「亡くなった少年が心のなかで生き続ける作品」マイ・フレンド・フォーエバー 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
亡くなった少年が心のなかで生き続ける作品
孤立していたエリックと
HIVに感染していた2人の友情のストーリー
でした。
2人の少年が純粋な気持ちで向き合い
打ち解けていく過程が清流のように
瑞々しい感性で描かれていました。
2人がミシシッピに向かって航海した旅は
エリックにとって、生涯忘れられない
想い出になったと思いました。
エリックの母親はHIV患者に差別的な
見方をしていたけれど
デクスターの母親が2人が固い友情で
結ばれていたことを教えてくれました。
永遠に旅立つデリックを見送ったエリック。
川面に浮かんだ靴。
エリックの瞳には、デクスターの靴が
映り込んでいるように思いました。
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