マッドストーンのレビュー・感想・評価
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ほぼ無関係、じゃね?
シネマシティのシネマ・ツーaスタで鑑賞
う~ん、マッドマックスの源流という触れ込みでしたが、バイクの数やら暴走族的アウトロー集団とか社会環境の反映とかに辛うじてその断片は見えた気がするけれども、原題が「Stone」であって、警察官Stoneにマッドな要素は一切ないところで邦題は失敗したかなあ。。。
肩透かしを食らったような物語の締め方に脱力でした。。。
「マッドマックス」好きの方は是非
オーストラリア発のバイオレンス・バイカームービー。
こういったカルト寄りの作品まで観れるのだから、サブスクも侮れないですよね。
こちらはマッドマックスの原型とも言われていて、バイクやバイオレンス面もですが何と言ってもキャストでしょう。
ヒュー・キースバーン(トーカッター、イモータンジョー)やヴィンセントギル(ナイトライダー)他、全部で5人がこの作品の出演をきっかけに「マッドマックス」に出演しています。
それと時代なのか、翻訳センスがとにかく凄い。
チーム名も「墓掘り軍団」のように、全部「軍団」付き。
名前に至っては葬式屋・死神・ラリ公・禿鷹・69・白イタチ、この辺はまだわかるとして。
丑満(うしみつ)・すかしっ屁・極道・痩せっぽち・スケコマシ・パチンコ・ガマ蛙・ゴミ箱・助平・ヤブ医者、水虫、やらせ、すっ飛び等、片手間な感じの翻訳が目白押しです。
ちなみに「バードマン」が「すっ飛び」ですよ?
そんな感じではあるのですが、汚染された海に囲まれた暮らしや政治テロ、当時のリアルなバイカー達等中々興味深いところもあります。
そんなテロリストと暴走族達との抗争、そしてその争いを納めるべき潜入捜査官との少しの触れ合いを描いた作品。
潜入捜査の時間で彼らの生活を知り、その本質に触れていく。
最後は警察官としての職務を全うしながらも、彼らの心意気も汲み取る。何とも男臭い作品です。
ストーリーライン的には違うのですが、確かに「マッドマックス」に繋がる臭いはあるんですね。
「マッドマックス」好きの方は是非一度観てください。
トーカッター/イモータン・ジョー
物語は陳腐でLOOKの見た目よりオドロオドロしくなくアメリカのB級バイカー的。
オーストラリアは「マッドマックス」シリーズにしてもKAWASAKIなど日本の単車が登場する。
敵対チームはチョッパー、ハーレー乗りでソッチのが格好良い。
イモータン・ジョー様の若かりしき姿が観れるのが素晴らしい。
ポリはだめだ
メインである筈の狙撃犯は何をしたかったのか良くわからず、ストーリー的には脇役でサスペンス性はまるでなし。意味深なZ1改もこれと言って見せ場はなくただの揉め事のタネって…w。
ストーンという警官が暴走族に先入して交流しわかりあって行くが…という話。そういう意味ではハートブルーに似ているかも…本作の方が断然古いけど。
スカッとする場面は殆どないけど、なかなかテンポが良いし、もう少し続きが観たくなる良い終わり方だった。
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