「R・ウイリアムズ ワールド」ミセス・ダウト おまつさんの映画レビュー(感想・評価)
R・ウイリアムズ ワールド
 Rウイリアムズの魅力満載。それもそのはず、彼もこの作品の制作に深くかかわっていたようですね。スタンダップコメディアン出身らしく、そのセリフにも性別や人種に関わる際どいブラックユーモアが散りばめられていて、今聞くとちょっと戸惑ってしまう場面も。
 全編しつこいくらいに描写されていたサンフランシスコの街と坂道。そういえば同じ親子愛を扱ったちょっと泣かせる往年のコメディーTVドラマシリーズ「フルハウス」も舞台はここだったなぁ、と感慨にひたってしまいました。
 なんやかんや色々な形はあるけれど最後はやっぱり親子愛に勝るものはないっていうのがこの映画のメッセージ。数々の名作で世界中の人たちに生きる勇気を与えてきた名優Rウイリアムズ。その功績と重圧が計り知れないものであることに敬意を持って、今更ながら、ご冥福をお祈りいたします。
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