マネートレインのレビュー・感想・評価

2024年8月18日
映画 #マネートレイン (1995年)鑑賞

人種は違う乳兄弟が共に鉄道警察官に

ギャンブルのつけがたまった弟は上司に疎んじられホレた同僚女刑事を兄にとられ

各駅の売上金を集める“マネートレイン”を襲うことにしましたが

まあ、白人と黒人の兄弟のバディものをやりたかったんだろうな

悪者退治で終了ではなく主役が悪者になるのに最終的にハッピーエンドの感じで終わる謎の展開
放火魔より賭博相手より悪いのはチャーリー
列車強盗した挙句、他の列車に追突
誰よりも死傷者をだしている元保安官
なのに最後は逃げ仰てウィズリーと兄弟ハッピーエンド
これでいいのか？
人間臭さは良かった
ジェニファーロペスB地区有り

血が繋がってなくても兄弟だもの。

物語の大半が兄弟の絆要素多めなポリスアクションで正直冗長な感じだけど、終盤の列車強盗でテンポがかわりパニック映画風に。それなりにハラハラして良かったかな。

また、局長が糞すぎてイラついてたからラストはスッキリ。

　チャラ男のチャーリー（ハレルソン）はギャンブル好きが高じて1万5千ドルもの借金を作ってしまう。おとり捜査専門の鉄道公安員で危険な業務をこなしながら、兄貴分のジョン（スナイブス
）にも迷惑かけてばかり。派遣されてきた女性捜査官グレース（ジェニロペ）も、真面目なジョンを選んでしまい、ジョンから借りた金も地下鉄内でスラれてしまう間抜けぶり。失意のもと、警官もクビになってしまい、あとは職場も同然のマネートレインから売上金を強奪するしかないと間違った方向に進んでしまうのです。

　チャラ男ぶりはオーウェン・ウィルソンじゃないかと見間違うくらいのハレルソン。黒人と白人なのだから兄弟であるはずがないとからかわれても動じないところは良かった。堕ちるところまで堕ちたなぁ～といった展開はコメディなのか真面目なのかもわからない。地下鉄パニック映画の部類に入るのですが、これは劇場で観てたらかなり興奮しそうです。ただし、道義上チャーリーには共感もできないので、もうちょっとストーリーに味付けをしてもらいたいところでした。MTAのパターソン局長がもっと悪であるように描くとかの・・・。

　なんといっても今作はジェニファー・ロペスの貴重なヌード・濡れ場が見られる作品なので、その意味では必見なのかも・・・開始55分ごろです！

登場人物のあまりのバカさ加減にイラッときます。