マッドマックスのレビュー・感想・評価
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鬼神と化すマックス
来たるシリーズ5作目「フィリオサ」のため数年ぶりに2度目の鑑賞
まだ「MADMAX」が人の世界であったとき、MADMAXシリーズ最初の作品だがそこには怒りの根源があった。
舞台は秩序がかなり乱れているが文化はまだ崩壊していない近現代、最初からただものではない雰囲気があるマックスだがメル・ギブソンが若々しく(20歳代前半)まだ垢抜けない。
冒頭のナイトライダー然り、敵役であるトーカッター一味のキャラクター性も非常に魅力的で、やっていることは極悪非道で悪に染まってはいるがどこか憎めないところもある。特にボスであるトーカッターの動物のように顔と表情とオノマトペで表現される手下への命令や威嚇は面白い。
終盤、家族を轢き殺され復讐の鬼となるマックスは前半と比べると表情や立ち振る舞いからして一変する。物語の流れとしてはシンプルでわかりやすく、マックスが復讐するまでの展開はやや時間がかかっている気もするが、トータルを95分程度で収めており飽きることはない。なんならアクションシーンのテンポ感がとんでもなく疾走するため興奮が落ち着くことなく観られた。復讐をその瞬間から決意しショットガンと相棒となるインターセプターと共に慈悲無く一味を薙ぎ倒し、最後には選択という名の死刑宣告を丁寧に行うまでは新たな様式美を創ったと言っていいと思う。
ほぼ素材 / 2〜3分の内容
まず脚本がダメ。
演出や編集も‥。
'60年代の映画を参照したのか?
音楽はゴダール映画そのもの。
アイディアも才能も感じられない。
世に出した監督の責任は重い。
ただ2〜3良いショットは有った。
それらを集めて数分で完結出来る。
※
大変汚い言葉で一言で表すと…
胸糞悪い映画でした。
映画と言えるのか、成り立っているのかさえ疑問
カーアクション、車、バイクを魅せたいという趣旨とそれらを好きなファンにとってはアリなのかもしれないけれど…
映画としてはムリ
古い米(ではありませんが)アニメでよくあるような、雑でお下品でぶつ切りなきちんとストーリーやセリフがない、そんな映画。
赤ちゃんの存在をよく忘れられるし
警官も暴走族も狂ってるし
お互いに何故かすぐに見つけるし
言い出したらキリが無いくらい突っ込みどころ満載
面白いとか面白くないとか、そういうレベルじゃない
良い点は、暴力的だったり、残酷なシーン、描写はすごく遠目だったり、直接的には映さないでいてくれたこと。
表情や表現したい感情、空気感が良く伝わること。
2作目…気が向いたら鑑賞します。
暴走族をやっつける話
1979年 本編93分
マックスに扮するメル・ギブソンが若い。
オーストラリアの広さを感じる。
カラフルな「イエローインターセプター」も好きだけど、黒塗りの「V8インターセプター」のカッコよさにはかなわない。
たまにBGMがちょっぴり初代のガンダムっぽかったりするのも好きなポイント。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で悪のボスであるイモータン・ジョーに扮したヒュー・キース・バーンが、今作で暴走族のリーダー役だった。言われてみれば、なんとなく面影がある。
今作の内容は残酷で悲しいのだが、グロさが控えめだからイメージ的にはカーアクションムービー。
たまに広角レンズを使ったり、革ジャンのチャックでマッチに火をつけるシーンがあったり、マックスの妻と子が襲撃に会うまでの逃げるシーンが若干ホラーテイストだったりと見どころ満載で飽きない。
繰り返し視聴したくなる名作。
まだイカレテイナイ…世界🌏 78点
うーん展開が遅いというか展開なんてあるのか。復讐するまで時間かかりすぎよ。残り20分で復讐すな!笑
ダラダライカれた野郎どもが車をボッコボコしたり人を襲ったりうんまあイカれてるけどさちょいと弱い気がする。あくまでも今から見たらね。当時はこれがウケたんだろうなぁ。
伝説のはじまりにふさわしい強烈な個性を持った作品。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で見事に復活したシリーズ。
あらためて第一作を観返すと、思っていた以上に面白い。
家族を奪われた警察官の復讐劇。
主人公のマックスはおもに暴走族の取り締まりをしている。
ある日、職務の途中で追跡していた暴走族が事故死する。
ナイトライダーという男だったが、彼はトッカータという男が率いるグループの一味だった。
トッカータはこの事故が原因で警察に恨みを抱く。
ある日、彼の手下がマックスと、同僚のグースに逮捕される。結局無罪で釈放されることになるのだが、不満を抱いたグースと小競り合いを起こす。
そして、グースは殺される。
ショックを受けたマックスは隊長のフィフィに辞職を申し出る。
フィフィは、マックスに休暇を取るように命じる。
家族とともに旅行に出たマックスは、リラックスした日々を過ごすが、妻のジェシーがトッカータ一味に目をつけられてしまい、やがて彼女と幼い赤ん坊を失うことになる。
怒り狂ったマックスはトッカータ一味に復讐する。
1970年代のオーストラリアは、暴走族が社会問題化しており、本作はプロパガンダ的な一面もある。また、荒廃した世界にヒーローが誕生する物語でもある。
構造もうまくできている。
警察官であるマックスが、ナイトライダーを殺したことが原因でトッカータが警察に復讐をする。それが原因で今度は警察官であるはずのマックスが怒りに駆られてトッカータに復讐する。
作中でマックスが語る「自分が警察官なのか暴走族なのかわからない」という悩みがそのまま形になっている。
英雄譚では、まず使命が与えられる。
本作では暴走族を倒す、社会秩序を守る、といったことが使命になる。
ただ、もともとナイトライダーを死に至らしめたのはマックスなので、自ら災いを招いたともいえる。
暴走族との戦いで、マックスは狂気に駆られたマッド・マックスになる。
正義の代償として同僚や家族を失い、復讐を成し遂げることで、彼が得たのはインターセプターという改造車だけだ。
暴力の不毛さを訴えたかったであろうこの映画は、突き抜けたアクションゆえに、観客に暴力の快感を覚えさせることになってしまった。
その結果として、メル・ギブソン主演で3本制作され、その後トム・ハーディ主演で1本、同じ世界でマックス不在の「フュリオサ」の合計5本が制作されている。少なくともあと1本はトム・ハーディのマックス映画が作られるのではないか。長い旅はまだ続く。
制作費は約3千万円。興行収入は9億6000万円。予算と興行収入の差額が大きく、「ブレアウィッチプロジェクト」(1999年)に抜かれるまではギネスブックに載っていた。
物事はなんでもアイデア次第、ということを教えてくれるすばらしい作品だ。
ちなみに「ブライアン・メイ」が音楽を担当しており、ずっと、クイーンのギタリストだと思っていたが、彼とは別の人物らしい。
メル・ギブソンチョー若い
今月末に、マッドマックスフュリオサが公開されるので、最初から観てみしました。
イヤー昔のアメリカドラマっていう感じ。
今じゃあり得ないような事ばかり。
カーアクションは迫力あったけど
今一つ。
とりあえずシリーズは観る予定
バイオレンス・アクションというより恐怖映画。
このシリーズについては、『怒りのデス・ロード』には心臓を鷲掴みにされるような感じがしたが、過去の3作品についてはずっと昔にテレビの民放での放送を観たぐらいで、それほど印象に残っていなかった…というのが正直なところだったし、『2』への世間の熱狂もなんとなく理解できないでいた。
で、改めて観直してみることになったわけだが…
ストーリーにはなんの捻りもなく単純そのもの。冒頭から不穏な空気が充満し、興奮させるようなバイオレンス・アクションというよりは、エンタメ性を度外視した不安や恐怖を掻き立てる演出が際立っており、シンプルに「怖い映画」だと感じた。まともに見える主人公が、狂気と暴力に落ちていき、復讐を遂げていくプロセスにも、まともな人間が壊れていくプロセスを見ているようで、怖いと感じた。ここまでカタルシスの乏しいアクション映画も珍しいと思う。
恐らく、これが当時画期的だったのは、低俗でただ暴力的なだけのB級以下の題材を、きちんとメジャーのレベルで成立させたが故に、観るものに相当なインパクトを与えることになったから…というところだろう。非常にエンターテイメント性に乏しい作品なので、目の肥えた現代の観客には、ちと厳しい評価になるのも分かる気がする。…が、この作品はこれで終わらない。ここを端緒に、大きく飛躍してゆくのだから。
恐怖のおいかけっこ
5月末に公開予定のフュリオサの予告が非常に面白そうだったので、全く観ていなかったマッドマックスを初代からおさらい。結果として、思ってたのと違った(笑)というのが正直なところ。どうやら2作目以降の世界観がフュリオサのお話に近いようですね…。とはいえ、ストーリーやアクションの根本的な部分、マッドマックスたるアイデンティティはこの1作目から完成されていたのでしょうか。2作目以降のおさらいが非常に楽しみです。
さて、この映画、最初から最後までひたすらヒャッハー!とポリスメンの追いかけっこです。本当にひたすら…というかポリスメンもヒャッハーしてるな…。このヒャッハー!共のご機嫌な振る舞いに胸糞悪くなりつつも、メル・ギブソン扮するマックスを応援する、そんな映画。非常にシンプル。単純明快。だからこそ熱くなれるし、マックスに感情移入し涙を流しながら「いけ!マックス!ブチのめせ!」と手に汗握る。
後半のマックスの表情の変りようは素晴らしかったですね。怒りと悲しみが入り混じったなんとも言えない目。前半と後半で違う役者か?と思うほどに。こ、これがメル・ギブソンか…!(映画知らんやつですみません…)
私としては家族をあんなんされて、その程度でいいのか!?もっとやっていいぞ!という気持ちにはなりましたが、それでもラストシーンは鳥肌モノ!あれ、後の「SAW」の元ネタでしょうか?あと、ラスト近く、マックスの車がボスを追っかけるシーン。「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスが女の子追っかけてるシーンと被るくらい迫力ありました。怖い。
カーチェイスの魅力とかはよくわからない私ですが、復讐劇としてなかなか見応えがありました。
前評判が高すぎて
見る前から随分とハードルが上がってしまって、見終わってから「それほどか?」と思ってしまいます。
『リーサル・ウェポン』を見て、メル・ギブソンにハマった後だったので、まっすぐな熱血漢の役もクセが無さ過ぎて拍子抜けでした。
ただし、迫力のカーチェイスは、スタントマンが死んだという噂も耳にしていたので、息をのんで見入ってしまいました。
子供の頃 周りの小学生が『ET』や『ネバーエンディング・ストーリー...
子供の頃 周りの小学生が『ET』や『ネバーエンディング・ストーリー』を観て盛り上がってたが、自分はテレビで観てた今作『MAD MAX 』の方が好だった。
カメラを低い位置に設定した撮影と音楽が最高で何回も観て飽きなかったベスト・ムービーだ。
夜空を見上げるたびにナイトライダーを思い出してるぜぇ〜
公開当時オーストリアからスタントマンが死んでる激しいバイオレンスカーアクション映画が日本上陸とか言って煽っていて(実際は死んで無いとの事)
今見るとそこまでかよ?って思いますが当時はハラハラワクワクしながら観てとんでも無く激しくてめちゃくちゃどハマりして映画に出てくる主役が乗ってるインターセプターやらカワサキのビックバイクやらプロテクター付けた革ジャンとかかっこよすぎて後々にその影響を受けた状態のまま大人になって大型バイクを買ってプロテクター付けた革ジャンでMAD MAXの世界観に酔うという中二病を炸裂させながらバイクに乗ってました(主役のマックスは車のインターセプターに乗っていて相棒のグースはバイクだったけど自分の服装は明らかに敵のザコで一緒に連む仲間も居なくて軍団も作れないから敵のザコが単独で細々とバイクに乗ってる寂しい青春を過ごしたとさ(笑笑笑))
見所は大迫力のカーチェイス
若きメル・ギブソンの出世作にして大ヒットシリーズ第1弾。
まるで世紀末のような世界観が特徴的で、服装やカーデザイン、悪役のキャラクター性まで全てが奇抜で衝撃的。
彼の駆るインターセプターからはたとえナイトライダーであろうと逃れる事はできない。
怒りのV8スーパーチャージャーが咆哮するバイオレンスアクションの決定版。
CGや特殊効果は一切使っていないド迫力のカーアクションが見所で、チューンナップされた車たちがトレーラーを突き破り、激しく転がり回り、木の葉のように宙を舞う。
作中に登場したタイヤ痕で円を描く通称“マックスターン”がバイク界ではあまりにも有名ですが、これをやると一瞬でタイヤが擦り減りますので気を付けましょうね☝️(^_-)✨
B級の熱気が頂点に
昔観たかどうかも忘れたくらい何十年ぶりで観たら色々感じました。
先ずは、低予算丸出しの殺風景で芸のない撮影地、わざとらしいカット割りと、大げさでダサい音楽の入れ方、ひねりのないバレバレのストーリー、全てがB級の頂点です。
かつてのマカロニウエスタンや香港カンフーの絶頂期を思わせる熱気を感じます。
ただ、よく観るとカーアクションシーンは意外に短く、むしろそこに至る伏線をじっくり見せるところが、最近の始めから最後まで馬鹿みたいにカーチェイスが続くおバカ映画より断然サスペンスフルです。
ガサツでダサくて安っぽいのに、アクションの原点、原石的な作品です
シリーズ序章という以外に…
敬遠していたシリーズを観てみるかと1作目から鑑賞。低予算の作品だった事は間違いないだろうけど、当時はヒット作だったのだろうか?
個人的には、撮影、脚本、演出、全てが古い作品ですね。という以外に感想がなく、申し訳ないが、面白いと感じるところが全くなかった。
シリーズ的な鑑賞は一旦休止…
狂気のボスとクールなシルバーヘア坊主頭NO2のコンビは後々の漫画や...
狂気のボスとクールなシルバーヘア坊主頭NO2のコンビは後々の漫画やアニメで多くマネされていた様に思います。
疾走するバイクにそれを凌駕するモンスターカ―のインターセプター、当時は憧れてたなあとシミジミ。
最後の10分だけ時間をやる、自分の足を切り離すのに5分とノコギリを渡すシーン
悪党への制裁はこれが原点だったのかなあとこれまたシミジミ。
よかった!!!
あまりベタ褒めするのも気が引けるようなMAD MAXなんだが、MADなんだからよいんじゃない?これぞアメリカンムービーで思うけどヒャハー言うのも憚る感じだけど。暴走バイク団すげー怖さだけど金持ってなさそうで自由そうで、やっぱりこれぞアメリカン。
マックス一家、強いけど油断ありすぎ。
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