「渾身の台詞劇」招かれざる客 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
渾身の台詞劇
ただただ、会話で物語は進む。
事件は起きない。
と、言うか、このカップルが事件なのだ。
突然帰省した娘が黒人青年と結婚するという事件。
新聞社の社長である娘の父は、反対する。
が、それは黒人青年を差別的に扱ってのことではない。
この時代、台詞にも出てくるが、州によっては白人と黒人の結婚は違法だったりしたようだ。
その社会的背景から、世間の偏見を危惧しての反対だということ。
そして、終には寛大な理解を示す。
そこには、娘たちといっしょに世間に立ち向かう覚悟があったはずだ。
つまり、父親はその立場にふさわしい知的で尊敬されるべき人物なのだ。
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ゆ~きちさんのコメント
2024年5月9日
日本人女性はそこまで嫌われてはいないのですが、イメージとしては料理が美味しくて、家事を黙って何でもやるような、結局メイドみたいな感覚かもですw
昔は私も面食いな時期がありましたが、こちらへ来て性格の悪いイケメンをたくさん見て、人間は顔じゃないとつくづく思いましたwww
ゆ~きちさんのコメント
2024年5月8日
アメリカもそうですが、カナダは移民を受け入れて豊かになったような、移民政策が成功した国かと思われますが、それでもやはり同じ人種同士のカップルがほとんどです。
ただ、私も日本食がダメな人とは暮らせないですwww😝
ゆ~きちさんのコメント
2024年5月8日
さすがアカデミーと言いますか、「それでも夜は明ける」とか、「ムーンライト」とか、え?と思うような受賞ですが、たとえ地味な作品であっても、オスカーを取ったからこそ見ようと思いますもんね。このパイオニア作品で世論が変わるとよかったのに…と思います。
ゆ~きちさんのコメント
2024年5月7日
kazz さん、共感ありがとうございました。
今ではすっかり古くなったテーマですが、時代背景や州によっては違法と聞くと、世界に問題提起したエポック的な作品だったんでしょうね。