ミセス・ダウトのレビュー・感想・評価
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R・ウイリアムズ ワールド
Rウイリアムズの魅力満載。それもそのはず、彼もこの作品の制作に深くかかわっていたようですね。スタンダップコメディアン出身らしく、そのセリフにも性別や人種に関わる際どいブラックユーモアが散りばめられていて、今聞くとちょっと戸惑ってしまう場面も。
全編しつこいくらいに描写されていたサンフランシスコの街と坂道。そういえば同じ親子愛を扱ったちょっと泣かせる往年のコメディーTVドラマシリーズ「フルハウス」も舞台はここだったなぁ、と感慨にひたってしまいました。
なんやかんや色々な形はあるけれど最後はやっぱり親子愛に勝るものはないっていうのがこの映画のメッセージ。数々の名作で世界中の人たちに生きる勇気を与えてきた名優Rウイリアムズ。その功績と重圧が計り知れないものであることに敬意を持って、今更ながら、ご冥福をお祈りいたします。
追悼、ロビン・ウィリアムズ
最近YouTube動画で柳沢慎吾のトーク番組やベイスターズの始球式、警察の1日署長などを見て、同じオチだとわかっていても、見るたびに必ず笑ってしまうし、幸せな気持ちになるし、こんなふうに誰も傷つけることなく、みんなの気持ちを明るくしてくれるような、こんな人になりたいなぁと、思うまでになりました。
素人参加番組の銀座NOWで優勝したのがきっかけの芸能界入り、本当なら芸人としても大成しただろうに役者として活躍している彼に、ロビンの芸達者振りを重ねながら観ました。
ジム・キャリーとかジャック・ブラックとか、顔芸でついつい笑っちゃう役者さんの中でも、ロビン・ウィリアムズはやっぱり品の良い温かさを感じて、ずっとニヤニヤできました。
もちろん、こんなに偉大な俳優だし、作品にも恵まれ、到底自殺なんかと結びつかないので、作品を観ながらもなんで?なんで?という気持ちで集中を削がれてしまうくらい、多くのファンも同じように悲しんでいることでしょう。
柳沢慎吾の物真似もすごく似ていてどのレパートリーを見ても全部笑えますが、ロビンの声の七変化、イギリス英語や英語ができない外国人の英語の真似も負けずに芸達者。病気で苦しんだとは言え、ずっとずっと元気で生きていてほしかった俳優さんでした。
作品のレビューになってなくてすみません。他の方のレビューとほとんど同じ感想ですが、やっぱり名作としてずっと生き続けてほしい作品です。
RIP
ユニークだけど今となると?
BSで録画視聴。
ストーリーは確かにユニーク。離婚した
女装してまで家政婦になって子供に会いたい父親の騒動記。
ただ、今この作品を観るとご時世的にピンと
こない内容。
ロビン・ウイリアムズはさすがの演技。
この設定だからこそ描けた再生の物語
はっきり言って、「いくら変装がうまいからと言って、14年も一緒に暮らした相手のことがわからないなんてあり有る?」というところはツッコミたくなる。けれど、その設定だからこそ、描き出せる家族関係の悩みや再生の物語がとてもよくできていて、最後まできちんと観させる。状況は特異だが、そこに立ち現れている問題は、普遍性があって、決して誰かを一方的に断罪するようなつくりになっていないところが誠実だった。それに、ロビン・ウィリアムズが、ちょっとヤンチャなワルぶりを見せるところもよい塩梅。
子どものことは大好きだけれど、妻のことにまでは気持ちが向けきれなかった夫。身の回りのことも、最後は妻にさせていたことの自覚もなかった。妻も、その不満を抱えながら、夫に気持ちを伝えられず、一緒にいてカリカリする自分が嫌になっていく。そういった辺りが、決定的なズレになる前に埋まればとも思うが、幸せは人それぞれ。家族にも色々な形があるし、どこにどのような形で暮らしていても、お互いを思いやる気持ちが大切なんだというメッセージは、ちゃんと伝わった。環境が変わることで見えてくることが多いというのは、とてもリアルだと思った。
ジェンダーに関わるちょっとした描写が、時代を感じさせる部分もあって、そんなところも興味深かった。
NHKBSで視聴
家族を想う心
ロビンウィリアムズ扮するダニエルヒラードはアフレコの仕事をクビになり子供たちを迎えに行った。家畜まで家に連れ込んで子供たちと大騒ぎ。離婚にまで行ってしまったね。そんな折、子供たちの前に現れたミセスダウトファイア。
非常に大胆な作戦だね。苦労は報われるのかな。家族を想う心だね。
子どもたちの名演技に感動!
これぞハートフルコメディの代表作と言ったところか。レストランでのダブルブッキングのシーンは使い古されているギャグのような感もあるが、予想はつくものの笑わせてくれます。ミランダ役のサリー・フィールドの驚いた顔は忘れられない。これは彼女の全てを表しているような・・・
そんな無茶な
「そんな無茶な」と思いながらも、誰もが楽しめて勇気づけられる娯楽作品だったので、物語のことを言うなんて野暮な事でした。夫婦は、夫婦じゃなくなった方がお互いに良いこともありますよね。女性は後片付けをしたり調整をしたりする事が多いので、そんな面倒な仕事が増えるだけでストレスMAXになります。だから、話を聞いて面倒なことをフォローしてくれる夫だったら、仲良くできるのかもしれません。ミセス・ダウトファイヤーをお手本にするといいかもですね。ロビン・ウィリアムズの演技をこれからもまだまだ観たかったです。
ロビンウィリアムズを目当てに
ミセス・ダウトさんの最後の台詞が素敵。夫婦二人が出した結論に良し悪しの評価を付けるわけでもなく家族には色んな形がある。だけど、その中に「愛」があればどんな形であっても、家族はいつでもわたしの心にある。
恋人だって、友達だって、いつかは別れてしまうだけど、親と子、兄弟の関係は見えない「愛」で結ばれているものなんだ。と気付かされた。
わたしも母親はいつも喧嘩してばかり(よくよく考えてみるといつも母親は私のベストを考えてくれて言ってるのに私がワガママを言って困らせてる。)
家族を笑わせる話の材料だってスキルだって持ってない。
いつも、私は誰にも愛されて居ない、みんな私の悪口を言ってるのではないかと心配してるけれど、
自分が人を愛する努力が足りないのでないかと思った。
ロビンウィリアムズは、素晴らしい俳優さん。
ユーモアがあるけれどけしてそこだけにフォーカスを合わせてお芝居はしてない。
ダウトの全体の目的は、子供たちと一緒にいる。
障害は、奥さんの相手と奥さん
なり変わりコメディ調ファミリードラマ
冒頭アニメの吹替を何役もこなすロビンさすが。家政婦ダウトファイヤのおばさんなりきりっぷりが凄い。肉襦袢を来たり脱いだりして二役を入れ替わるお約束楽しい。レストランにて二つの場所をいったり来たりするコメディっぷりも堂々たるもの。顔の特殊メイクが剥がれて半分顔が出てしまったとき、まるでマスクマンの正体がバレた気分になった。ダウトさんがいなくなって寂しがる子供たちがTVの声に目を向けるとダウトが動物番組を始めてるシーンで(涙)家族にはひとそれぞれの形がある。メイキングのテスト映像のロビンが最初からダウトさん演技になっていて、共演者との即興がすでに面白く仕上がって天才的だった。
ロビンウィリアムズはやっぱり役者!
ストーリーも面白かったですが、
ロビンウィリアムズの演技が多彩なだった。
彼が何役も連続でする場面は何回も巻き戻しをして見てしまった。
90年代のファミリー映画はやっぱり面白い。
複雑はストーリーではないしほんわかして鑑賞できる。
子供と見たい作品。
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