「心の灯」街の灯(1931) くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
心の灯
昔の映画に興味があったので、観てみました。
この時代の映画を何作か観たのですが、この頃の映画は
サイレントと言う、まだ映像と音声が今のように同時に
進むのではなく、映像の途中で字幕が入ったり
音が無かったりしたんですね。
それはそれで新鮮で面白いものです。
街の灯は、何作か観たこの時代の映画の中で
一番好きな映画です。
好きになった人の為に、一生懸命頑張った主人公が
中々報われず、疑いを掛けられ、どん底の所で
最後の最後に希望の灯が灯る。
あっけなく終わり、余韻を残す感のエンディングは沢山ありますが
この映画は映像が終わった後、私の心にも小さな灯が灯った
気がした作品でした。
大笑いや感動の涙ではなく、ほんの少し頬がほころび微笑む。
そんな感じのエンディングでした。
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