マッドマックス2のレビュー・感想・評価
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The Road Warrior という、よりクールなアメリカ公開タイトルも捨てがたい‼️
この作品も一作目を完璧に超えた続編ですよね‼️何がスゴいかって、田舎町で警察官のマックスが暴走族に復讐を果たす低予算バイオレンス映画だった一作目に対し、世界戦争による文明崩壊後という世界観を舞台に、マックスが相棒の犬とともにV8インターセプターを駆りながら、凶悪な暴走族集団と石油を巡る争いを繰り広げる、ディストピアもののアクション大作になっている事‼️そしてやはり我々世代にとってこの作品が忘れられないのは、名作漫画「北斗の拳」に多大な影響を与えていることですよね‼️その世界観、ファッション、キャラクター‼️主役のマックスは髪をバサバサにカットし、薄汚れたレザースーツに身を包み、右肩にはショルダープロテクターを装着していて、まさにケンシロウ‼️うーん、ワイルドですね‼️そしてマックスと同じくらいのインパクトを残すのが、暴走族の攻撃隊長のウェズ‼️赤いモヒカン頭で、左手にはボウガンを装備、ケツ丸出しで叫びまくるこの強烈なキャラクター‼️夜道では絶対会いたくないキャラですね‼️他にも小型のオートジャイロを操ってマックスを上空よりサポートするジャイロ・キャプテン‼️鋼鉄製のブーメランで敵を殺しまくる問題児フェラル・キッド‼️マックスよりもらったオルゴールの音色を楽しむ姿が可愛い‼️そして暴走族のリーダーであるヒューマンガス‼️ホッケーのマスクをかぶった、その恐ろしい姿は、まるで「13金」のジェイソン‼️しかしジェイソンがホッケーマスクを初めて被った「13日の金曜日PART3」が公開されたのは今作公開の一年後‼️ジェイソンのビジュアルにも影響与えてるなんて、スゴいぞ「マッドマックス2」‼️そしてこの作品最大の見せ場は、マックスが暴走族とアクション映画史に残るド派手かつ残虐なカーチェイスを繰り広げるクライマックス‼️マックスが運転する大型トラックと暴走族の改造車、そして上空を滑空するオートジャイロ‼️ホントに男の子のマシン魂を刺激しまくる、サイコーにカッコいいクライマックスですね‼️そしてすべてが解決し、マックスは何処へともなく去っていくわけですが、オープニングとエンディングに入る成長したフェラル・キッドによるナレーション‼️そこに映し出されるセピア調のマックス・ロカタンスキー‼️この作品は、真の英雄として語り継がれるヒーローを描いた英雄譚、そして神話のような傑作です‼️
0208 やはりタンクローリーは目立ちすぎる
1981年公開
アナログ撮影全開のCGでない生の迫力は凄い。
意外とマッドしていないマックスは
イカレた警官ではなくむしろ荒野の用心棒。
ヒャッハーが馬鹿過ぎて笑うところ多数。
なんにせよ終末感が溢れていて無法地帯が無限に拡がるが、
こんなガソリンがない時代燃費悪い車しか残ってないのかよ。
70点
近未来型荒野の用心棒
シリーズの根幹を表現した傑作です。
マンガチックなヘンテコ改造車をぶつけ合うだけの話なのに、妙に映像に厚みがあって、単純なのに奥深い、見慣れたアメリカの大平原とは違った趣の豪州の原野の荒涼感に近未来感を大いに感じます。
ギブソン先輩の硬派な演技の合間に、プロペラ兄さんとブーメラン坊やが節妙なアクセントを加えているところが秀逸です。
ラストシーンも妙に壮大な叙事詩感があって、ゾクゾクするような余韻も残ります。
トマト支持率は第一作の90%超えて94%なのも納得。
純粋なアクション
石油を求めて繰り広げられる強奪戦。
イカれた敵キャラ満載。
ジェイソンマスク、お尻丸出し暴走族
モヒカン姿。車やバイクも凄い。
この時代の空撮も見事。オートジャイロも!
ドッグフードを食べるのは笑えた。、
野生少年の殺戮ブーメランは恐ろしいが良く考えたアイデア。犬は従順で可愛い。
ラストのカーチェイス見所があり、最後まで
楽しめた。
本当に純粋なアクションで画像を進めていく
のが頼もしい作品。砂煙の中で。
映画館で是非。
シリーズ最高傑作か!
楽しみにしていたマッドマックス2をついに映画館で見ることができました。
テレビで見たのは遠い昔なので、ラストの砂は覚えていましたが、初めて見たかのような面白さを感じることができました。
やはり大画面のスクリーンで見るのはいいですね!バイオレンスの迫力が違うしメル・ギブソンが最高に格好良かった。
そして1作目とは異なるさらに荒廃した世界観が素晴らしい!この世界観が「北斗の拳」などに影響を与えるわけですが、改造車やモヒカン頭、鉄仮面など暴力が支配する世界であることを見事に表現していると思いました。
1作目のヒットによって製作費が10倍にアップし、ジョージ・ミラー監督が本当に描きたかった世界が描かれています。
1作目はパトロール警官であったマックスの家族が殺され復讐の鬼と化すマックスが極めてシンプルに描かれていましたが、この2作目はマックスと共に戦うブーメランを操る野生児が後年北部部族の長老となり、かつてマックスという強い男がいたことを振り返る回想形式をとっています。
今作はまず個性際立つキャラクター達がいい。ジャイロコプターを操るジャイロ・キャプテン、ブーメランを武器に戦う野生児、敵方ではモヒカン頭のウェズ、リーダーで鉄仮面を被ったヒューマン・ガス、石油精製所のリーダーであるパッパガーロなど各々キャラが立っていて面白い。
そして今では正義の警官ではなく、石油を求めて荒野を彷徨うマックスが暴走族と闘う羽目になるストーリー展開が見事です。
ひどい仕打ちを受けながらもマックスを相棒と慕うジャイロ・キャプテンやオルゴールで瞬時に心をつかまれる野生児など皆マックスの魅力に惹かれるところも面白い。
そして一度はひとりでV8インターセプターで脱出しようとしたマックスがウェズによって車を大破させられ大怪我を負うが自爆装置によってかろうじて生き延びたところをジャイロによって救出され、ついにタンクローリーの運転手を引き受ける場面。説得力があっていいですね。
クライマックスのタンクローリーに群がる暴走族との対決シーンはもうとにかくすごいとしか言いようがない。CGのない時代に空撮も交えいろんな角度から迫力ある映像が映し出され映画の醍醐味を感じました。いま見ても古さを感じさせません。重量感たっぷりのカーバトル、肉弾戦。ジャイロコプターからの攻撃。そして1作目に続き過激な正面衝突で決着をつけます。スタントマンの人が大丈夫だったか心配になる程の過激なシーンの連続です。
そして横転したタンクローリーのタンクからこぼれ落ちる砂を手に取り、すべてを悟ったマックスが一瞬笑みを浮かべるシーン。このラストは味があって非常によくできていると思います。マックスも観客もあっけにとられるわけです。まさか囮だったとは!
まあバスにそんなにたくさんの石油が積み込めるのかは疑問が残りますが、ヒューマン・ガスとウェズを倒し、一行が無事に到着できたのは良かった。多くの犠牲を払うことになったが。
しかし、マックスは一行に加わらず孤独に荒野を彷徨い続けるのですね。癒えることのない傷を抱えたまま。。。
怒りのデスロードもフュリオサも面白かったのですが、個人的にはやはりマックスという孤高のヒーロー像が際立つこの第2作目が一番好きだなあ。
※面白すぎて午前十時の映画祭初のおかわりをしましたが、新たな発見もあって2回目も楽しめました。(8/29)
前作より更に荒廃した世界、「デスロード」や「フィリオサ」の世界観が...
前作より更に荒廃した世界、「デスロード」や「フィリオサ」の世界観が40年以上前にすでに出来上がってる!CGではないリアルなスタントの迫力と臨場感、スピード感。前作の成功によって得た潤沢な制作費が為せた、レジェンド級大作に仕上がっている。そしてまさに「北斗の拳」!
何度観ても面白い大傑作! カーアクション映画の永遠の金字塔的作品!!
午前十時の映画祭14で鑑賞
本作の初公開1981年当時は中学生で、近所のお兄ちゃんたちが熱狂していて、自分もそれを聞いて親に連れて行ってもらったのを覚えています
以来、何度観ているか分からないぐらい観てますが、毎回ド迫力のカーチェイスやカークラッシュシーンに驚嘆し大興奮、必ず観てよかったなという爽快な後味で終わる名作
今回、そんな本作を約40年ぶりに劇場の大スクリーンで観ることができて、いつも以上に感動ひとしおで至福の時間を過ごせました
そして本作をあらためて観て思ったことですが、9年前にシリーズ4作目として公開され世界中が熱狂した「マッドマックス:怒りのデスロード(2015)」、その中で皆が一番引き込まれたのは荒野を貫く一本道を疾走する主人公達の乗るトレーラーに悪の一派がうじゃうじゃと群がり、その襲撃と攻防をひたすら描き続けるダイナミックなスペクタクル映像
そして、目的は違うにしてもやってる事はこの“2”も同じで、ローポジションでトレーラーや改造車と並走し画面いっぱいにアクションシーンを捉えるところやとんでもないクラッシュで大破する車の数々、そしてトレーラーと改造車の正面衝突で木っ端微塵になるド迫力映像、と“怒りのデスロード”の40年前に既に同じ事をやっているというのが驚異的で感動に値します
本作でトレーラーを運転するのは本シリーズの初期3作の主演としてマックスを演じたメル・ギブソンさん、若々しくてカミソリの様に鋭い目つきと荒々しさを全身で表現した雰囲気がめちゃくちゃカッコいいです
そして本作のもう1つの魅力はブルース・スペンスさん演じるジャイロ・キャプテンの存在
彼の目線という要素がカーアクションに空撮の要素をプラスしキャラクター自体も時にマックスを助け、時にストーリーを代弁するといったとても重要で魅力的な存在として描かれており目が離せません
さらにヴィランが2段階になっているところ
前半はモヒカンで見るからに凶暴そうなウェズがヴィランと思いきや、さらにその上のヒューマンガスというラスボスが出てきて、これもまた相当に強敵の様相を呈していて、グイグイ引き込まれました
と、本作をデビュー2作目にして完成させたジョージ・ミラー監督の力量に驚き、心から感心し、バイオレンスながら感動をも覚える、間違いなく世界中のアクション映画ファンが認める世界最高峰の大傑作中の大傑作です
こういう話だったのか
1に引き続き、「午前十時の映画祭」にて鑑賞。
近未来とはいえ、物質不足(ガソリン)のこの感じ。。もちろん分け合わずに奪い合うが基本よね。
1は、妻子という絶対的に弱くて守らねばならない存在があったから逃げる中心で、そっち側に立つと怖かったが、2は戦う、とにかく戦うで、こっちの方が好きかなー。
空撮で、マックスを追って暴走族が連なるシーンを上から見てると、野生動物が獲物を追ってる映像が頭に浮かんだ。タンクローリー運転してからは見入ってしまった。
マックスのセリフ少なく、感情はどこへって感じのとにかく石油~。
「空から来た男」ジャイロ・キャプテンと子どもが、キャラとして良かった。確かに後々、メルが消えるんだな…というのがよくわかりました。
ヒューマンガスのあのルックスが、何かの作品のキャラに似てる…思い出せずにモヤモヤ中。
前作より全てがパワーアップ
「マッドマックス怒りのデスロード」を先に観てから本作を鑑賞したのだが、この2でマッドマックスの世界感は既に完成されていたのだと感じた。
「マッドマックス怒りのデスロード」を観て本作を未鑑賞の方は古い作品だからと敬遠せず観てほしい。
逆に本作を観て「マッドマックス怒りのデスロード」未鑑賞の旧作ファンの方もしかり。
どちらもこのシリーズでしか味わえない唯一無二の世紀末カーアクション。
今に至る40年間の伝説の原点! アラビアのロレンスを彷彿とさせるスペクタクル!
やっと鑑賞!劇場で観たかったので!
デスロード、フィリオサは、これの究極を追求した結果、いや過程であることがよくわかります。
すでに、40年前に後続作品の原型ができています!
これほど長きにわたり、最高を追い続け、しかも人気と評価を更新し続けているジョージ・ミラー監督の執念に敬服します!
前作ではまだ機能していた警察、いや社会が、すでに壊滅しているディストピア。
広大な荒れた大地に、砂煙を上げて爆走する改造車群の姿を捉えた遠景のショットの迫力と美しさは、まさに「アラビアのロレンス」!
しかし、インターセプターが中盤で大破!
実にもったいない!
けれど、監督の求めているものはそんな小さいことではないんですね!
このクレイジーな世界、伝説を作り上げることなんですね。
少しは北斗の拳に近付いてるの?!
1作目よりはやや世紀末感アップ。北斗の拳はこれに影響を受けたらしいが。「怒りのデスロード」が一番北斗の拳に近いかな。もう、北斗の拳がマッドマックスの影響を受けてんだか、マッドマックスが北斗の拳に影響受けてんだかわかんなくなってきた。
ブーメランを取り損ねて
指を落とすのを観る方が、恋するスタントマンの映画を観るよりずっとイイね。
第1作にも出ていた棒高跳びはここでも出てきて、デスロードでやっと究極の画になったってとこか。ロックンロールアヤトーラとかももうここで言及されてる。フュリオサの空中戦もジャイロキャプテンからもう練られてたんだな。
最後、ちょっと人間性を取り戻した? マックスにほろり。
しかし、北斗の拳1巻辺りはもろのパクリなんだな~。世紀末描写のお手本ですね。
今の時代だと、レーティングがR15+なのね。 デスロードもフュリオ...
今の時代だと、レーティングがR15+なのね。
デスロードもフュリオサも、これのリメイクだよね。
本作が無ければ、連載版の北斗の拳は無かったわけだが、誰もヒャッハーとは言ってなかったな。
ヒューマンガスって、筋肉とマグナムリボルバーしか能がないような…
その後の映画の世界観すら変えた名作。
映画館でもTVでもDVDでも繰り返し観ていて、さらに映画館でまた観たくなるマッドマックスシリーズ第二弾です。山賊のような暴走族が荒れ狂う近未来の第一作と打って変わって、世界戦争で破滅した未来世界でのカーチェイスものと言うぶっ飛びの世界観は、今でも魅力的です。敵も味方もマッド振りにリミッターがなくなりやりたい放題の上、モヒカンライダーやホッケーマスクの筋肉ボスなど強烈なキャラのインパクトが凄いです。これ以降の『サンダードーム』や『デスロード』『フュリオサ』にもこの世界観が引き継がれ、他の映画やマンガ、ゲームに影響を与えたカルト性も納得です。お話し自体は、大昔の西部劇みたいな内容だけど、寒々とした荒野で繰り広げられるタンクローリーの爆走チェイスが盛り上がり、虚無感漂うラストもいい感じです。役者では、甘い二枚目からタフガイにイメージチェンジしたメル・ギブソンがカッコいいです。でも、悪役のヒューマン・ガス様とモヒカンライダーの皆様の熱演あってですね。
驚異的なカーアクションは今でも色褪せず、逆にさらに輝きが増してますね!
グランドシネマサンシャイン池袋さんにて午前十時の映画祭14『マッドマックス2』(1981)を初のスクリーン鑑賞。
『マッドマックス2』(1981)
初公開時は劇場で鑑賞できず、随分と後になって実家がVHSデッキ購入後(1987以降)に初見。同作にインスパイアされた『北斗の拳』や、本作でモヒカン刈りのヴァーノン・ウェルズがシュワルツェネッガーの敵役ベネットを演じた『コマンド―』(1985)よりも確か後から鑑賞しましたね。
今回改めて見直してみると荒廃した未来、ディストピアを描いた映画や漫画・アニメの教則本のように大いに影響を与えてますね。
また残酷なゴアな描写は余り描かず、CGが全くない時代にどのように撮影したか詳しく知りたい驚異的なカーアクションは今でも色褪せず、逆にさらに輝きが増してます。
色彩的にもオーストラリアの広大でどこまでも続く荒地のオレンジと抜けるような空のブルーのコントラストが綺麗ですね。
主演のマックス(演₋メル・ギブソン)のセリフ数はわずか15前後。その反動でしょうか『リーサル・ウェポン』(1987)でかなりセリフの数も増え饒舌になりましたね。観ている途中、何度かシルヴェスター・スタローンがオーバーラップしてしまったのは私だけでしょうか。
ストーリーは非常にシンプルですが、アクション映画として後世に与えた影響が強い不朽の名作。ジョージ・ミラー監督の功績によるところが大きいですね。
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