劇場公開日 1995年9月15日

マディソン郡の橋のレビュー・感想・評価

全85件中、41~60件目を表示

4.5「これは生涯に一度の確かな愛だ。」

2020年4月13日
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鑑賞方法:DVD/BD
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POZMA

4.0【男は車のバックミラーに女のペンダントを絡ませ、そぼ降る雨の中、走り去った・・。連れ合いを持つ人ならば、”何らかの感慨”を覚えるだろう作品。クリント・イーストウッド監督の力量を確認した作品でもある。】

2020年2月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

 ー 彼のベストセラーの映画化である。ー

 ・男:天涯孤独なカメラマン、キンケイド。 (クリント・イーストウッド)

 ・女:アイオワ州の片田舎で、農業を営む夫と二人の子供と平穏に暮らす、フランチェスカ。だが、今の生活は”子供の頃に夢見た生き方ではない”と気付いている。(メリル・ストリープ)

 ・屋根付きの橋(Covered Bridge)で二人は出会い、徐々に惹かれ合い”四日間の恋”をして、女が葛藤を克服し別れるシンプルなストーリー。

 ・その、ストーリーをキンケイドとフランチェスカを描く”1965年の秋の四日間”をメインに
 フランチェスカの子供たちが成人した”1989年(既に、フランチェスカは亡くなっており葬儀の場面が中心)”の風景を効果的に挟みながら、物語は描かれる。

 ・当時、特に既婚の女性達の間で物語は読まれ、映画化された。(物語は一応、読んだ・・。余り心には響かなかった。)

 ・だが、私は、上記の2大スターの姿が観たくて、劇場に足を運んだ。

 ・感想は、
 ”成程・・、分かり易いシンプルな受け入れられやすい物語をほぼ原作どおりに制作したな。”
 というものと、
 ”優れた俳優の佇まい、身に纏う雰囲気というものは、凄いものだな・・。そして、力量のある監督が撮る映画と、小説は別物になるのだな・・。”
 というものであった。

<今作鑑賞後、原作のある映画を観る際には、”原作に引っ張られすぎないように”鑑賞するスタイルが身についた作品。>

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NOBU

3.5よかった

2020年1月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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吉泉知彦

5.0『4日間』~ 情念の女

2019年12月10日
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これは大人のラブストーリーである。しかも大ぴらな不倫もの。
フランチェスカ( メリル・ストリープ )は遺体を火葬し、散骨すること、生前に記したノートを息子、娘が読むこと等を遺言していた。ストーリーはこの二人がノートを音読していく形式で展開する。
家族が4日間、家を開けることになり、フランチェスカは暇になるだけでなく、この異郷での
うつろな心に空しさを感じる。そこへカメラマンのロバート ( クリントン・イーストウッド ) がトラックで乗り入れて道を訪ねる。フランチェスカは丁寧に説明し、心ときめく。何の気兼ねもなくロバートのトラックに同乗し、屋根付き橋まで案内する。そこで享楽の時を過ごす。また彼を食事に家へ招く。少し無防備と思えるが、こういう事は60年代のアメリカでは普通にあったのであろう。自然の流れとして、親密度が加速して情事へと移行するのに時間はかからなかった。フランチェスカは自己のうちにうちに秘めていた " 女 " としての情欲に目覚める。肌と肌を触れあっていた二人は一線を超えてしまう。彼女は夫にない魅力に惹かれたのかもしれない。意見のすれ違いが一時あったにせよ、二人は分ちがたい仲になっていた。だがロバートが駆け落ちを促したが、彼女は家庭と家族を背に負っていることを知る故に、踏みとどまる。最後の日、ロバートは去る。家族が帰ってきたからとはいえ、彼女の心はロバートに就縛されたまま。フランチェスカの生涯で最も情念の炎に焼きつくされた4日間であったといえる。

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細谷久行

3.5恐怖、人妻不倫推奨映画。 夫と子供がいない間に、ふと訪れた男に欲情...

2019年11月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

恐怖、人妻不倫推奨映画。

夫と子供がいない間に、ふと訪れた男に欲情する。純愛を装っているが、こんなの日常に不満を抱く人妻の夢見物語だよね。それが証拠に男は女を一生一途に想い続ける。あるか!現実ならそんな男は単なる遊び人でしかない。

そう、決して人妻は悪者にはならず、私に満足しつつ死んでゆくのだ。ほぼ胸糞と言っていい(笑)

受け入れるのか!子供たち。私なら絶対墓場まで持っていけ、と怒るだろう。
なんとも哀れなのは生涯付き合わされた夫である。この夫も彼女に謝意を述べつつ死んでいくのだ。なんと女に都合のいい話。
これ見て夢を見ている人妻たちよ、忠告しておこう。鉄槌を食らうぞ!(笑)

イーストウッド、ちょっと歳行き過ぎ。メリルもちょっと大きすぎ。イーストウッド、これは自分以外を主演にして欲しかったかな。そんなにメリルがよかったか(笑)

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はむひろみ

5.0『4日間 』~ 情念の女

2019年10月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

これは大人のラブストーリーである。しかも大ぴらな不倫もの。
フランチェスカ( メリル・ストリープ )は遺体を火葬し、散骨すること、生前に記したノートを息子、娘が読むこと等を遺言していた。ストーリーはこの二人がノートを音読していく形式で展開する。
家族が4日間、家を開けることになり、フランチェスカは暇になるだけでなく、この異郷での
うつろな心に空しさを感じる。そこへカメラマンのロバート ( クリントン・イーストウッド ) がトラックで乗り入れて道を訪ねる。フランチェスカは丁寧に説明し、心ときめく。何の気兼ねもなくロバートのトラックに同乗し、屋根付き橋まで案内する。そこで享楽の時を過ごす。また彼を食事に家へ招く。少し無防備と思えるが、こういう事は60年代のアメリカでは普通にあったのであろう。自然の流れとして、親密度が加速して情事へと移行するのに時間はかからなかった。フランチェスカは自己のうちにうちに秘めていた " 女 " としての情欲に目覚める。肌と肌を触れあっていた二人は一線を超えてしまう。彼女は夫にない魅力に惹かれたのかもしれない。意見のすれ違いが一時あったにせよ、二人は分ちがたい仲になっていた。だがロバートが駆け落ちを促したが、彼女は家庭と家族を背に負っていることを知る故に、踏みとどまる。最後の日、ロバートは去る。家族が帰ってきたからとはいえ、彼女の心はロバートに就縛されたまま。フランチェスカの生涯で最も情念の炎に焼きつくされた4日間であったといえる。

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細谷久行

5.0切ない・・・。

2019年10月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

初めてテレビで見たときは、子育てでバタバタしてて、
ほとんど記憶に残ってませんでした。
今回じっくりちゃんと見たのが初めてといえるかも。

いや~・・・なんと切ない。

それにしてもフランチェスカが橋の前で、両頬に手をあてて
写真に写っている姿、なんてチャーミングな。

人生において、何度も大事な選択をしてきたはず。
クリントイーストウッド扮するロバートに訴えかけるシーン、
いいですね。

自身の人生を全うしたフランチェスカ、お見事!

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Bird

3.0恋と愛とは違うのかな。。。

2019年10月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

恋と愛とは違うのかな。。。
そんなことを考えてしまう映画です。

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光陽

5.0大好きな物語

2019年9月24日
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ついつい何度も見てしまう。
フランチェスカとロバートの出会い、かけひき、そして結末。全てがリズミカルな流れで美しい。
大人目線の恋愛が描かれていてしんみりする。
恋をしたフランチェスカが可愛い。

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ぴょん

4.0めっちゃ泣けた

2019年4月29日
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愛と現実の葛藤を見事に描いた映画。

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マルボロマン

5.0このようなロマンチックでドラマチックな胸が震える瞬間の記憶がある人生の経験があなたにはありますか?

2019年4月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

公開当時は内容を聞いて本作の息子のような印象を受けて観もせず毛嫌いをしていました
しかし自分もそれなりの年となり、この映画を自ら観てみたいと思える大人になりました
痛いほどセリフやシーンが心に刺さりました
若い時に観てもやはり全く理解できなかったでしょう
結婚し家族を持ち子供達を育てた年月があったからこそ、本作の素晴らしさ、言わんとすることを受け止められるのだと思います
デビット・リーン監督の名作「逢びき」のように号泣することはなかったのですが、心に染み入る深さと震える余韻はそれを上回るほどです

クリント・イーストウッド65歳
メリル・ストリープ45歳
老人と中高年のカップル、
そして年の差は20歳もある設定です
絶対に交差しようのない二人なのです
なのに交差してしまう
二人がもはや若くない、恋愛なんかもう関係ないと思っていたのに
だからこそ、この恋愛が確かなものなのです
むしろ若い時のような激情が少ない分より純粋なのです

二人の演技は超絶的です
男女の不思議な化学反応を全く自然に再現して見せてくれます
特にメリル・ストリープの役作りは素晴らしく
だらしなく体型の崩れてくたびれた中年主婦そのもの
その同じ女性がみるみる美しく可愛く見えてくるのだから不思議です

不倫のお話といえばその通り
カフェでルーシーを見る町の人々とおなじ視線を向ける方も多いと思います
しかし、本当の恋愛なのです
それも生涯でただひとつの
それに出会い、それ育てるチャンスがあるかないかの差だけで、だれしも可能性のある話のなです
むしろあった方があなたの人生は豊かであると思います
ときめきだけなら誰にもあるはずです

ラスト近く、ドアハンドルに手をかけるフランチェスカ
青信号に変わっても彼の車は彼女を誘うように止まったまま
やがて左折して去っていきます
その前の雨の中立ちすくすロバートのシーン
泣いているようにもみえます
このようなロマンチックでドラマチックな胸が震える瞬間の記憶がある人生の経験があなたにはありますか?

何もないまま日常を繰り返し老いて死んでいく
それだけの人生が幸せなのでしょうか?
本当に生きたと言えるのでしょうか?

ラジオから流れる甘いブルースの数々
台所でのダンスシーンは心が震えました

本当の恋愛を知り、そして分別も忘れない
深く愛し、その愛を大事にしたいからこそその愛を思い出にする
思い出だからいつまでも美しいのです
その思い出を反芻しながら生きて行けるのです
そんな大人の二人の物語だからこそ多くの人々に 愛された物語なのでしょう

ラストシーンの息子の晴れ晴れとした顔が嬉しく心に残りました

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あき240

3.0らしい。

2019年2月23日
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イーストウッド作品らしい、面白い中に沢山の素敵な要素が盛り込れた映画でした!
やや冗長で退屈なのが珠に傷ですが、心理描写やキャラクターがとっても素敵で丁寧で・・・まさに大人の恋愛映画でした!

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ハワイアン映画道の弟子

5.0なぜか今私の中のベスト映画

2019年2月1日
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大人になってから見たら、色んなセリフが刺さって、感動して仕方なかった。今更ながらベスト。

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cio

2.0平凡な主婦が女を取り戻す話

2018年7月7日
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鑑賞方法:TV地上波

寝られる

小さな町で暮らす中年の主婦が、一人のキャメラマンと出逢い、女を取り戻していく姿を描く。

正直、オジサンとオバサンの恋愛モノに、心を動かされませんでした…美しくない…
まぁ、未熟な俺にはまだわからない世界だったかも…

でも、友近のようだったメリル・ストリープが、次第にキレイになっていくあたりは、さすがの世界屈指の大女優って感じでした(^^)b

ってゆーか、ただ単に、イーストウッドがメリル・ストリープとイチャつきたかっただけだったりして(!?)

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n.yamada

3.5普通の映画

2018年6月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

「ピアノ・レッスン」がとても良かったから不倫物の定番「マディソン郡の橋」を借りました。最後はちょっと泣けましたが、普通の映画でした☆。余り退屈とかはしませんでしたが。

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hide1095

4.0ゴリゴリに不倫してて草

2018年6月3日
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でも最後の別れのシーンでは感動してしまう不思議

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aaa

0.5最悪でした

最悪でした。 ただ おじいさんと おばさんが不倫をするだけのはなしでした。 延々と会話をして、 セックスして、 別れます。 それだけです。 どこに感動すればいいのか、 全く理解できませんでした。 [世界を感動させたベストセラー小説を映画化] という売り文句につられてみてしまいましたが、 完全に失敗でした。

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4.5美しい大人の恋

2018年4月20日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

幸せ

萌える

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ke_yo

5.0スタンダードは繰り返し観るべき

2018年3月24日
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数十年ぶりに観ました。

主人公たちと同年代になって、
初めて!この作品の味がしみました。

(20才のころ観たときは、ドアをバタンと閉める行儀悪い息子たち=同年代=の行状しか印象に残らなかった)。

でも大人たちの気持ちが、今では本当によくわかります。

母親の秘められた恋を知り、戸惑いからようやく受容に至る子供たちの心中も、今では痛いほどわかるのです。

スタンダードは繰り返し観るべきです。
年月をおいて自分の感じかたがこうも変わるものかと、驚きかつ思い知った名画「マディソン郡の橋」でした。

あと、巻末の特典メイキングは、映画好きなら必ず見るべき。
監督クリント・イーストウッドの丁寧な映画作りには感嘆します。

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きりん