「サーカスが来る」マイ・ライフ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
サーカスが来る
クリックして本文を読む
腎臓癌を宣告され、余命いくばくもない男ボビー。肺に転移し、死を覚悟している。会社社長で年収25万ドル以上の金持ち。小学生の頃、星に願いをかけ、「家の庭にサーカスが来る」と同級生を誘う。
ストーリーがストレートすぎる。それを飽きさせないほどの演技力。まいった、マイケル・キートン。もしかすると、輪廻転生について語っていたので、息子がキートンの生まれ変わりになるんじゃないかと思っていたのに、東洋医学の奇蹟はそこまでかなわなかったようだ。父のスクラップ業を継がずに家を飛び出したため家族とも疎遠。だけど、弟の結婚式を契機に家族の絆をも取り戻す。ほんとにどこにでもあるような死を真剣に見つめたドラマ。クライマックスで、父親からのプレゼントがなければ、何も面白くない映画なのだ。
臨終間際には自宅にて看護婦が付き添うが、これがクイーン・ラティファ。実によく似合ってた。せっかくのサーカスなんだから、小学校の同級生が一人くらい居れば・・・
コメントする