は終盤の荘厳とまで言える音楽が素晴らしい。単純なメロディを見事にオーケストレーションしてくれたのだ。ただ、子供を使うなよ・・・と当時の素直な感想です。
えーーっ!
英語のタイトルしか見ずにNetflixで観ていたので、あの有名な「未知との遭遇」だと気づいたのはけっこう後のほうでした。
ゆっくりと話が進むので、ちょっと退屈な部分もあったけど、とても丁寧に作られているなという印象。
スピルバーグの初期の作品が観れて満足です。
スピルバーグ監督のSF映画はここから始まった。
後に数々のSF映画を撮り続けるスピルバーグ監督の原点にして最高傑作とも言える作品です。
ラストのUFOが到着し、宇宙人がアメリカに降り立った時に人類はどう感じたのか。
スピルバーグの子供心炸裂!
言わずと知れたスティーブン・スピルバーグの初期大ヒット作品。
公開当時はこの映画と「E.T.」の影響で
「スピルバーグはアメリカ政府と組んで
人類が異星人を受け入れる様に工作している」と、言う
都市伝説が生まれたほどの象徴的な映画でもあります。
異星人の宇宙船など小さい画面より
やはり映画館の大画面で観た方が楽しめる作品ですね。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
初期のスピルバーグの映画には彼自身が育った家庭環境が反映されている
と言うのは有名な話だけど、
この映画の主人公の子供たちの精神の破綻が今の感覚で観ると酷い!
子供の一人が手に持った人形を柵に何度も何度も叩きつけて
足がもげる、手がもげる、最後は首がもげる〜〜。
もう、完全に精神的な何かが破綻してる子供にしか観えない。
それもそのはず、主人公の父親自体がもう完全に
常軌を逸していて普通の人では無かった!
何かに取り憑かれた狂気の人になり家族の事なんぞ全く顧みない。
その時点で、私の心は離脱してしまった。
この映画はそこを云々する作品ではないことは重々解った上で
それでも尚、この「人」としての破綻ぶりがもう受け入れられない。
で、一言で言えば当時のスピルバーグは本当にガキだった!!
でも、ガキだからできた映画なんだよな〜〜
@もう一度観るなら?
「歴史的映画なので一回は観ておいても良いと思います。」
Sun came and sang. 原点?
スティーヴン・スピルバーグの有名な作品を午前10時の映画祭で観賞。昔の名作と言われる作品が観れて良かった午前10時の映画祭も2019年で終わってしまうということでちょっと残念です。こういう機会がないとなかなか観ないんですよね、昔の映画って。
で、本作なのですが、今では当たり前の画面の撮り方等の原点なのかなっと思いました。きっと当時は衝撃的だったのでしょう。でも、今観ると正直眠かったです。何でしょうね?間延びしてるというか、テンポが悪いというか。例えばスピルバーグの最近の作品は流石大御所だけあって普通に面白く観れるのですが、本作は微妙でした。1978年と比べるとスピルバーグも成長して上手くなってんだなぁ。
最近はもういい歳ですし、発言が老害化していていると話題になってたりもするスピルバーグですが、何だかんだで時代を切り開いてきた天才映画監督には間違いありません。映画の歴史を抑える上で観ておく作品かなとは思いますが、別に映画ファンではない一般の人にはオススメできないかも・・・っというのが正直な感想です。
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