マイ・フレンド・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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泣いた
エリックすごいなぁ。
弱ってるデクスターやそのお母さんへの言葉、名言がいっぱいあった。
友達が悩んでるときこんな風に言える人になりたい。
ラスト、意外とあっさりしてるなって見てたら、最後の最後で涙腺崩壊。
スタンドバイミー的な感動があった。
この年代の友情って特別だよね。大人になってから同じような友達作ろうと思っても難しい。
シンプルに泣ける
国によって泣きのツボは違うらしく、
泣けるといわれる洋画を見てもなんか違うと感じることが多いけれど
この映画はストレートに突き刺さった。
話自体は単純。
大人であればあるまじき行為の数々もリアリティを削ぐものではなく、
子どもならありえるというか懐かしさすら感じる。
演出はあざとすぎもせず、地味でもなくで丁度いい。
内容も予想通りなのに、それでも人の心を動かせる映画は中々ないと思う。
演技もかなり魅入った。
子役2人はもちろんだけど、母親がまた素晴らしい。
子どもへの愛がすごい伝わってきた。
小学生の頃に好きで何回も観ていたものを約10年ぶりに。 うーーん、...
小学生の頃に好きで何回も観ていたものを約10年ぶりに。
うーーん、やっぱすき。
2人の少年がそれぞれ可愛過ぎるし、お母さんおちゃめだし、あとは新しい観点だけど、コンバースをメインに、プーマアディダスと、スニーカーに目がいく。
そしてラストにかけてたたみかけるように涙が止まらない。こんなに泣いたの久しぶりってくらい。
しばらくしてからもう一度観たい。
泣く
特にテントで靴を抱かせるシーンは後々繋がるので、セットで泣ける。
一般的には敬遠されがちな病気であっても、エリックは一切差別をしない。むしろきっと治るはずだと信じて、 一緒に治療法を見つけようとするあたり健気で切ない。
そしてデクスターの母親が、これまた2人のことをよく理解している凄い人で、きっとエリックを実の息子のようにこれから大事に見守っていくんだろうなと思わせるラストでした。
ブラッド・レンフロの輝きは生き続ける
ちょっと生意気な悪ガキ、エリックが(レンフロ)隣に住むエイズの男の子デクスターと友達になり、やがて心を通わせるうち2人はエイズの特効薬を探し始める。
入り組んだストーリーなどは全くなく、ラストへの展開は予め分かっています。
11歳の少年であるデクスターは、やがて迎えるであろう死を自分なりに受けとめ哀しみを隠し、彼に少しでも楽しい時間を作ろうと努力している母親に対し子供なりに健気に死の恐怖と戦いながら生きています。
少年たちには共通していることは父親がいなくて、母親と2人暮らし。
エリックの父親は家を出て若い女性と暮らしています。彼の母親も1人で家庭を支えていかなければならず毎日必死、形相はいつも険しく常に息子に背を向けた状態。
同じ家族構成であってもエリックの母親には何かが抜け落ちています。
心が通いあっていないのに半ば暴力で自分の言いなりにさせようとします。
もしかしたら息子に自分たちを捨て、若い女性と暮らす夫の姿をみているのかもしれない、また毎日クタクタになるまで懸命に働いてるのにそれを認めない我が子が腹立たしいのかもしれない。
または、仕事が精一杯で年頃の息子にどう接して良いか分からないのかもしれない。
彼女は息子をエイズの子供に近づけたくないという偏った思考があり、デクスター家族と関わっていると知ると暴力で引き離そうとする。
理想の親子像ではあるが、いつ逝ってしまうかわからないデクスターと健康だけど愛情に飢えているエリック…
黒のコンバース(ハイカット)のアップから入るこの作品は全編を通してこのコンバースが2人の友情を示すディテールとして面白くそしてもの哀しく使われている。
デクスターの母親とエリックの繋がりを描いている部分もホロっとさせられ、特に後半部分ではしゃくり上げのボロ泣きになりました。
エリックがしたこと…病気の子供を連れ回したり、映画(ショーン・コネリー主演のザ・スタンド)を観て雑草を摘んで煮立てて呑ませたりといった行為は大人からすればとても危険で無謀に見えるが病気のデクスターに変な同情を示さず、普通に(...というかむしろ悪ガキ)接しているのができそうでなかなかできないことであり、ストーリーの展開に深みを与えているところです。
デクスターの母親を演じたアナベラ・シオラも表情が生き生きしていて素敵でした。
ブラッドは亡くなってしまったけれど、彼の作品そして輝いていたあの表情や演技は不滅です。
早くからDVD化を待っていました…欲をいえばブルーレイで観たかったです。
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